蒸気機関やら電気やら銃やらある異世界で屋台引きながら迷宮ででかい剣ブンブンする話
ここではない何処か、今ではないいつか。剣と魔法、蒸気と電気、そして銃と火薬が混在する混沌とした世界。迷宮より生み出される巨万の富を元に、日々発展を続ける都市。人はそこを迷宮都市と呼んだ。
ある日唐突に迷宮都市で目を覚ました男、咲森博次。彼は帰還の手掛かりを求めて今日も迷宮に潜る。レベルも上がらず、魔法を使うこともできない彼の力は筋力増強スーツ、右腕の機械義手、武骨な大剣、そして自身の機転のみ。果たして、彼の行く先は――――
「――――今日は、屋台を引こうと思うんだ」
ある日唐突に迷宮都市で目を覚ました男、咲森博次。彼は帰還の手掛かりを求めて今日も迷宮に潜る。レベルも上がらず、魔法を使うこともできない彼の力は筋力増強スーツ、右腕の機械義手、武骨な大剣、そして自身の機転のみ。果たして、彼の行く先は――――
「――――今日は、屋台を引こうと思うんだ」
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2021/12/11 15:48