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2/10

ー2-

間が開いてしまってすみません(>_<)

埋め合わせにはなりませんが、本日2回投稿します。


そうして連れていかれたのはダニエルの部屋だった。

私は部屋に連れ込まれたときびっくりして、手を払った。

「ちょっと何」

「姉さん、さっき見たでしょ!助けて!」

え……。何この子、子犬みたいに目を潤ませてどうしたの。

こんな子だったかしら。

「来る途中もわかったでしょ、今朝から突然男から執着を持った目で見られるようになって。

さっきもヨハンに押し倒されたし!

怖いよ!」

こんな落ち着きのない子だったかしら。


すぐ近くで破裂音がした。

何事?と思わずつぶってしまった目を開けようとした時、

「えっ!?」

とダニエルの声がして、衣擦れの音が聞こえたのであった。


そして冒頭へ至る。

私には婚約者が……。

などと考えて、目を閉じたまま逃げようとしたけれど、流石に危ないのでとりあえず目を開けた。

そして目の前の弟に絶句。

「ど、どちら様ですか?」

目の前にいるのはダニエルにそっくりな、上裸の女の子であった。


目の前の少女は間違いなくダニエル。

なのにどうしたその体つきは。

「あなた……。どうしたの?」

そして私は盛大な勘違いの恥ずかしさで少し震えている。

「ぼ、僕にもわからないよ……!なんでこんな……!」

僕ぅ?待ってこの子もっと大人びてなかった?

まあいいそれに引っ掛かってる場合じゃないわ、とにかく年上らしく

余裕のある対応を取るのよ。

「と、とりあえず、隠しましょう!」


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