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異世界転移

「う、ぅ~ン。」

真人は一瞬の光が終えてもなお気絶している。

そして目覚めた。

真人はあたりを見渡した。真人がいるのは窓はなく本棚がずらりと並べられた正四角形な部屋にいた。しかもさっきまで学校の制服を着ていたのに今はぼろい茶色tシャツに少しぶかぶかなズボンを着ていた。

「なんだここは?しかも服が変わった!?」と思った。

異世界転移の副作用みたいなものか少し記憶が曖昧だ。

真人は少し前の記憶に戻った。

確かここに来る前にモーセという男から世界を救ってくれみたいなことを言われてたなぁ~。にしてもここはどこだ?そういえば、あいつどこに転移されるか言ってなかったな。

とか思ってる場合じゃないとなり、まずは部屋の中を散策した。

本棚の本から見た。

本の背広に書いてある文字が読めない。

それもそのはずここは異世界、日本語とか英語などの言語は使われていない。

それを知った真人は「いや、言語適応能力とかつけておけよ!!」とモーセに向かって大声で叫びたいけど叫べないそれほど深刻な状況だ。


一方そのころ当の本人は一人楽しくお茶を飲みながら本を飲んでいる。そして誰か噂をしているを気がするときにでる動作で定番のくしゃみが出た。


とりあえず一旦言語が読めないことは置いといてまずはここから出るのが先と思い出口を目指した。

一見扉がないのかと思ったが本棚の本を取った際奥が見えるのがわかってそこからのぞいったらドアがあるのが見えた。

本棚から本を抜き取って本棚をずらした。ずらす際、縦にずらすが真人は身長は平均身長ぐらいだが小柄なためずらすだけでも半日分の仕事をしたくらいだった。

そして必死(真人の場合)に本棚をどかして出したドアに向かって歩き開けた。

ドアを開けると結構長く暗い廊下がありその先には光が見えた。

恐る恐る光の方向に歩いていく。

するとそこは外につながっており外には真人がいた建物を囲む森がずらりとあった。

それを見た真人はうんざりしもう帰りたいと思った。

まぁ進まないといけないのか。にしてもこの建物無駄にでけえなぁ~。中はあの部屋しかなかったのに。

とさっき中にいた建物を見て思った。この建物はまるでゲームなので出てくる神殿みたいな外見だった。

だが部屋は一つしかないことが不思議だったが今の真人はそんなことはどうでもいいことだった。

それより大事なことは、この森を抜けることだ。

「はぁ~」と一息だし森に向かって歩いた。

                    ☆

明るかった森もだいぶ暗くなった。

しかしずっと歩いているが一向に森を抜ける気配がなかった

真人の体力がゼロに等しい状態になり、今にも家に帰ってベットの上にダイブしたいほどだ。

「あぁ~、くそ疲れた。なんでこんなにデカいんだよこの森!いつまで歩けば出れるんだよ!」

真人は「ぜぇぜぇ」と息を吐きながら愚痴ついていた。

そもそもモーセがあんなところに送ったのが悪いじゃないか!

とついには事の原因のモーセに怒りをぶつける始末。

すると近くから男の声が聞こえてきた。

「あれ?ここら辺に人の声がしたするが?聞き間違いかな?」

「いや聞こえた気がするが。」

と男が二人で会話しているところを見つけた。男たちは森で狩りでもしてたのだろう。大きいかごを背負っていた。若くガタイのいい男と少し年を取っているが真人の何倍かはガタイがいい男だ。

「まぁ、そんなことより早く帰ろう。最近この森から死体がよく出るからな。」

いや何それ怖すぎだろ!

と隠れながら聞いてる場合じゃないと思いその男たちに声をかけえようとした。

「あの~!すみませ・・・!」

声をかけようとしたが急に真人の体は地についていた。

なんだ?急に体がだるくなって。

「やっと見つけた。結構探したんだぞ。」

「!」

と目の前に急に現れた男はそう言った。その男は中には十字架みたいな紋章柄の黒い服に上に白いローブを黒い服に覆うように着ていてどこかの宗教信者みたいな服装だ。そのうえ顔は絵にかいたごとく綺麗に整っていて、髪は黒で綺麗な長髪だった。そして手には何やら宗教の本を持っていた。しかしこの近くに教会などはもちろんなかったがなぜこんな森の奥に信者がいるのだと不思議に思う真人。それに真人のことを探してたというのも不思議だった。

もしかしてこの体がだるいのも!

「まったく、どれだけ探したかわかるか?」

とため息を吐きながら言った。

でもなんで真人のことを探しているのかよくわからないし、まだここに来てから約半日しかたってない。

「なんで最初の場所から動くかな?ここらへん魔物とかがいるんだから勝手に出ちゃダメでしょう。」

「あ…あんたは誰だ?てか魔物!?」

と聞いた。

てか魔物とかいるのかこの世界!

その男はやれやれと首を左右に振り口を開いた。

「しょうがないな。じゃあ言うからね。ほんとに言っていいの?もしかしてそれ振りだったりしない?それだとなんてかえしていいのかわからないんだけど?」

「早くしてくれないですか!?俺今だるいです!早くベットの上で休みたいですよ!」

「いやうつぶせになっている人に言われたくないが。」

と何故か初対面なのに飽きられてしまった。

てか初対面でここまでしゃべれる人っているのかよ。

その男はさっきまでの行動とは正反対で急に真面目になった。

「まあでも自己紹介は大事だな。」

と言い終わると深呼吸し言った。

「それでは、今宵の時探しに探した男真人に我の名を何時にお教えしよう!」

と言って両手を挙げさらに続けた。

「我の名は…。」

「おいそこに誰かいるのか!?」

「!」

と自己紹介の途中妨げるようにさっきの男たちがこっちに来る足音が聞こえた。

するとその男はさっきまでいたところにいたのにいなかった

そして男たちが真人の前まで来た。

「おい!大丈夫か!?」

「今、村まで運んでやるからな!!」

と言うところまでは聞こえたがそのあとは寝てしまい何も思い出せなかった。


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