ワン・ツー・スリー
失敗談を連ねれば
山のよう
だけど僕は
ワン・ツー・スリーで
消え去る
イリュージョンを
使えるような
マジシャンじゃない
星を瞳に映せば
海のよう
だけど僕は
ワン・ツー・スリーで
流れ出す
ピュアな涙を
こぼせるような
人魚でもない
闇をかぶせて
ワン・ツー・スリー
消えた月に
手を振れば
それでも
フォー・ファイブ・シックス
続いていく想いを
傍らに
流せない涙は
取っておくから
君と唱える
ワン・ツー・スリー
ほどいた会話は川のよう
いつか言葉が
交じり合えばいい