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案内人は異世界の樹海を彷徨う  作者: 月汰元
第3章 セカンド転移門編
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scene:46 幕間 猫は頑張る(1)

 ミコトたちと別れた後、ミリアとルキはハンターとなる決心をした。リカヤとネリは荷物運びを続けた方が良いと助言してくれたが、ミコトたちのような人達がもう一度現れるとは思えなかった。

「ミコト様がハンターににゃっても、やっていけると言ってくれたでしゅ」

「ルキもヒャンターになりゅ」

 ルキがピョンピョン飛び跳ねながら宣言する。

「ルキもハンターにするつもり?」

 リカヤが心配そうにミリアに尋ねる。ハンターになるには、ルキが幼すぎるのを心配しているのだ。だが、ルキは家で大人しく待っているような子ではない。一人で森に出かけでもしたら、それこそ危険だ。


「ハンターは年齢制限にゃいのでしゅよね」

「ええ、身分証代わりに登録証を持たせる子供の親もいるくらいだからね」


 ミリアたちはハンターギルドへ行き、受付の若い女性に登録を願い出た。対応してくれたのは縮れた赤毛の綺麗な女性だった。身分証として迷宮荷物運びの許可証を出す。荷物運びをしている者が全員持っている許可証だが、身分証としても使えるものだ。

「ハンターになりますと、この許可証は使えなくなりますが宜しいですか?」

「構わにゃいでしゅ」

 ハンターギルドの規則で荷物運びの兼業は禁止されている。


 カウンターで待っていると、木製の登録証を持った受付嬢が戻って来た。

「お待たせしました。これが序の口ランクの登録証になります」

 ミリアとルキは登録証を受け取り、キラキラした眼で確認した。とは言え、二人は文字を読めなかった。

「私が代わりに読んであげるよ」

 一緒に付いて来たネリが声を掛けた。あの部屋に住む四人の中で文字を読めるのはネリだけなのだ。

「お願いしましゅ」

 ネリが登録証を読み上げ、間違いのない事を確認する。


「凄いね。ネリ、私にも文字を教えてくれる?」

 平民の中で読み書きが出来る人口は二割だと言われている。更に猫人族の中だと一割を切る。識字率が低いのは貧しい生活環境に原因が有るのだが、悲しい事に、猫人族にはそれを改善する手立てがない。

 ネリはそんな現状を少しでも改善する為に猫人族の学校を建てたいという夢があるのだが、実現には程遠いのが現実だ。だから、友人であるミリアが文字の読み書きを教えてくれと言った時、ニコッと笑って頷いた。


 ハンター見習いになったミリアとルキは、リカヤとネリとパーティを組む手続きをお願いした。リカヤたちと一緒に仕事をしながらハンターについて学ぼうと考えての事だ。

 ミリヤたちのパーティ手続きを引き受けた赤毛の受付嬢モレラが手続きを開始しようとした時。

「ちょっと待ったぁ~!」

 大声と共に現れたのは、猫人族の少年マポスだった。今日のマポスは安物の革鎧を着け腰にショートソードを帯びていた。荷物運びの少年がハンター見習いに化けている。マポスの背丈は普通だが、ガッシリしておりミリアたちより革鎧が似合う猫人族の少年である。

 リカヤが一つ年下のマポスを値踏みするように見てから問い質す。

「マポス、その格好は何だ? まるでハンターににゃったみたいじゃにゃいか」

「みたいじゃにゃい。オイラも今日からハンターだ」


 ミリアが小首を傾げながら尋ねる。

「アレッ、マポスは国一番の荷物運びににゃるのが目標じゃにゃかったのでしゅか?」

 マポスが耳をピョコッピョコッと動かしてから視線を逸し。

「荷物運びにゃんて、オイラには役不足にゃんだ」

 それを聞いたリカヤが呟く。

「どうせミリアがハンターににゃると聞いたからだろ」

 マポスがリカヤをキッと睨んでから。

「このパーティにオイラも加わりたい」


 女だけのパーティより男が加わる方が攻防のバランスは良くなる。パーティとしては喜ばしいが、加わるのがマポスと言うのが問題だ。この少年はうっかり八兵衛的な性格なのだ。

 リカヤたちは相談した上で、マポスをパーティに参加させる事にした。ハンターには力仕事が付き物だからだ。


 パーティの手続きを済ませた後、次は受ける依頼を選ばなくてはならない。依頼票ボードには、見習いが受けられる依頼は少なかった。ポポン草やモシャク草などの薬草採取、ゴブリンの討伐、長爪狼の討伐などの常駐依頼と薬草鶏の肉採取、跳兎の肉採取、コブリナ草の薬草採取など。


 ミリアたちのパーティ『キャッツハンド』は跳兎一〇匹の肉採取を選んだ。南門を出てすぐの雑木林へ行く。

 キャッツハンドには魔法の索敵能力を持つ者は居ないが、それに匹敵する能力が有った。猫人族の耳である。人間族と比して数倍の聴力を持っているミリアたちは、耳に神経を集中する。風の中に紛れ込んだ魔物が立てる微かな音を聞き分け、その位置を特定する為に三角形の耳をピコピコと動かす。


「左前方に魔物の気配がしましゅ」

 ミリアが呟くと、マポスとリカヤが。

「こいつは、跳兎じゃねえぞ」

「ゴブリンよ。二匹……いや三匹だわ」

 リカヤとネリの二人でパーティを組んでいた時は、逃走を選択しているケースだ。しかし、今は人数が増えている。ミリアたちは戦闘態勢を取り、ルキを後ろに隠す。


 ミリアとルキの装備は革鎧にホーンスピアとパチンコ、リカヤとネリの装備は革鎧にショートソードである。リカヤとネリの二人も漸く赤蔓アーマーを卒業出来たのだ。

 間もなく木陰から三匹のゴブリンが現れ、ミリアたちに気付いた。


「マポスとミリアは、二人で左の一匹をお願い、私は真ん中の奴を、ネリは右よ」

 ハンター経験が最も長いリカヤがリーダーとして指示を出す。ミリアはホーンスピアを片手に駆け出した。

「リカヤ姉ちゃん、ルキは?」

 ルキが駆け出したリカヤに尋ねる。彼女が振り返って大声で叫ぶ。

「隠れていにゃさい!」

「しょんにゃ~」


 逸早くマポスがゴブリンに駆け寄り、ショートソードを叩き付ける。力任せの単純な斬撃はゴブリンの棍棒で受け止められ弾かれた。体勢を崩したマポスにゴブリンの棍棒が襲い掛かる。

「ウワッ!」

 マポスの叫び声に応えるように、ミリアがホーンスピアでゴブリンの棍棒を受け止めた。ゴブリンの力は成人男性の平均より強い。普通なら槍を弾き飛ばされてもおかしくない。だが、ミリアは『魔力袋の神紋』を授かり筋肉細胞の一部が魔導細胞に変化可能となっている。しかも、ミコトたちと一緒に戦い大量の魔粒子を浴びる事で強靭な魔導細胞が急増していた。


 しっかりと棍棒を受け止めたミリアは、そのまま棍棒を弾く。今度はゴブリンが体勢を崩した。

「マポス、今でしゅ!」

 ミリアの指示に弾かれたように、マポスが斬撃を放つ。ショートソードが肩口に当たり血が吹き出す。しかし、致命傷ではなかった。すかさずミリアのホーンスピアがゴブリンの胸に突き刺さり止めを刺す。

 マポスがホッとして動きを止める。そこにミリアが。

「リカヤを助けて、私はネリを。いいわね」

「お、オウ!」

 戦闘を開始した時から、見違えるように活き活きとしているミリアに、マポスは驚いたようだ。


 ネリが苦戦していた。

 相手をしているゴブリンは、錆だらけの槍を持っていた。槍とショートソードでは、リーチの差がある分だけ槍が有利となる。ゴブリンが振り回す槍を躱しながら、防御だけで手一杯になっているネリ。

 その時、ネリはかなり焦っていた。ゴブリンの持つ槍が絶え間なく襲い掛かり、それを何度も躱す。猫人族特有のしなやかな動きで対処するが、一度も攻撃出来ないままズルズルと後退してしまう。

「もう少し粘っていれば、必ずリカヤたちが助けてくれる」

 そう信じて防御に徹する。


 そこへミリアが参戦した。ゴブリンが振り回す槍に、ホーンスピアを突き出し受け流す。伊丹に習った基本技に従い、受け流すと同時にホーンスピアを捻り、石突(刃部と逆側の先端)をゴブリンの下腹に送り込む。

 ゴブリンは慌てて飛び退いた。連続攻撃を止めたミリアは、気合を発しゴブリンを追撃する。ホーンスピアを上段からゴブリンの肩口目掛けて振り下ろす。槍の柄で受け止められるが、そこを押し込み跳ね返される力を利用して穂先をひるがしホーンスピアの刃でゴブリンの足を払う。


 『ザシュッ』ホーンスピアの刃がゴブリンの右腿を切り裂いた。但し払う速度と力がそれほどでもなかったので傷は浅い。ゴブリンは悲鳴を上げ地面をのた打ち回る。

 ネリが待っていたかのようにショートソードを突き出し止めを刺した。


「ミリア、やるじゃないか」

 もう一匹のゴブリンを仕留めたリカヤが、ミリアの腕前を賞賛する。

「いえ、まだまだでしゅ。ミコト様たちなら一瞬で仕留めてましゅ」

 この戦いで、ミリアはハンターとして十分に戦える事を示した。


 マポスとミリアは剥ぎ取りも問題なく出来るようだ。ゴブリン三匹で銅貨十五枚の収入になる。一日分の食糧費には十分だが、五人パーティの収入としては少ない。

 ミリアたちは跳兎を探して雑木林の奥へと進む。暫く進んで跳兎二匹を発見した。草叢に座り込んだ兎達が雑草をんでいる。それを確認したリカヤたちが飛び出そうとするが、ミリアが止めた。


「これで跳兎を仕留めましゅ」

 ミリアがパチンコを持ち上げた。

「そんな玩具みたいなもので大丈夫なのか?」

 マポスが疑わしげに質問を挟んだ。やっと出番が来たルキが張り切って口を出す。

「ルキとお姉ちゃんにまかしぇにゃさい」

 ミリアとルキはパチンコに鉛玉をセットし、跳兎の頭を狙う。動き回る的に当てるのは難しいが、大人しく食事をしている的に当てるのは容易かった。魔力を込めて引き絞られたパチンコから鉛玉が発射された。


 次の瞬間、『ガチッ!』『ドスッ!』と命中した音が響く。

 左の跳兎は額に穴が空き、右の跳兎は首から血を流し地面に倒れ伏す。

「エッ……何?」「ウソッ!」「オッ!」

 リカヤとネリ、マポスは驚いた。兎とは言え、魔物は魔物である。それを一発で仕留めるなど、玩具のようなものが秘めている威力に目を見張る。


「ヤッちゃ―!」

 ルキが歓声を上げている。あまりの嬉しさに両腕を振り回し変な踊りを舞いながら倒れた獲物の方へと歩き出す。他の四人は、そんなルキの仕草を見てほっこりとした気分になった。

「ミリア、そのパチンコというのは凄い威力にゃのね。あたしでも使えるの?」

 リカヤの問いにミリアが残念そうに応える。

「パチンコは魔力を使いましゅ。だから、リカヤにはまだ無理でしゅ」

「魔力か……『魔力袋の神紋』を授かれば使えるようににゃれるの?」

「それだけじゃ駄目でしゅ。ミコト様に奥義を習うか、『魔力発移の神紋』を授かる必要がありましゅ」

「でも、その人は迷宮都市を離れちゃったんでしょ」

「うん、だから『魔力発移の神紋』が必要でしゅ」

「ミリアが、その奥義を教えられないの?」

「駄目でしゅ。本当は奥義の事も教えちゃいけにゃかったの。リカヤだから特別」


 『魔力発移の神紋』は本来汎用性の高い神紋である。魔力を体外へ放出可能になると言う事は、魔力を制御する補助神紋さえ有れば様々な魔法が使えるようになる。汎用性の高さで言えば『魔力変現の神紋』に匹敵する。

 だが、この神紋の付加神紋術式はあまり開発されていない。この神紋が強化剣との組わせで使われる事が多く、『魔力発移の神紋』と言えば強化剣と言うのが常識化していたからだ。


 後日、この『魔力発移の神紋』に興味を持った薫が、その詳細を解析し数々の付加神紋術式と魔道具用の補助神紋を開発した。但しほとんどが便利魔法と呼ばれるものだったので、魔導師ギルドは興味を示さなかった。

 だが、興味を示した者たちも居た。ミリアから、その便利魔法の存在を知らされた猫人族である。数年後、『魔力発移の神紋』や『魔力変現の神紋』を授かる猫人族が増え、魔導師ギルドが驚く事になる。


 二匹の跳兎を仕留めた後、ミリアたちは次々に跳兎を狩り、合計で十一匹分の肉を手に入れた。跳兎一匹分の肉は自分たちの食糧として残し他はすべて精算する。合計で銅貨九〇枚になった。

「ハンターって、思っていたより儲かるんだ」

 マポスが見当違いな言葉を発し、リカヤが苦笑いをする。迷宮とは違い、都市の周辺で狙った魔物と出会でくわす確率は、それほど高くないからだ。


「今日は幸運だった。けど、明日もそうだとは限らにゃいよ」

 そう思っていた時期もありました。でも、それは魔物の習性を知らず、闇雲に狩りをしていたからだと気付かされる。


 次の日、空がどんよりと曇り風が強かった。ミリアたちはギルドへ行き依頼をチェックする。

「今日も昨日と同じでいいんじゃねえか」

 マポスが軽い感じで言う。リカヤもそれでいいかもと考えた。

「駄目よ。今日は風が強いから、跳兎は巣穴から出て来にゃいと思うの」

 ミリアが反対する。ミコトから魔物の習性を幾つか聞いていたからだ。

「そうにゃのか。だったら、何にするんだ」

「こういう日には、ぶちボアがいいでしゅ」


 ぶちボアと言うのは、猪の魔物で体長一五〇センチほど、黒い毛並に白い斑がある。本来、ハンター見習いには荷が重い魔物だ。

「無茶だよ。ぶちボアの毛皮や肉は高く売れるけど、あいつの突撃は危険だわ」

 今まで敬遠していた獲物なのだ。当然、リカヤが反対する。

「心配無いでしゅ。ぶちボアは罠で仕留めましゅ」


 取り敢えず試す事になった。雑木林で獣道を探し出し、そこにぶちボアの毛が落ちているのを確認した。

「ここの木の枝を利用して罠を作りましゅ」

 ミリアはミコトに習った通り、木の枝に丈夫な蔓を結び付け、枝の弾力を利用した釣り上げ式の罠を完成する。獣道には蔓で作った輪っかが隠され、罠の周辺に餌となる木の実がミリアたちの手でばら撒かれた。


 罠を仕掛けた場所は、水場とどんぐりに似た木の実を付ける樹が多い場所とを繋ぐ所で、かなり頻繁にぶちボアなどの魔物が通る絶好のポイントだった。

 ミリアたちが木の上で二時間ほど待った頃、漸く獲物が現れた。体重一三〇キロほどのぶちボアで、獣道に落ちている木の実をむさぼりながら罠に近付いてゆく。鋭敏な嗅覚を持つぶちボアは、鼻をヒクヒクさせ周囲の臭いを嗅ぎながら警戒しているが、風下に居るミリアたちには気づかない。


 ミリアたちはジリジリする気持ちを抑えながら、少しずつ罠に近付くぶちボアを見守っていた。

 ついに罠の上にぶちボアが到達した時、リカヤがナイフで蔓を切断した。罠が作動しぶちボアの後ろ足をしっかりと捕らえ、しなっていた枝が反動でぶちボアを釣り上げる。

「ブギャッブギャッ……」

 ぶちボアが騒がしい声を張り上げるが、完全に罠に掛かっている。逆さ吊りされているぶちボアを確かめると、ミリアたちは木から降り、ぶちボアに近付く。

「お姉ちゃん、この豚さんは美味しいのでしゅか?」

 昼時が少し過ぎている。ルキは空腹のようだ。

「美味しいでしゅ。でも、これは売るから駄目よ。昨日の跳兎が残っているから、それで我慢してね」

「分かっちゃ」

 ルキの眼がぶちボアに釘付けとなっている。それを感じたぶちボアが一瞬怯えたような眼をしたが、見間違いだろう。


 先頭はマポスで、ニコニコしながら不用意に近付く。

「マポス、仕留めるまで不用意に近付くにゃ」

 リカヤが注意したが遅かった。

「大丈夫だ……ギャッ!」

 逆さ吊りされたまま暴れたぶちボアの前足が、マポスの頭を叩いていた。不安定な状態での一撃だったので、それほど威力は無かった。ただ、マポスは涙目になり、もう少しすれば頭にデカいコブが出来るだろう。

「言わんこっちゃにゃい」


 ぶちボアを仕留めたミリアたちは、死骸をギルドで借りた荷車に乗せ少し離れた場所へ移動し解体する。毛皮を剥ぎ、魔晶管を取り出し、内臓を綺麗に抜き地面に埋める。

「どうしようか。もう一匹狙う?」

 リカヤが皆に尋ねた。時間的には余裕があるが、雨が降りそうな空模様だ。

「雨ににゃりそうだから、今日は帰ろう」

 ネリの冷静な意見にミリアとリカヤが賛成し戻ることになった。

「もう一匹くらい仕留めてからでも遅くないのに」

「マポス、無理は駄目よ。一匹でもこれだけの獲物だから、相当な収入ににゃるわ」

 ネリの言葉に、不満顔のマポスが頷く。


 順調に狩りをこなす猫人族たちは、ハンターとしての経験を積み実力を養ってゆく。時折、迷宮都市を訪れるミコトから、狩りの知識や応用魔法の知識を学び、短期間で序二段へランクアップした。


2015/3/5 誤字・脱字修正

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