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案内人は異世界の樹海を彷徨う  作者: 月汰元
第2章 勇者の迷宮編
42/240

scene:40 ホブゴブリン

 翌朝、太陽が地平線に顔を出すと同時に、ミリアは目を覚ました。身支度をした後、ルキを起こす。なかなか目を覚まさない妹に手を焼く。起きたルキを着替えさせ、外にある井戸で顔を洗う。

「さあ、ルキも顔を洗って」

「お水、冷たいからやー」

「じゃあ、お姉ちゃんだけ練習に行くけど、ルキはおるしゅ番ね」

 ルキがイヤイヤする。そして、頬を膨らませながら顔を洗う。二人が練習場に選んだのは、近くに在る丘の上である。一〇分ほどで頂上まで登り、小さな空き地で準備体操のストレッチから始める。

「にゃひょ……ふはっ……にょほっ」

 ルキから変な気合が漏れる。


 素振り、調息、躯豪術の復習を行い。最後にパチンコの練習をする。

「ヤッター、お姉ちゃん、ちょんだよ」

 どうしても出来なかった魔力の制御が、今朝は少しの練習で出来るようになった。昨日は疲れていて集中力が切れていたようだ。ルキは小石を次々に樹の幹に当てていく。しかも……。

「ウッ、にゃんで私より命中率がいいの」


 練習が終わり、部屋に戻る。リカヤとネリが朝食の準備を済ませて待っていた。

「おはよう、朝練か。私たちも参加したいんだけど駄目かな?」

 ネリがミリアとルキに声を掛ける。

「ちょっと待って下さい。練習には秘密にしゅると約束した技術も含んでいるでしゅ。だから、ミコト様に聞いてみましゅ」

 ミリアが済まなそうに応えるとネリも納得したようだ。

「そうか、分かった」


「さあ、朝食にしよう」

 リカヤが皆を促しパンと燻製肉、香草茶の食事をする。香草茶はリカヤたちが雑木林から採取し保存が効くように干したものを使っている。

「今日も迷宮なのか?」

 リカヤが尋ねるとルキが元気一杯で応える。

「ちぇがうよ。今日はおやしゅみで、イタミおじさんからしょう術をにゃらうの」

 リカヤがミリアに視線を向ける。翻訳の依頼である。

「今日は休養日で、イタミ様から槍術を教えて貰う約束をしていましゅ」

「ミリアたちがうらやましいよ」


 一方、俺たちは何をしていたかというと、宿の部屋でホブゴブリン対策の作戦会議を開いていた。色々な意見が出たが、最後に伊丹が秀逸な提案した。

「ミコト殿、奴らには『釣り野伏』が有効かと……」

 『釣り野伏』とは戦国大名の島津家が得意とした戦法で、わざと負けたふりをして逃げ、追撃してくる敵を待ち伏せで倒す戦法である。伊丹は『釣り野伏』について俺たちに説明してくれた。

「でも、俺たちは三人しか居ないんだよ。人数が足りなくない?」

「そこは魔法で代用が可能でござる。ミコト殿の<缶爆>、薫会長の<三連風刃トリプルゲール>で通常ホブゴブリンを殲滅し、残ったメイジどもを血祭りにいたす戦術なら、勝利は確実でござる」

 その後、伊丹の提案を煮詰め、詳細な段取りを決めた。


 作戦会議が終わり、一息入れる。薫が椅子の上で伸びをしてから、きっぱりとした口調で宣言した。

「次が最後の迷宮探査にします」

 俺は少しホッとする。迷宮を体験したいという依頼人の要望は叶えられた。途中から、猫人族の子供たちを鍛えるという依頼が追加されたが、こちらはサービスの範囲なので余力で対処した。ちょっと猫人族に肩入れし過ぎた気もするが、猫人族は俺のお気に入りなので仕方ない。


 俺がホッとしているのを感じたのだろう。薫が案内人という仕事に興味を抱いたようだ。

「ミコトさんは、なぜ案内人をやっているの?」

 俺が案内人として契約したのは、政府の役人のしつこい勧誘に根負けしたのが大きな原因だ。その後、案内人を続けているのは、色々な理由が有る。

「俺は孤児だから、頼れる人間が居ない。だからかな。少しでも安心が欲しくて、金を貯めてた。色んなアルバイトをして、最後には案内人だ」

「お金の為だというの? ……でも、こちらの世界なら、案内人にならなくても生きていけるでしょ」

 俺はちょっとだけ顔を顰めてから。

「俺には、リアルワールドと決別する覚悟はないよ。案内人を辞める事は、転移門が使えなくなると言う事だ」

 転移門は政府が管理をしている。転移門周辺は自衛隊が封鎖しているので、ゲートマスターであっても許可無く近づく事は許されない。

「でも、向こうには身寄りも何も無いんでしょ」

「おいおい、俺はボッチじゃないぞ。少ないけど友達も居るし、妹のように可愛がっている女の子だって居る」

「ミコトさんはこちらの世界の方がいきいきしているようだけど」

 俺は苦笑いして、後頭部をポンポンと叩き。

「この異世界は気に入っている。だけど、見たい映画やテレビ番組、食べたい料理、観光したい場所、リアルワールドにも魅力を持つものは一杯ある」


 リアルワールドに絶望した人なら、こちらに永住するのもいいだろう。但し、異世界はそれほど快適な世界じゃない。江戸時代並みのトイレ事情、起きた時に腰を痛めそうな寝具、薄味で調味料不足の料理、娯楽の少ない生活など現代人なら一ヶ月もするとホームシックになってしまうだろう。


 もちろん、金持ちはそれなりに快適な生活を送っているかもしれない。だが、金を稼ぐのも楽じゃない。



   ◆◆◇--◆◆◇--◆◆◇


 午後になりミリアたちが宿に来た。伊丹から槍術を習う為だ。二人の手にはホーンスピアが握られている。カリス工房に寄って受け取って来たのだろう。

 皆で雑木林へ向かう。ルキが出来上がった自分の槍を嬉しそうに擦り、振り回し、突きの真似をしたりしながら歩いて行く。

「ルキ、止めなさい。危ないでしゅ」

「は~い♪」

 新しい槍を手にしたルキは余程嬉しいようで叱られても笑顔を変えない。修業場所として使っている空き地に近付いた時、人の話し声が聞こえた。


 空き地に居たのは、鎧豚の森で一緒に戦ったディンと『黄金の戦人いくさびと』パーティのメンバーだった。ギルドで要注意パーティに指定された『黄金の戦人いくさびと』は相変わらずのようだ。

「おい、ディン。無視するんじゃねえよ」

 かつて仲間だったメンバーに取り囲まれたディンが、怒りの表情を見せている。

「貴様ら、よくも僕の前に姿を現せるものだな」

 ニキビ面の男が馬鹿にするように鼻で笑う。

「フン、この前みたいに助けが来ると思うな」

 いきなりガテン系の逞しい槍使いの男がディンに突きを放つ。ディンは反射的に突きを避けるが、バランスを崩してしまう。ニキビ面の男がディンの隙をつき腹を殴る。

「まだまだだな。お坊ちゃん」

 ディンが苦しい表情の中に怒りを見せる。


 そこに薫がホーングレイブを杖のように突きながら姿を現した。薫はディンを痛めつける男たちを一睨ひとにらみして。

「イタさん、ミコさん、やっておしまいなさい」

「承知」

 伊丹はノリノリで走りだしたが、俺は幾分脱力気味でトボトボと歩いて向かう。……誰がミコさんだ。越後の縮緬問屋のご隠居じゃないんだぞ。

「アッ!」

 『黄金の戦人いくさびと』の連中は、俺たちに気付いて驚いたようだ。驚く暇があれば逃げれば良かったのだ。槍使いは伊丹に捕まり、肩の関節を外されのた打ち回る。魔法使いは詠唱途中で俺に捕まり髪の毛を掴んで引き回した上で顔面に膝蹴りを叩き込んで気絶させた。

 最後に残ったニキビ面が逃げ出そうとした処に、薫の<風刃ブリーズブレード>が襲い掛かった。もちろん、殺すつもりのない薫は、威力を落としている。


 倒れているこいつらをどうしようか考える。

「こいつらはどうすればいいかな?」

 俺がディンに問いかける。ディンはちょっとだけ考えてから、ニキビ面の近くまで行き、その耳元で何かを伝えた。途端に、ニキビ面が青褪めガタガタと震え始めた。

「離してやってくれ。もう悪さは起こさぬであろう」

 俺は睨み付けてから、大声で命令する。

「消えろ!」

 『黄金の戦人いくさびと』は這うようにして逃げ出した。


 薫が、その様子を腕を組みながら眺めていた。何だか楽しそうだ。

「ふふふふ……世に悪の栄えた試しなし」

「……なし?」

 ルキがちょこんと首を傾げ、説明を求めるように姉を見る。ミリアは黙って首を振る。ミリアにも意味不明である。


「また、助けて貰ったな。感謝する」

 ディンが礼を言った。地面に落ちているホーングレイブを拾い、ディンへ渡す。俺たちのものと一緒に作ったものだ。

「ディンは三段目に成れたのか?」

 ディンが悔しそうに首を横に振る。俺たちと別れてから、一人で依頼をこなし頑張ったが、知識や経験が圧倒的に不足していた。それに加え、太守館を抜け出し行方不明になる時間が長くなり過ぎ、祖父が教育係兼警護として残した者たちが、監視するようになってしまう。その監視を潜り抜け町に出て来れたのも三日ぶりだった。

「残念だ。迷宮都市にりながら迷宮に潜れぬとは……」


「さて、俺たちは空き地に行くけど、ディンはどうするんだ?」

「空き地? 何をするんだ。跳兎でも狩るのか?」

「槍術の修行だよ。伊丹さんが教えてくれる」

 伊丹が学んだ古武術は、武士が修行したと言われる武芸十八般の中から、弓術・馬術・槍術・剣術・抜刀術・短刀術・手裏剣術・薙刀術・組討術・棒術を体系化し、現代の格闘技の知識も加味したもので十分実戦的なものだ。その中の槍術は、止めの突きと同様に叩くという攻撃方法も重要視していた。敵の武器や腕を上から叩き、刃で薙ぐ。ダメージを与えた敵に止めの突きを放つ。

 最初の攻撃である叩きをいかに素早く威力の有るものにするか工夫を凝らす。その為の修行も徹底していた。修行は先が太くなった重めの棒で行う。これを振り回す事で威力を養う。


 ディンも興味が有ったのか。空き地まで同行を申し出た。空き地に到着し、伊丹が修行用の棒をミリアとルキ、それと俺に渡す。一応、俺も槍術を習う。この先、どこまで自己流が通用するか不安だからだ。


 伊丹は叩き・薙ぎ・突きの基本技を徹底的に教え込んだ。体捌き、腕の角度、筋肉の使い方まで細かく教える。さすがに薫の師匠として雇われただけはある。


「ミリア、もう少し腰を落として」

「ミコト殿は、振りが大き過ぎる。それじゃあ、敵に付け込まれるぞ」

「ルキは……」

「ほにゃ……ふふゃ……へにょ」

 ルキが棒の重さにフラフラしながら修行している。用意した棒が重過ぎたのだろう。伊丹さんがルキに近寄り、棒の持つ位置を中心寄りに変えさせると、少しマシになった。ルキ用にはもう少し軽い棒を用意すべきだな。

 ミリアとルキは楽しそうに修行している。何かを学ぶと言う経験の少ない彼女たちは、苦しい修行でも何か楽しく感じてしまうようだ。


 俺も真剣に棒を振る。伊丹の教えを受けた叩き・薙ぎ・突きの攻撃動作が鋭さを増し、大気を引き裂く音が迫力を帯びるようになる。気が付けば、ディンが修行に参加していた。ホーングレイブを振り回している。貴族のお坊ちゃんだと思うのだが、家庭教師とか雇っていないのだろうか。ディンは自分から身分をバラす気は無いようなので、訊かないようにしている。何か事情が有るのかもしれない。


 型稽古に移る。基本となる型を伊丹が教え、俺たちが繰り返し練習する。その後、二人一組になって受け流しや体捌きの練習を行う。俺はディンと組んで練習する。修行も終わりに近づいた頃。

「ミコト様、友達が私とルキと一緒に修行したいと言ってましゅ。どうしたら良いでしょう?」

 俺はちょっと考えてから応えた。

「躯豪術に関係する修行は、今まで通り二人だけでしてくれ、その他は一緒でも構わない。……それでいいだろ、伊丹さん」

「拙者は構わんでござる」


 伊丹が教える槍術は、俺の鉈術にも応用可能な技術が幾つか含まれていた。特に腰の使い方と体の捻りを利用した技術を躯豪術と融合すれば鉈を振り下ろす速度と威力が飛躍的に増す可能性がある。


   ◆◆◇--◆◆◇--◆◆◇


 翌日、俺たちは『勇者の迷宮』第六階層に来ている。薫たちにとって最後の迷宮だ。中心部まで到達した俺たちは、ホブゴブリンの為に罠を用意する。木の枝を利用し数十本の杭を作成する。その次に岩を『コの字』となるように積み上げる。見た目は即席のかまどのようになる。その竈の焚口に当たる部分は、ホブゴブリンのいる地点へと繋がる獣道に向いている。その即席竈の焚口に作成した杭を積み置く。これで罠が完成した。


 罠の近くに薫とミリア、ルキを残し、俺と伊丹が奥へ向かう。俺は竜爪鉈だけを持って音を立てないように歩き、階段が見える場所まで来た。<魔力感知>は、ホブゴブリンメイジに気付かれる恐れが有るので使っていない。木陰を利用して近付く、ホブゴブリンの姿が見えた。一匹、二匹、三匹……一〇匹、ホブゴブリン八匹、メイジ二匹。この前より一匹増えている。


「ムッ、見つかった」

 敵の<魔力感知>を感じて身構える。すぐにホブゴブリンたちが騒ぎ始めた。メイジの一人が俺たちの潜んでいる方向を指差す。ゴブリンより迫力のある叫び声を上げ、ホブゴブリンたちが駆け出した。

 俺と伊丹さんはクルリと方向転換し逃げ出す。駆け出した時、昔、青春ドラマで見た一場面を思い出す。

「甲子園に向かって全力疾走だ!」

 伊丹さんが呆れたような顔をして俺をチラリと見た。

「ミコト殿、迷宮でござる……」


 俺たちが走る後ろをホブゴブリンたちが追い掛けて来る。獣道を走る俺たちは尋常な速さではなかったと思う。前回の登録証更新で調べた基礎能力は、成人男性の三倍を超えていたから、少なくともオリンピック選手並みのスピードは出ていたはずだ。基礎能力の高い俺が一歩リードし、罠を仕掛けた近くまで辿り着いた。


 即席の竈のような罠が見えた瞬間、木陰から薫の<三連風刃トリプルゲール>がホブゴブリンたちを襲う。一つ目の風刃が先頭のホブゴブリンの頸動脈を切り裂き真っ赤な血を吹き出させた。二つ目、三つ目の風刃はホブゴブリンの革鎧に傷を付けただけで終わる。この魔法攻撃の奇襲でホブゴブリンたちが混乱する。だが、ホブゴブリンメイジだけは、即座に<炎弾フレームスフィア>で反撃を開始する。火の玉が薫が潜む木に当たり炎を撒き散らす。


 一時的に混乱し立ち止まっていたホブゴブリンたちが追撃を再開する。薫の攻撃は十分に役割を果たした。俺たちが罠の傍に到達し、俺の最も威力の有る魔法<缶爆>を創り上げる時間を稼いだのだから。

 <缶爆>は自分以外の魔力を感知した時、爆発する。このまま、ホブゴブリンたちに投擲しても剣で弾き飛ばされる確率が高い。そうなると爆発せず無駄に消えて無くなるだろう。

 伊丹さんが『魔力変現の神紋』の<湧水ファウンティン>を使い、魔系元素の水を竈の内側に流し込む。この時、ホブゴブリンたちは、すぐ傍まで迫っていた。


 伊丹さんは先に罠から離れる。俺は<缶爆>を竈の端に乗せ、その場を五メートルほど離れた。即座に『流体統御の神紋』の<風の盾(ゲールシールド)>を発動しシールドバッシュの要領で、罠目掛けて突き出す。<風の盾(ゲールシールド)>が<缶爆>を押し竈の内側に落とす。<缶爆>が溜まった魔系元素の水に接触した瞬間、爆発が起きた。


 爆発で発生した爆風のほとんどは上方に抜けたが、一部は積み上げられた杭の束を吹き飛ばす。数十本の杭がランダムに飛び、ホブゴブリンたちの肉体に突き刺さる。四匹のホブゴブリンが杭により重症を負い、二匹が軽い怪我をする。そこに薫の<三連風刃トリプルゲール>が襲う。


 俺は爆発の衝撃で押し倒されたが、大した怪我は負わなかった。竈の岩と<風の盾(ゲールシールド)>により、爆発の威力を弱められたからだ。俺が立ち上がった時、立っているホブゴブリンは四匹。それも何が起きたか分からず右往左往している。俺と伊丹さんはホブゴブリン二匹に襲い掛かり切り倒す。残ったメイジの一匹が俺に向けて火の玉を放つ。

「ウワッ!」

 俺は横っ飛びに跳躍し躱す。起き上がった時、そのメイジは伊丹さんに切り倒されていた。即座に<風の盾(ゲールシールド)>を発動し、もう一匹のメイジを突き飛ばす。盾の使い方が間違っているように思うが、シールドバッシュで倒れたメイジを竜爪鉈で仕留める。


 隠れていた薫とミリア、ルキが姿を現し、倒れているホブゴブリンたちに止めを刺す。濃密な魔粒子が空気を満たし、俺たちの身体に吸収されていく。


2015/3/5 誤字・脱字修正

2017/10/13 修正

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