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異世界犬妖精 -Demi god of talent-  作者: 亭恵
 城塞都市の犬妖精
25/34

Sランク冒険者と中位魔獣

 なんとか六月中に投稿できました。もう少し投稿ペースを上げたいのですが上手くいっていません。

 書き方が三人称なので違和感がある方もいるかもしれませんが。ご容赦頂けると有難いです。

~7/1。内容の矛盾をご指摘頂いたので、該当する部分を訂正いたしました。

 ご指摘ありがとうございました。


 最果ての樹海。命知らずの冒険者でさえ滅多に足を踏み入れない魔境、そこを進む一団があった。

 城塞都市ルーベンス冒険者ギルドの最精鋭部隊、此処しばらく聞いたことの無い莫大な報酬の大盤振る舞いによって結成された、Sランク四名とAランク冒険者七名による即席の混成部隊である。

 その内、五名が女性で二名が男性。男女比五対二ではあるが、このパーティの男性の比率はむしろ高い。なぜなら、数百人いるAランク以上の冒険者の内、男性は僅かに二十人ほど。その内の二名がこのパーティにいると考えれば分かるだろう。作者もすっかり忘れ気味だったが、女性の戦闘力が男性のソレを上回るこの世界において冒険者という職に付く男性はあまりいないのだ。

 それはさておき。

 彼女らはコボルトの女剣士に先導され慎重に戦闘を避けながら樹海を奥へと進んでいた。冒険者ギルドの依頼は数か月前に最果ての樹海で起きた異変についての調査だ。

 調査であるため慎重に慎重を重ねて行動し、不要な戦闘は避けるのが基本だ。そうでなくとも此処は最果ての樹海、Sランク冒険者によるパーティといえども全滅すら在り得る。さらに言うなら樹海に挑んだことの有る冒険者は異常を肌で感じていた。魔素マナの濃度が異常に濃く、魔獣も強くなっている。

 だが、野心に溢れた若い冒険者の中には、戦闘を避けることを弱腰と取る者も少なからずいる。そういった者達は得てして長生きは出来ないのだが・・・・。

 樹海に入ってから三日目。口火を切ったのはパーティで最年少Aランクの双剣士、嵐剣のルシルだった。健康的な褐色の肌を持った新進気鋭の若手冒険者で、16歳の若さでAランクに昇格した実力者でもある。

 だが、彼女はこの樹海に挑戦するためにルーベンスに来た直後に異変が起きたため、この場所での探索の経験が全く無い。そのため、この場所がどんな危険地帯か肌で感じたことが無く、パーティ全体に漂う危機感を共有出来ずに疎外感を感じていた。さらに、普段組んでいる仲間達はまだBランクだったため危険と判断されてこのパーティに参加出来なかった。頭では理解出来ているが感情では納得出来ず、さらに慣れない仲間との連携に気を使った結果、爆発してしまった様だ。苛立った感情のままに先頭を歩くコボルトを怒鳴りつける。


「おい!!犬!!この道で合ってるんだろうな!!」

「・・・・黙っていろ。」


 返事を返したのはコボルトでは無く、パーティの中心たるSランクのクレア。既に四十を超える年齢でありながら、かつて自身で狩ったダークネスビートルの甲殻で作られた鎧に身を包み、衰えなど微塵も感じさせない美貌と圧倒的な存在感を放っている。

 数多の死線を潜り抜けた彼女の言葉に宿る、静かで確固たる重さが若いルシルを黙らせる。だが、彼女の目の奥にまだ不満が燻っているのを見付け、溜息を付いた。この様なわだかまりが窮地においてパーティの連携を崩し、壊滅に追い込むことを苦い経験と共に識っているからだ。


「・・・・最果ての樹海が別名何と呼ばれているか知っているか?」


 突然の質問にルシルだけでなく他の若いパーティーメンバーも怪訝そうな表情を浮かべる。

 若い冒険者にかつての自分を重ね、己の慢心で死なせてしまった仲間達を思う。夢の中や酒に酔った時、自責の念と共に幾度となく味わってきた苦さが口の中に広がって行く。

 せめて後に続く者達が同じ思いを味合わないことを願いながら、ゆっくりと噛み締めるように言葉を続ける。。


「・・・・・・“Sランク殺し”“冒険の終わる場所”それが此処の呼び名だ。」


 絶句する若者達に彼女はさらに残酷な事実を付きつける。


「・・・・剣聖ファルナ、狂刃マドラ、夢幻のカスミ、名だたるSランクオーバーの化け物の最後の場所が此処だ。かくいう私も長年組んでいた仲間を此処で亡くした・・・・シロエ、カイナ

、もちろん全員Sランクで、私と同等か、それ以上の実力だった。」


言葉にした事実が、彼女の心の奥に仕舞ってあった懐かしい面影を甦らせ、心に痛みが鮮やかに甦る。そして、それでも冒険者を辞められない自分の業の深さに嘲笑が込み上げてくる。だが、自分が臨時とはいえリーダーを引き受けていたのを思い出し、パーティの危険の芽を摘むのが先だと気持ちを切り替える。なぜなら、かつての自分のパーティのリーダーはその責任を全うして・・・・。


「いいか、そのコボルトの姉さんはその場所で何年も生きて来た熟練だ。怒らせればパーティ全員の命が危ないと肝に命じな。」

「そうだね。彼は良くやってくれているよ。」


話に入ってきたのは同じSランクの魔導師リリア。ユニコーンの鬣で編まれた白字のスーツに身を包んだ男装の麗人タカラズカだ。

現代日本においては希少な存在だが、女性が上位であるこの世界において全女性の五分の一ほどを占めている人種だ。言動は基本的に同じで、男女の区別なく可愛い存在にコナをかける。この世界では現代日本でのナンパ野郎の的扱いを受けている。

 ちなみに、この世界に軟派な男性というのは殆んど存在しない。この世界は男女比が偏っているので男性は貴重品として大事にされる。そのため、男性は何もしなくてもある程度はもてるし、金銭的な心配も無用なので、基本箱入り娘的な性格に落ち着いてしまうのだ。さらに、男性に危険なことをさせるのはカッコ悪いみたいな風潮がそれに拍車をかけていたりする。

そんな彼女であるが、火炎系統を中心に攻撃や補助など多様な魔術を使いこなし、魔導師としては珍しく接近戦もこなせる万能型だ。着ているスーツも見た目は宮廷晩餐会に出かける貴族の様だが、マナギガスパイダーという魔力を喰らう蜘蛛から取れる糸で魔術文字や魔法陣が縫い込まれており、本人の魔力と繋がることで高い物理防御と凄まじい魔法防御を誇る逸品だ。

 また、探索や任務に関してはストイックな所があり、非常に厳しいことでも知られている・・・・特に同性には。よって、感情のままに行動しパーティの和を乱す不心得者に対して目が据わり、口調は軽く顔には笑顔を浮かべたままなのが却ってさらに迫力を増している。


「いいかい・・・・・・・私の感知魔術でも調べているが今の此処には中位ミドルクラス)の魔獣がゴロゴロいる。さらに、恐らく上位ハイクラス)らしき魔獣の反応もあるんだ。」


 衝撃の事実にルシルと他のパーティメンバー達が凍り付く。その反応は当然で、人類にとって上位ハイクラス)の魔獣など災害と同じだ。二十年前にガルバード帝国の半分をたった一匹で荒野に変えたワイバーンの特殊個体は、恐怖とともに人々の記憶に焼き付いている。その他に上位ハイクラス)の魔獣によって国が傾く、滅ぶなどという出来事は枚挙にいとまが無い。

 帝国の全戦力の三分の二を犠牲に解決したこの事件により、帝国はその国力と大陸の食糧の五分の一を賄っていた穀倉地帯を同時に失った。これによって発生した食糧不足により大陸に戦乱の風を巻き起こった。そして、その嵐はまだ収まっていない。

 軍隊でどうにか対処出来る災害。Sランク冒険者といえども遭遇すれば死を覚悟しなくてはならない。ついでにAランクだと確実に死ぬ。若い冒険者達は何故ギルドが莫大な報酬を用意した意味を理解し、この場所が死地であることに漸く気付いたのだった。


「この樹海に入って五日。遭遇したのは下位ロークラス)の魔獣のみ。斥候としては最高の仕事をしてくれているね。それに比べて・・・・・。」


「来るぞ!!」


 説教を続けようとした彼女は、先頭を進むコボルトの声でそれを打ち切った。Sランク冒険者達は即座に戦闘体制に入り、遅れてAランクの者達もそれに倣う。

 次の瞬間、木々の間を擦り抜け、大型乗用車並みの質量と溶鉱炉並みの熱量を併せ持った存在が高速で迫ってくる。

  

 「フレイムロックベアか!!」


 ランクは中位ミドルランク。ソロではSランク冒険者でも苦戦するレベルの強い魔獣だ。それを知っているSランク冒険者達が慎重になる中、先ほどまでの説教でストレスが溜まっていたルシルが鬱憤を晴らすかの様に猛然と仕掛けた。


「このおおおおおお!!」


 剣に魔力が渦を巻く様に纏わせ、鋼すら切り裂くであろう一閃は・・・・ベアが無造作に振るった片腕にいとも容易く吹き飛ばされる。対して彼女の攻撃はベアが纏う頑強な魔力の壁を突破出来ず、岩の外皮に届くことすら出来なかった。

 並みのAランク冒険者であったのなら、そのまま叩きつけられて重傷を負っていただろう。だが、こう見えて彼女もSランク確実と言われるAランク期待の星。空中で何とか体勢を立て直して受け身を取り、ダメージを最小限に抑える。

 とはいえ、自分の攻撃がこれほど全く通じなかった経験は彼女には無く、一瞬だけ呆然とする。ベアはその隙を見逃さず、爪をギラつかせ彼女の命を狩り取るべく致死の一撃を放とうとした。

 一対一であったなら、その一撃は彼女の命を狩り取っていただろう。だが、ベアの注意が彼女一人に向いた一瞬、それはSランク冒険者達にとって十分な隙であった。


「氷よ!!」


 リリアが叫んだ次の瞬間。青い閃光と共にベアの半身が氷に閉じ込められる。

 ー上級魔術氷嵐牢獄ブリザードプリズン

 通常は魔術を短縮詠唱で発動させると威力が減衰する。だが、彼女は魔術の構成をアレンジし、本来は広範囲に広がるはずの魔術で範囲を狭めることで逆に威力を増している。上級魔術を実戦レベルで使用出来るだけでなく、アレンジすらこなすのはSランクに相応しい実力だ。

 しかし、ベアから高温の蒸気が発生し、周囲に立ち込め風景を歪ませる。フレイムロックベアは溶岩の魔獣。それの持つ高温と体内を流れる溶岩が氷の牢獄を破ろうとしているのだ。だが、他の冒険者達もそれを座して見ている訳ではなかった。

 先頭にいたコボルトが蒸気で歪む劣悪な視界の中、魔獣の目を狙い矢を放ち、同時にその矢に追い付きかねない速さで間合いを詰めて腰に刺していた鉈で切りかかる。二つの攻撃はルシルの攻撃とは違い剣自体が淡い光を放ちながら神がかったタイミングの時間差攻撃になって魔獣を襲う。

 先ほどとは速度もタイミングも段違いの攻撃に、しかしベアは反応して見せた。首を捻り矢の軌道を避け、氷で外皮や筋肉が裂けるのも構わずに氷から全身を引き抜いた。全身から溶岩の血が噴き出して氷を溶かし、大量の蒸気がと共に戒めを緩め、全身の傷と引き換えに彼は氷の牢獄を脱出することに成功した。

 その結果、目に命中するはずの矢はこめかみの上を掠り、アバラの下から内臓を切り裂くはずの鉈は腕によって防がれた。だが、コボルトでありながらSランクである彼の攻撃は頭蓋骨こそ突破は出来なかったが、目の上の肉を吹き飛ばし防御した腕を深く切り裂いた。傷から肉を焼き骨を溶かす灼熱の血が吹き出すが、その時には圧倒的なスピードで危険域から離脱していた。


「・・・・・・・・!!」


 自分の攻撃との結果の差にルシルが愕然とするなか、彼女にとって更なる衝撃的な物を見ることになる。

 氷の牢獄、今のダメージにより生まれた隙を逃さず、リーダーのクレアは神速の踏み込みで自分の肩程もある大剣を振り下ろす。大剣という武器の特性上、どうしても隙が多くなる。そのため、パーティメンバーが隙を作るのを待っていた彼女の一撃は、その忍耐に見合う結果を出す。淡い光を放つ大剣は肩から下腹部に掛けて袈裟がけにベアを両断してのけたのだ。その技量も驚嘆すべきだが、自分や仲間の武器と能力を良く理解し、信頼して、闇雲に突っ込まなかった精神力こそこの結果につながったのだろう。溶岩の血が大量に体に降りかかるが、彼女の身体と装備は焼けも溶けもしなかった。

が、魔獣の闘志はまだ衰えない。両断されたはずの体は大量の溶岩の血を噴き出したものの、異常な再生力のため切断面がすぐに癒着してしまった。さらに、先ほどの腕や頭は行動に支障が無いほどに回復し、逆に大剣の攻撃の後で体勢の崩れているクレアに噛みつきを敢行するべく牙をむき出しにする。

 瞬間。


「・・・・・・ソニックジャベリン!!」


 戦闘開始の時点で上位魔術の詠唱に入っていたコボルトの男性がギリギリで間に合い、衝撃の槍が魔獣の頭部を吹き飛ばした。


 戦闘の後、魔獣の死体をそのままにしてパーティはすぐにその場を離れた。先導のコボルト、元ルーベンスで騎士をやっていたフィオという名らしい、が血の臭いで魔獣が寄って来るのを危惧したのと、他の魔獣への囮として使った方が良いと判断したのだ。Aランクの四人は魔獣の素材に未練があった様だが、先ほど説教を受けたばかりであり、彼のSランクとしての戦闘力の差も見せつけられたため渋々従った。

 もっとも、しばらくして上位ハイクラスの魔獣であるワイバーンが死体を喰らいに飛んで来たのを見て何も言わなくなったが。

 しばらく進んだ後、安全そうな小さな洞穴を見付けて一行は休憩を取ることにした。Sランク冒険者で集まって、今後について少し話し合った後は思い思いに過ごす。魔獣に見付からない様に火は起こせないが、生活魔術で体の汚れを取ったり、武器の手入れをしたりしながら各々で体を休めていた。

 己の剣を見つめていたルシルは、思い切った様にフィオに話しかける。


「あ、えと。さっきは済まなかった。」


「ああ。別に気にしていない。慣れないパーティで始めての樹海ではストレスも溜まるだろうしな。」


 自分が未熟な後輩として気を使われていることに気付いた彼女は少し不機嫌になるが、先程の戦闘で至らなさを痛感しているのでその感情を抑え込む。

 そんな彼女を見てフィオは昔の自分を見ている様で微笑ましく思った。そして昔の自分がしてもらった様に後輩にアドバイスをしてやることにする。


「お前さんが聞きたいのは、自分の攻撃はフレイムロックベアに効かなくて俺達の攻撃は効いたかだろう?」


 その問いにルシルは満面の笑みでブンブンと首を縦に振る。一瞬で機嫌を直した現金さに少し呆れつつフィオは言葉を続ける。


「魔力は武器に纏わせることで攻撃力や強度を上げられる。能力アビリティ魔力操作マジックオペレーション】コレはお前さんも使っているだろう。戦士系の職業なら大抵覚えられるし使いやすいから。」


「あ、ハイ。」


「だが、【魔力操作マジックオペレーション】を究めていくと【魔力制御マジックコントロール】が使える様になる。これで魔力を武器と一体化させる様にして使ったのがさっきの攻撃だ。これは威力で遥かに上回るし、魔力障壁も切れる様になる。持っている職業にもよるが、使っている内に多くの有用な能力アビリティを覚えられるらしい。」


「おお!!」


「まあ、中位ミドルクラスより上の魔獣は魔力障壁を使うから、魔術の使えない戦士系の私達が相手にするにはコレか【気功術】が必要になる。神話や伝説では闘気や魔術と一緒に使う技とかも出てくるがそんな使い手には遭ったことは無いな。」


 尊敬の眼差しを向けるルシルに、コボルトであるため色々苦労をしてきたフィオは少しくすぐったそうな表情を浮かべる。亜人とされるコボルトへの世間の偏見はかなり深く、ルシルの様な反応をする者は珍しい。もっとも人種で色眼鏡で見る様な冒険者はあまり長生き出来ない。実力を見極める目を持たなければ上のランクに行くことは難しいのだ。

 

「アタシは一体化させるというより、武器を魔力で作り変えるという感じで使っているな。」


 傍にいたクレアも話に入って来る。彼女は技能才タレントマニアの一面があり、技能才タレントについて話しているのを聞きつけて我慢できずに話に入ってきた様だ。


「武器を布の様な物、魔力を水みたいな物とイメージする。水が布に行き渡ったら、魔力を通して武器を物凄く頑丈で強固な物に作り変える様イメージしているな。そのせいか【頑強】って防御力が上がる能力アビリティを習得出来た。フレイムロックベアと戦った時、溶岩の血を浴びても大丈夫だったのはコレのお陰。」


「自分は武器を袋、魔力を空気とイメージして鋭く、しなやかにとイメージしますね。私の場合は【加速】という能力アビリティが習得出来ますしたね。魔力を色々なイメージで使ってみることで色々な能力アビリティが習得できるんでしょうね。」


「まあ、あんたは【魔力操作マジックオペレーション】をもっと磨くことだな。自分の弱さに気付いたのなら、あんたはもっと強くなれるよ。」


 その後、他のメンバーも加わり、お互いのことや技能才タレント、魔術のことなどを話しながら一夜を過ごし、親交を深めたのだった。

 

 翌朝。今後のことを話し合った結果、彼らは安全な探索の拠点が必要であると結論を出した。とはいえ、この樹海で安全な場所は殆んど無く。樹海に最も詳しいフィオでも心当たりは一つしか無かった。

 彼女の生まれ故郷であるバルト村の跡地。十年前、地皇龍によって滅ぼされた場所である。





 













 

 

  





 


  

   

 

 

 


 



 今回も見苦しい点があったかと思いますが、今後ともお付き合い頂けたら幸いです。

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