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異世界犬妖精 -Demi god of talent-  作者: 亭恵
最果ての樹海の犬妖精
23/34

更地の整備と樹海の外

 なんとか四月中に投稿できました。相変わらずの遅いペースには申し開きの言葉すらありません。

 さらに今回は短いです。楽しみに待って頂いた方は本当に申し訳ございません。

 これに懲りることなく、今後とも御付き合いいただけたら幸いです。

 竜皇との決戦から数日が経ちました。

 最近は駄女神もスーさんやハムさんと真面目に訓練しているようで、残念ステータスも少しずつ改善されています。いやあ、涙目になるまでSEKKYOU(実力行使込み)をした甲斐がありました。

 とはいえ、他の人達との訓練は自分が神になってしまったため、実力差が開きすぎて危なくなり出来なくなってしまいました。とりあえず、十分手加減が出来る様になるまでは個人による自主練ということになるでしょう。

 そんな訳で、もっぱら拠点のインフラ整備なんぞして過ごしています。特に先の戦いで出来た爆心は土地を耕し、水路を引いて、魔力や栄養をこれでもかとブチ込みました。

 お陰で戦闘で更地になっていた所は各種農地に変わり。豊富な作物が平均で一週間サイクルという、前世では考えられ無い異常な速さで育っております。

 さらに、城壁や結界も、駄女神がと青くなるほどの威力と火力を伴ったバージョンアップをしてあります。思い付くままに新機能やら処理速度アップやらをやった結果、現在はVer.14.8です。

 もはや何処の最終戦争用軍事基地かというありさまです。まあ、ノリでやりました。後悔はしてません。

ですが、最も手をかけたのは別にあります。拠点の中心にデンと鎮座する巨木、竜界樹というらしいです。

 いや、倒した竜皇の魂なんですが、他の竜の死骸と纏めて同じ空間に放り込んでおいたら血液と同化して種になったんですよね。育ててみたらアラ不思議、あっという間に空まで届く大きな木に!!

拠点をすっぽり覆うほどの大木ですが、どういう原理か日光を遮らないので作物に影響は無く。雨風を防いでくれる上に、葉や枝、樹液は薬などの原料になるので非常に助かってますが。

何でしょう、そこはかとなく納得出来ないのは前世の常識を引きずってるからなんでしょか・・・・。  ちなみに、この木は自分達と同じ神格者になります。まあ見て貰った方が早いですね。



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神名:竜界樹・地皇血系

属性(カテゴリー):界を支える柱

神格:神竜・世界樹

神種:竜・樹

神権:【調和】

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ステータス判定

生命力 :EX 神霊力 :A⁺

攻意神性:- 守意神性:EX⁺⁺

時空操作:-    賢知神性:B

運命操作:A


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《神能》

【生命の泉】

・損傷しても一瞬で回復する。

【世界の壁】

・【生命の泉】で回復する以上のダメージは無効。破壊及び損傷を残すにはこの世界の力のみでは不可能。別世界からの干渉が必須条件。

【調和の領域】

・生命活動に伴い多量の魔素マナを生みだし、領域(樹海全域)を生命活動に最適に調和する。


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《加護》

 ○ 対象領域(拠点内)に居住する知的生命に生命力上昇及び、状態異常耐性を与える

 ○ 対象領域(拠点内)で栽培される作物に高い耐病性及び、収穫量の大幅な増加

 ○ 対象領域(拠点内)でのアイテム作成の成功率上昇及び、稀に特殊効果を付与

 ○ 対象領域(拠点内)に外敵を近づけない


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 いやあ、駄女神や自分より神様らしい能力ですね・・・・・・。自分の眷族という扱いになっているようで、竜だった時と神権が変化しているのはそのせいの様です。さらに、自分との間に精神的な経路パスが繋がっていて、自分限定ですが意志の疎通や遠くにいても情報のやり取りが出来ます。そのおかげで安心して拠点を留守にできる様になりました。

 まあ、彼のせいで魔獣とかが以前より遥かに強くなってしまい、深層には神域に手を掛けた神獣レベルの奴が出現する様になってしまいましたが、皆さんには良い修行になるでしょう。危険な場所は教えてありますし、獲物の味も上がりましたしね。


 そんな訳で、少々暇になった結果、余った時間で現在とある物を作成中です。

 カテゴリーとしてはゴーレムに入り、竜皇から取れた竜晶石を加工して動力源にし、各部部品は要求される特性に合わせてそれぞれ専用に開発した特殊妖精鋼。障害物が多い場所では馬、高速戦闘の際ではバイクに変形。両方の形態で魔術によって足場や道を作ることによって、悪路どころか空中も走破が可能。

 予定では通常状態で亜光速まで加速が可能、神としての力を加算すれば異空間にも突入が可能になるというスーパーマシン。

 名前はまだ決まっていませんが、これが完成した暁には、いよいよ行動範囲を樹海の外に広げることになるでしょう。完成にはあと数週間は掛かるでしょうが、今から楽しみです。

 沈む夕日を見ながら胸を膨らませていると、その心の動きを察したのか竜界樹嬉しそうに枝葉を揺すりました。今から楽しみですね。

 これで第一章は終わりになります。

 二章からは登場人物が増えて範囲も広がるので、より魅力的な物語になる様頑張ります。

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