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15話 儂、参上!

今回も見に来てくださりありがとうございます!


朝、眠い目を擦りながらなろう開くと感想が届いていました!

いやー、一瞬で眠気が吹き飛びましたね。

座ってた椅子を跳ね除けて、部屋内を小躍りしながら回って30分近くはしゃいでました。

本当にありがとうございます。


そして夕方、投稿の準備をしていると・・・ふと赤い文字が視界に映り見てみると日間にランクインしてました。

はい、手が震えてスマホを落としました・・・壊れなくて良かった~汗。

モチベーションが爆上がりしました。

これもすべて読んでくださる皆さんのお陰です。

これからも楽しく執筆活動していきますので、読みに来てくださると嬉しいです。


では、楽しんでいってください!

 俺のお願い発言に従者たちが臨戦態勢に入るが……。


「落ち着け」

 

 テンガイが諫める。


「こちらに非があるのは自明の理。我らに出来ることがあれば何なりと……」

 

 そうテンガイが言った。

 よし! 了承取れた!

 いやー、銅像作りをしているとはいえ、最近暇になって来たんだよねぇ。

 それに少し寂しい時あるし。

 だから……。


「俺の旅の話し相手……同行者が欲しい」


「旅の同行者……か」


「そう。あ、でも無理強いしてるわけではないぞ? 旅は無理してするもんじゃないしな!」


「そう……か」


「一応、ある程度動けて……出来れば火の魔法を使える奴だとありがたい。料理が楽になるし……。」


「……」

 

 黙ってしまうテンガイ。

 流石に厳しいか?

 見ず知らずの地竜についてくる物好きはそういねぇだろうしなぁ。

 


 ……テンガイが考え込み早数分……。

 


 王道展開で美少女が仲間にっ!

 なんて考えていたが……流石に望み薄だな。

 しょうがねぇ。


「別にいないならいないで良い「その話! 乗ったぁ!」へ?」

 

 俺の会話に割り込むような形で何者かが声を荒げた。

 声が聞こえてきたのは上。

 探してみると近くの大木の枝に誰かが立っていた。


 ドカッ!


 声の主らしき者が大木から飛び降り着地。


「グハッ! こりゃあ腰に響くわい!」

 

 腰をさすりながら近づいてくる。

 身長は目算3m。

 燃えるような赤髪をオールバック。

 額には2本の角。

 肌もこれまた赤。

 肉体は他の鬼と比べると少し痩せこけてはいるが、まだまだ現役だと言わんばかりの筋肉量。

 皺が入った顔。

 顔立ちはテンガイと少し似ていた。

 

「カグチ様!?」

「どうしてここに!?」

 

 従者2人も驚いている。

 どうやら伏兵ではないようだ。

 そしてテンガイは……。


「オヤジィィ!?」

 

 そう絶叫した。

 

「オ、オヤジどうしてここに!?」


「いや、何やら面白そうなことをしておるのでな、村を抜け出して見学させてもらったのだ」


「まったく……オヤジ! 今は地竜様との大切な話の最中なんだ。口を挟まないでくれ。それにオヤジももういい歳してんだから、安静にしといてくれよぉ」


「ふんっ! 暇な隠居生活などもうこりごりだわい。これ以上暇だと儂は本当に死んでまうぞ?」


「オヤジィ……そこを何とか……」


 どうやらカグチと呼ばれる老人はテンガイの父親らしい。

 言動を少し見ただけだが、結構な糞ジジイのご様子。

 テンガイも苦労してんだな。

 

 唐突に始まったで親子の会話を生暖かい目で眺める。

 親子仲良し善きかな、善きかな。


「で、どうじゃ地竜様? 儂を連れていくというのは?」

 

 カグチが俺に問いかける。


「へ? 何のこと?」


「地竜様は旅の同行者をお探しのご様子。同行者としてこの儂、元村長のカグチを連れていくというのは?」

 

 そんなことを宣言した。


「オヤジ! 一体何のつもりだ! 地竜様に同行するなどと!」


「我が息子よ頼む! 隠居ジジイの最後の頼みじゃ! この通り!」


「ぐっ! オヤジ……。オヤジが良くても地竜様がお許しになるか……」


「地竜様どうだい!」

 

 カグチが俺に問う。

 ジジイを連れて行くねぇ……。

 美少女がよかった ……。

 

「お前、動けんの? 俺の旅はほぼサバイバルみたいなもんだぞ?」

 

 そもそも前提としてコイツ動けるん?

 かなりの歳に見えるんだが。


「当たり前だわい! 前世紀よりは多少衰えているがまだまだ現役! それにもし儂が足手まといになったら、そこらに捨て置いても構わん!」


「いや、だがなぁ」


「それに儂は見た目通り火魔法が使える。更に若い頃少し旅をしていてのぉ……国について色々教えられるぞ?」

 

 自分の利用価値をこれでもかとまくしたてられる。

 国のことかぁ。

 確かにこれは欲しい。

 古竜たち他種族に興味無かったからなぁ。

 里では国の配置など基本的なことしか習ってない。

 国の詳しい情報など喉から手が出る程欲しい。

 ……。

 ……。

 ……。


 これはもう……。

 

「うん! 採用!」

 

 これはもう即決でしょう。

 美少女とかもういらんわ! 俺はジジイを選ぶ!


「よっしゃあ!」

 

 ジジイがはしゃぎ、テンガイが天を仰ぐ。


「それにしても、テンガイよ。お前の父親連れていって大丈夫なのか?」

 

 採用しちまったが親子を引き剥がすことになってまうんだ。

 テンガイの意見も聞いておきたい。


「はぁ、こうなったオヤジはテコでも動かん。もう諦めて送り出すことにした。地竜様、オヤジをよろしく頼む」


「おう、任された。旅仲間になった以上見捨てることはせんから安心しろ!」


「ありがとう。それにこんな形で同行者が決まってしまって申し訳ない」

 

 頭を下げられる。


「別にええよ。望み薄でお願いしただけだしな。同行者が見つかっただけで十分よ、ギャハハハ!」


 こうして俺の旅の同行者が決まり、怒涛の勢いでカグチの旅支度が始まったのだった。


はい、旅の同行者はジジイに決定しました。

やっぱりね、男同士の友情が見てぇんだ!


誤字、脱字報告、アドバイス等よろしくお願いします。


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