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12話 追跡

はい、読みに来てくださりありがとうございます!


あの、今日は皆さんにお知らせがあります。

この作品は1日2話投稿でやってきたんですけど・・・明日から1日1話もしくは2日で1話投稿にさせて貰おうと思います。

理由は毎日2話だと執筆が間に合わないからです。

それに急ぎで書いてしまうとその分、質も下がってしまいます。

僕もこの作品には思い入れがあり、満足いく内容で投稿したい!

ですので朝と夜楽しみにしてくれている方々には申し訳ないんですが、1日1話もしくは2日で1話投稿にさせて貰います。

ご理解ください。

時間帯としては20時~21時の間に投稿できればと思います。


これからも頑張っていきますので読んでくださると嬉しいです!


 追うか?

 脳裏にそんな事がよぎる。


 里では魔力を感知する技術があり、相手がどんな魔法をどれくらいの範囲で打ってくるか何となく分かる。

 まぁ、ランク上位では基本技術らしいけど……まぁ、置いておいて。


 勿論、俺も習得していて……鬼の風槍の魔力残滓を負って追跡することは可能だ。

 大技程感知しやすいからな。


 でもなぁ、追っていいものか?

 考えたくはないが……もし鬼の集落があって、さっきの鬼のような実力者がゴロゴロいたら追跡せず、即刻逃げた方がいいだろう。

 もし、あの鬼1人だったとしても罠を仕掛けている可能性もある。


 だけど……その線薄い気がするんだよなぁ。

 里で教わった人類の地竜討伐方法を思い出す。


 確か……地竜は大規模魔法が得意だから無駄に人数を増やさずに、少数精鋭で討伐が基本だったなぁ。

 だから、もし集落があるなら、あの鬼が一番の実力者の可能性が高いんよな。


 で、今あの鬼は結構消耗していると……この森にいる以上、地力は向こうが上。

 ここで見逃して、毎度襲撃とかやられたら……たまったもんじゃない。

 逃げても追いかけてくる可能性がある訳で……。

 う~ん……。

 ……。

 ……。

 ……。


 よし、追ってみよう。


 少しリスキーだが……ま、これも旅の醍醐味でしょう!

 

 追跡に当たって……この魔法使ってみるか。


「岩鎧、弾丸、解除! 掘削発動」

 地面を掘り進め、地中を移動する技だ。


 地面を掘る、落盤しないよう固定する、空気穴を作る、周囲を確認するためには目は出さなきゃいけない……と色々大変で消耗も激しい魔法だが隠密性はピカイチ!

 消耗も竜族の膨大な魔力総量により、ある程度なら問題ない。


「よし行くか!」

 地面を掘り進めながら、魔力残滓を頼りに追跡を開始!

 さぁ、吉と出るか凶とでるか。











 猛スピードで地中を進み、数時間。

 何か集落があった。


 木造の建物……屋根が草の束で作ってある、日本の昔の建物みたいなやつだ。

 そして色んな肌の色をした鬼たちがいた。

 

 予想通り、鬼族の集落らしい。

 その鬼たちが慌てた様子で一番大きな建物に入っていく。


 ほほう、あの建物怪しい……!


 また地面を掘り進め、大きな建物の床下に到達。

 顔の上半分を出す。

 


 何やら話し合いの最中らしい。

 皆焦っているのか声が大きく、よく聞こえる。

 フッ、忍者になった気分だな。

 

 情報収集でも洒落こみますか!

 聞き耳を立て意識を集中させる。






「村長! この村じゃあんたが一番の実力者だ! そんなあんたが負けちまうような地竜なんて……。この先どうすりゃあいいんだ!?」


「このまま地竜が進行方向を変えなかったら……いずれこの村とぶつかる。地龍の予測進路に監視役を立たせておるが……時間の問題か……」


「いっそ、村全体で討伐に当たった方が……」


「相手は地竜だぞ!? 集団で挑むのは悪手だ! どれほどの犠牲が出てしまうことか!」


「ならどうしろと!? このまま村に来ちまったら……村人にまで被害が出てしまうかもしれん! そうなる前に我ら戦士で討伐を!」


「だが……しかし!」


「そこのお二方……。一度落ち着きませんかねぇ? そんな感情的になっては良い策が出るものも出ませんよぉ?」

 

「む、そうだな。すまない……。頭に血が上りすぎていたようだ」


「いや、俺もだ。みんな村を思っての意見なのに……。俺だけ先走っちまって、悪かった」


 ……。


「ふぅ、やはり……これしかないか……」


「村長? 何か良い策があるんですかい?」


「戦って分かったことだが……あの地竜は異常だ。竜族は非常に傲慢、他種族を見下しているのが普通だ。だが、あの地竜は俺を見下しているような雰囲気はなかった。対話を試みるのも手かもしれん。こちらから襲撃しておいて、対話したいなど身勝手にも程があるがな……背に腹は代えられぬ。少しでも希望があるのなら……」

 

「竜族と対話ですと!? それはあまりにも……その昔、荒ぶる古竜を静めるため賢王自ら頭を下げたところ、王ごと国を更地にされたのは余りにも有名。危険すぎます!」


「対話し駄目なら……俺自らの命を差し出してでも、許しを請うのみ。それで村を救えるのなら安いものだ」


「それは……。やはり、この地を去り村を移動させるべきでは? 村長だけ重責を背負わせるわけにはいきません!」


「だが、代々伝わるこの村を捨てるわけには……」


「村長だけに任せるのも……」


 




 ……。

 なんだろう? 罪悪感が凄い。

 何だか俺が悪者みたいな感覚になって来たぞ。

 

 この話聞いちまったら……。

 対話するのもやぶさかではないが……。

 どうやって対話に持っていくかな。


 それにしてもさぁ……1ついい?

 昔話って……。


 その古竜何してんのおォォォ!?


はい、どうでしたかね?

村の鬼たちは皆仲間思い。

そんな心優しい鬼たちに竜生エンジョイ勢の魔の手が・・・!


誤字、脱字報告、アドバイス等よろしくお願いします。

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