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0.プロローグ

この世界は、「言霊」と呼ばれる、一つ一つの言葉が持つエネルギーに満ちている。


大地を踏みしめるたび、風に触れるたび、目に見えぬ言霊の波がさざめき、世界の調和を織り成していた。


人々は生まれながらにして、神から一冊の辞書を授けられる。

白紙のそれは、生涯を通じて成長し、彼らが出会い、学び、理解した言葉によって彩られていく。

言葉を知り、その本質を悟るたび、辞書のページにその言葉が刻まれるのだ。


やがて、人々は自らの辞書に記された言葉の言霊を、「言素げんそ」を用いて操る術を得た。

言素とは人々が生まれもつ言霊を操る素質。


「火」を理解した者は火を生み出し、「水」を理解した者は水を呼び出す。

「癒し」を知る者は人の痛みを和らげ、「鋼」を知る者は刃を鍛える。


そうして人々は、言霊の力を暮らしに取り入れ、豊かに生きていた。

私の初めての作品です。

つたない文章ではあると思いますが、

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