超クールな嫁と妄想
俺の嫁は超美人だが超クール。そのため、表情から感情を読み取りづらい。
今もホラー映画を見ているが終始真顔。もうちょっと何か反応が欲しい……例えばこんなの。
※これは妄想です
「きゃっ!」
「ん?今のシーン怖かった?」
「うん。怖かった……ねぇ……」
「いいよ。ほら腕貸してあげる」
「ありがと///」
俺だって健全な男性ですよ。少しはこういうの期待しちゃうじゃん!しかも超美人な嫁ですよ?はぁ、イチャイチャしたいよー。
「ねぇ………」
「ん?なに?」
「…………………腕」
「・・・・・え?」
「……腕貸して」
「…………か、貸すよ!!一本どころか二本でも三本でも貸すよ!!!」
「腕は二本しかないけどね」
や、やったー!!あの超クールな嫁が自分からこんなこと言ってくれるなんてマジ最高!!ふぉー!!
「じゃあ遠慮なく行くね」
「うん!」
グイっ!
「え?」
グイっ!グイっ!
「い、痛い痛い!!」
「やっぱり?」
「ま、まさか腕貸りるってこれをするために?」
「うん。さっき私で変な妄想してたでしょ?」
「………………してました」
グイっ!
「痛っ!」
「……本人が隣に居るんだから」
「え、」
「だから!私が隣に居るんだから妄想じゃなくて現実にすればいいでしょ……」
「あ、え、はい!」
このあと滅茶苦茶イチャイチャした。
おまけ
「あ、そうだ。ホラー映画とか苦手じゃないの?」
「平気」
「そ、そうなんだー」
なんだ平気なら吊り橋効果的なの期待出来ないじゃん……残念です。
「あなたが隣に居たから平気だった」
「/////」