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プロローグ
時の流れは早すぎて
僕は君に置いてかれるんだ
両足が鉛のように重い
進めないんだ
君のそばにいきたいのに
僕の心が
こんなにも君を求めているのに
君を幸せにする未来が見えないんだ
僕は
君を不幸にする
幸せにできない
でも
他の奴に幸せにしてもらえなんて思えない
誰にも渡したくない
幸せにできないとわかっていても
僕はまた君を求めてしまうんだ
君に届かない・・・
君に届かない・・・
届かないなら
僕はもう要らない
いっそ狂ってしまえばいい・・・
でも
ああ・・・君を忘れたくないよ
忘れたくない・・・