1人目の2話
「あなたの願い叶えましょう」私がいつものお決まりのセリフを言うと彼は不意をつかれたように
「ふへ?」
というまーなんとも間抜けな声を出した。
「だかーら、私が君の願いをかなえてあげるって言ってるの。おわかり?」
「え?なんで?っていうかどうやって?
え?意味分かんない」
まーそうだろうともじゃー自己紹介するか
「私ね実は天使なの
1日1人くらいのペースで健全なる市民の方々の願いを1つ叶えてあげてるの
ちなみに私の姿は私が話しかけたり触ったりした人じゃないと見えないからさっきから君は1人で喋ってる変人みたいな感じで見られてるよ(笑)」
「え!?
その話本当なんですか?
冗談言って僕のことからかってるんじゃないんですか?」
「じゃー試しにあのウエイトレスでも呼んで聞いてみたらいいんじゃない?」
「じゃーそうします
すいませーん!」
「あ、はい
ご注文ですか?」
「あ、いえ
そーではなくて
すごく変なこと聞くんですけど僕の前って誰もいませんよね?」
「あ、はい!
入店された時から1人ですよ」
「あーありがとうございます」
ウエイトレスがさっていく
「ね?
ホントでしょ????
これで信じてくれた?」
「今のところは
本当に願いを叶えてくれるんですか?」
「もちろんですとも!
どんと任せなさい!」
「なんだか不安なんですけど」
「勝手に言ってなさい
とりあえず過去に戻りたいのよね?」
「うーん
時空超えることはあまり許されてはいないけど、、
まーいっか!
行きましょ!」
「え、いいの!?」
「もちろん!
よし!
人のいないところに行きましょ!
そこで過去にタイムスリップしましょ」
「あ、はい」
そうして私たちは人のいないところに来た
「じゃー行くわよ
あ、タイムスリップは1人1回までだからそこんとこよろしくね」
「え、つまり1回で成功させろって、ことですか?」
「そゆこと!
なるべく私も手助けはするから頑張りましょ!!」
「あ、はい」
「よし!
では、行くわよ!
過去の世界へ!
いざ、タイムスリップ!!」