シークレット6 修行一日前
人物との出会いを書くのが難しくて禿げそうでした
〜ルイド〜
「レイア…大丈夫か?」
今俺はレイアのお見舞いに来ている
「うん、大丈夫!しばらくは安静にしてないとダメだけどね…ルイドの方は大丈夫なの?」
「あぁ、まあ、大丈夫だ」
「ルイドってあんな大きな奴を倒せるぐらい強かったのかぁ…なんかショックかも…」
「まあ、たまたまだよ、たまたま」
本当はアーミラが一撃で倒したなんて本当の事は言えない、だから俺が倒したと言う話にしておくことに決めたのだった
「じゃあ、見回り行って来るよ」
「うん!気をつけて」
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今日はアーミラの修行の一日前で身体を休めてこいと言われたので依頼の町の警備(散歩)をやることにした。ちなみにアーミラは昨日の夜からでて来てはいない、何処からか見ているのかもしれないがそれもわからない
本当に何をしているのだろうか?
トボトボと町を歩くが特に変わった様子もない
これこそ孤独なのかなぁ…
目的がない行動程虚しいものはない
もういっその事家に帰って寝ていようかとおもったやさきにドン!っと人にぶつかってしまった「あぅ!」っとすっ転ぶフード声的に少女だろう
「ごっ、ごめん!大丈夫か!?」
「あっ、こちらこそすいません…!お怪我はございませんでしょうか?」
すくっと立ちあがる、フードから髪が覗く
銀髪が綺麗な少女だった
どこかの貴族か、綺麗な服も着ていたが転んだ拍子に汚れてしまったようだ
まずいな何か文句つけられないかと思ったが謝罪をしてきたのでそうではないと安心した
「そっちこそ怪我してないか?」
「はい、大丈夫です。心配して下さってありがとうございます!それでは!」
っといきなり少女駆け出す少女の手を掴む
貴族が服を汚しているのはいけないと思い
一応言っておこうと思った俺の配慮だ
「服が汚れてるよ!?」
「あっ、そうですか!親切にありがとうございます!」
っと少女はパッパッと汚れをはらう
一応は綺麗になっただろうか?ものすごく大雑把に衣服をはたく
では、と少女が行こうとした時
「やっと見つけましたよ!!!」
そこにはまた貴族であろう服を着た青髪の女性が立っていた
「ひ…シーク様!護衛もつけずにお出掛けになるとは何事ですか!だいたい貴方はこのろー「貴方誰!?」
「!!!!!!!!!!????」
その言葉にまるでワケガワカラナイヨみたいな表情になる女性
「私貴方みたいな貧乳な人知らないわ!」
あっ、死んだ。その女性は四つん這いになり
「姫様が私に…ぶつぶつぶつ」と何か言っているが聞き取れない
精神的に危ない
「よし!」
ガッツポーズする少女、何がよし!っだ
「おい、あの人知り合いなんじゃ…?」
「ん〜、まあ知り合いですが今は必要ないわね!むしろ邪魔!久しぶりに外にでたんですもの自由になりたいわ!」
「よし、俺がわかった事を整理しようお前はどこかのお偉いさんで勝手に外に出てそれを止めに来たその人に精神的大ダメージを与えて失神させて喜んだ、あってるよな?」
「あれ?…貴方私のこと……ううん…まあいいいわ…そうね、ほぼ当たりだわそしてぶしつけだけどこれから私をエスコートして欲しいわお兄さん」
「嫌だって言ったら?」
「あそこで貴方が私の手を掴んでなかったら普通に逃げきれていましたから…まあ、大方貴方が悪いから…私の権力を使って痛いめにあわせてあげるわよ?」
いい笑顔だ、そして拒否権はないようだし実際に暇をしていた。これぐらいのことならまあしてやらんのとでもない
とゆうわけで俺は彼女の街案内することにした。え?失神してた女性はどうするって?
どうしようもないだろ。
彼女の名前はエルージュというらしい名のった時に「私の名前はエル……ジュ!エルージュよ!よろしくね」っと何故かドギマギとしながら答えたがたいして気にしないことにした。きっと残念な子なのだろう
エルージュは見るもの全てに目を輝かせていため珍しいのか物を見るたびに「あれは何!?どういう物!?」っと激しい質問攻めにあってしまった
「エルージュは本当にお嬢様なんだな」
「ん?急に何よ?」
「いや、見るもの全部に目を輝かせてるから」
「だって、遠くからしか見たことなかったから近くで見るとやっぱり迫力があるのよ!」
「そうなのか」
「あっ、ルイドあれ買って!」
エルージュは言いながら屋台の方に走っていってしまった
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「はー!満足!満足!」
エルージュは輝かしい顔でそう言った
こっちは散々連れ回されてヘトヘトだ
おまけにお金がないとかいっておごらされているし…
「ルイド君は優しいね!こんな見ず知らずの人に奢ってくれるなんて!」
「お前が勝手に買って勝手にどっか行こうとしたからだよ!泥棒だよ!?窃盗でもあるし…」
「そこは私の権力で!」
「それはもう人として許せねぇよ!」
アハハ
っとカラカラと笑うエルージュ
本当に楽しそうだからこれ以上文句を言うのも気が引ける
「はー、楽しかった!ありがとうルイド君!」
「なんだよ、もうお買い物は終わりか?」
「もうって、そろそろ日が暮れるよ?」
エルージュが言うとおりもう日が沈みかかっている
「これだけ楽しめればもういいよ、エトワールにも悪いことしちゃたしね」
「エトワールってあの倒れた女の人か?」
「そう、私の護衛のエトワール、ああ見えてとっても強いのよ!」
「貧乳だからか?」
「それは唯一のコンプレックスね、言わないであげて…ずっと悩んでるわ…」
同情する彼女の胸は大きい!ってほどでは無いが貧乳とは呼べないバランスがいい乳だ
何を言っているんだ…俺は…
「それにそろそろ戻らないと騒ぎになっちゃうから…」
「そうか…んじゃあな」
っとエルージュと別れようとすると手を取られた。取ったのはエルージュだ
「ルイド君は私のこと気にならないの?私がどんな人なのか気にしないの?」
手を握ったまま聞いてくる、その目はどこか不思議そうでもあり悲しそうな感じでもあった
「なんで気にする必要があるんだよ、お前がどこの誰であろうと俺は知ったことねぇよ」
そう言ってやっただって本当に気にしていないからだから…
「そう…ありがとね!」
そう言った時の彼女の顔は今日一番に嬉しそうだった
それと最後に彼女は
「ルイド君は世間を知らなすぎるからちゃんと勉強しなさい!」って言われたが全く意味がわからなかった
誤字脱字などあったらお気軽に教えて下さい