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シークレット・etc  作者: ジンパル
1章いろいろと秘密
4/6

シークレット4妾

ルイドは剣を抜くなぜこんなにも冷静なのかわからないもしかしたら絶望しすぎて逆に闘争心が燃えてきたのか、そんなことはもうどうでもいいとりあえずレイアだけは守ろう

っと思ったのだ


獣はルイドが構えたのを見ると威嚇しはじめたそれだけでルイドの足は震えそうになる


獣が跳び!爪をたてる!ルイドは回避の為横へ転がりながらかわす

獣の爪は空気を斬る

一応かわせる事はできた、とルイドは安心する即死ではないと次は攻撃を当てると剣を構える

またしても獣が跳ぶ!先ほどの攻撃とほぼ一緒だ!

今度のルイドは横へサイドステップし爪をかわすそして一気に前進して通り過ぎる時に獣の後ろ足に剣を当てた!


ザッ!


っと獣の足を切ったがたいしたダメージではないようだ…しかしこの攻撃でルイドは自信をつけたこの調子でいけば勝てると思ったのだ


「ウグルルルルル…!」


獣が唸るそしてルイドの周りを歩きはじめた隙をつこうというのかルイドは剣をより一層強く握りしめた

そして獣が跳ぶ!今まで真っ正面にしかとんでこなかったが今度は横に一回大きく移動して攻撃してきた!フェイントだ!

それだけでルイドは意表をつかれた


「うぉ!」


ルイドは思いっきり横に跳ぶもうヘッドスライディングだ…だがそのかいあってか爪はかわすことはできた


「危ねぇ…」


ルイドは体制を立て直す、そして彼は思った

こいつはきっと爪で引っ掻く攻撃しかしてこないと

もし仮に他の技が使えるのだとしたらわざわざフェイント入れて引っ掻くよりもそっちの方がルイドを仕留められるからだ


「いけるかもしれない…」


ルイドは唾を飲むそして剣を構える

獣がうなり跳びこんでくるがやはり爪でしか

攻撃してこない


ザッ!っともう一撃後ろ足に


「いける!いける!いける!いける!」


ルイドは興奮してきた生きる希望が見えてきたからだ

獣が跳ぶ今度は右に一回左に一回とフェイントをかけてくるがルイドは引っかからない!


ザシュ!今度はいいのが入った

よしいける!っとルイドが獣に目を向けようとした時


ボゴッ!!!!!


「!!!!!????」


ルイドの脇腹に鈍痛が走った

吹っ飛ばされるルイド木にぶつかり地面に叩きつけられる


「カハッ…!」


何が起こったかルイドにはわからなかった

確かにルイドは獣の爪での攻撃をかわし後ろ足にダメージをあたえた

そして獣はまだルイドの方を見ていない

そでは何がルイドにダメージを与えたのか

それは尻尾だった

ルイドと獣が交差する時に獣はこれを狙っていたのだった

ルイドは攻撃は爪しかないと思っていたため

反応できることもなく直撃をくらった

勝負の行方はすでに決まっていた…


獣がゆっくりとこっちに迫ってくる

しかしロイドは動くことができない

息ができない…


死ぬ?死ぬのか?このままあの獣に食われて死んでしまうのか?

ルイドは恐怖した、自分が死ぬことに…


「いや…だ…死に…た…くない…」


這いずりながらも逃げようとするしかし獣と自分の距離は縮まるばかり

ついに獣がルイドとの距離を詰めた

そしてその鋭い爪でロイドを引き裂こうと振り下ろそうとしたとき

獣の動きが止まる


「ロイから…離れろ…」


レイアだった…レイアが力を振り絞って

獣の尻尾にしがみついてたのだった…

しかし獣は尻尾振ってレイアを振りレイアは地面に打ちつけられる

もう彼女に意識はなかった

獣は標的をレイアに変えた


守らなきゃさっきまで死にたいと思っていたのをすっかりと忘れていた近くに落ちていた剣を握りしめて


「うわぁぁぁぁあ!」


ザクッと獣の尻尾を捉える、

しかし、いややはり獣には答えてはいないようだ


だが、諦めないここでロイドが諦めたら

レイアは間違いなく死んでしまう

勝てなければ!

勝たなければいけない!

またしても獣は標的を変えロイドに向かう

獣が跳ぶ今度はきっと避けられないだろう

だがロイドは恐れて目を閉じたりはしない

勝つんだ!負けてたまるか!


「うぉぉぉぉぉぉお!!!」


しかしルイドの剣は届かなかった…











あれ?

ここどこだ?

真っ白な空間だった、ただ真っ白で何もない空間


おい!


もしかして俺死んだのか?ルイドはそう考えた…


おーい


まじか…死んだのか…あそこまでカッコつけておいてあっさり死ぬとか恥ずかしい…


おーい!聞いとるのかー?


そしたらレイアも死ぬんだろうか

死んでしまうのだったら一人は寂しい

ここでレイアを待とう


おーい!いい加減にしないと妾泣くぞ!


まてよ?いつまで待てばいいのだろうか?


いい加減妾の話を聞けー!!!!


殴られた!凄い勢いで!


無視とはなんなのじゃ!?

無視とは!?


そこには少女がいた見た目は十歳前後白い髪に真っ赤な目

おとぎ話にでてくるような少女だった


お前だれだよ!?


そう声を荒らして叫ぶな耳がキーンとなる


少女は耳を塞ぐ面倒くさそうな顔をする


妾が誰であろうとどうでもいいのじゃ

それより自分の心配をしたらどうじゃ?


そこでルイドは思い出すさっきまでの獣との死闘を


俺は死んだのか?


いいや、死んではおらぬ…まあ、このまま行けば間違いなくお陀仏じゃがな!


少女が手をかざすとそこに鏡が出現しその中ではルイドが今まさに獣に襲いかかられている、


ここは?どこだ?


うーむ、精神と○の部屋?


なんだそれ?

ものすごく気になる


まあ、いいじゃろ?それよりこのままでいいのか?

このまま行けば確実に死ぬぞ?

今は外の時間が動いていないがここからでたらもう間違いなく死ぬな秒殺じゃな


あれ?それ詰んでね?


そうじゃなーつんでるなーツンデレじゃなー

だが妾が力をかせば話は逆じゃ転覆じゃ


助けてくれるってことか?


まあー、そういうことじゃ、


本当に助けられるのか?


あー、馬鹿にしてるじゃろ?


まあ、そりゃその強そうではないな見た目では…


まあ、よいわとりあえず助けて欲しければ妾の名前を呼べ、助けてやるのじゃ

そしてそろそろ時間がないのじゃ


っと言ってる間にルイドの視界が白く染まっていく


待てよ、なんで助けてくれるんだ?


さあ?なんでじゃろなー?

とゆうか妾の名前聞かなくともいいのか?

知らないと呼べないじゃろ?


どんどん白く染まっていく

ルイドは焦って聞いた


お前の名前はなんだ!?


すると彼女は笑う、嬉しそうな寂しそうなそんな笑顔で


アーミラ!アーミラじゃ!


ルイドは現実に引き戻される

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