1/3
アンドロメダと少年少女
「ねぇ、星が綺麗だよ」
「‥‥‥そうだな」
「そういや、10万年後にはこの地球のある天の川銀河はアンドロメダ銀河に飲み込まれちゃうんだってー」
「なんでいきなりそんな絶望的な話するんだよ」
「綺麗な星空観てたら急になんか怖くなってきちゃって」
「こんな星空のどこが怖いんだよ」
「自分の存在って宇宙に比べたらとってもちっぽけだってことが」
「お前にしては哲学的だな」
「私もたまには難しいことも考えるよ」
「俺は人間も星も変わりないと思うけどな」
「えーどうして?」
「どっちも最後に塵になってしまうだろ?」
「そんなの全部に当てはまっちゃうじゃん!」
「む‥‥‥星達も自分がちっぽけだって思ってるかもよ?遠くに見える地球を観て」
「地球は恒星じゃないから星からは見えないじゃん」
「あーもう!俺は帰る!」
「え、ちょっと待ってよー!」
少年少女は遥かな銀河を思いながらちっぽけな帰路を急ぐ‥‥‥




