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アメリカで生活すると言う事2

「You are my princece 」


夫のデリックはいつも私に囁いてくれる。愛しい人を1番に想い慈しむ夫に私も全身で答えていた。


「愛してる」


と。



それを麻衣子自身、不満に思った事はない。

夫婦になったのだから、だって自分だって彼を支えたい。

このままカルフォルニアにいて、何も知らない出来ない妻にはなりたくない。

彼にとってお荷物にはなりたくないんや。

だから、分かってくれるよね?

デリック。

初めデリックは渋っていたが、麻衣子が言いたい事を理解してくれた。

デリックの勧めもあって、麻衣子が一番始めに働いたのは日本食レストランだった。

ここでは外国人の麻衣子にとって外で働く事は、やっぱり自分に身近な職場=文化が日本食レストラン。


初めはとても恥ずかしかった。

中国人のオーナーに理不尽な事で怒鳴られたりしたけど、いつも前向きな麻衣子には沢山の友人に囲まれた。

この時、知り合ったのが日本人の湊だ。

麻衣子がこのお店で働き始めて1年後に、このレストランは閉店した。


麻衣子は、次の仕事を求めて州都のサクラメントで働き始めた。

この仕事についてからは、今までずっと一緒に住んでいたデリックのおばあちゃんの家から出て、念願のマイホームを購入した。

デリックの仕事も順調に進み、独立して新たに事務所を構える事になった。

何もかもが怖いくらいに順調に行き始めた、


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