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5. 異世界の王宮でクッキング

「料理?」

「はい」

「構わない。厨房を自由に使えるようにしておこう」

「あ、ありがとうございます」


 あまりにもあっさりと許可が下りたことに、ハルカは拍子抜けする。国王であるアスカが良いと言うなら良いのだろう。アスカが側にいた侍女を呼び寄せ一言二言。小さく礼をした侍女はすぐに部屋から出て行った。きっと厨房へと連絡をしに行ったのだ。


「いいですね。ハルカの世界の料理、気になります」

「俺も!」

「私も!」

「夕食、期待しているぞ」


 四人のわくわくとした視線。イエディは好奇心溢れる瞳をキラキラと輝かせ、トウリは悪戯っ子のようにニヤニヤと笑う。エミーレは純粋に楽しみだと言わんばかりに頬を桃色にしながら微笑み、アスカはといえばくつりと小さく笑っている。

 髪色から見ても明らかだが、この笑い方の違いを見るに、イエディとエミーレ、アスカとトウリが内外どちらも似ているようだ。黒髪の兄弟は濃い青色の瞳、金髪の兄妹は薄い青色の瞳を持つ。揃いも揃ってこれだけの美形なのだから、両親もさぞかし美しいのであろう。そういえば、アスカは国王としては随分と若いように見えるが、この世界ではそういうものなのだろうか。

 

(……いやいやいや、待て)

 

 そんなことは今のハルカにはどうでもよいことである。現実逃避に近い王族観察をやめて、今の彼らの発言を振り返る。つまり、彼らも食べるということか。そういう意味だろう。それは困る。生憎なことに王族に奮うほどの腕は持ち合わせていないのだ。確かに料理をしたいとは言ったが。


「皆様も食べるんですか? 俺、自分の分だけのつもりで……」

「当然だろう」

「えぇ……」

 

 料理はできる。できるが、王族の舌に合わせたものなんて到底無理だ。ただの、日本の一般的な家庭料理しか作れない。

 確かに料理は得意な方ではある。家庭料理であれば一通りは作れるし、レシピがなくとも大体は何とかなる。お菓子作りもしたことがある。平均的な日本男性よりは、できる方に分類はされるとは思う。その程度の自負はある一方で、趣味だと大声で言えるほど凝ったものは作ったことはない。何時間もカレーを煮込んだり、粉からうどんを打ったりはしない。そういう趣味の料理ではなく、ただ忙しい毎日を楽に過ごすための料理を、自分好みの味を作る料理を好んできた。

 コンビニ飯ばかりでは身体に悪そうだし、外食ばかりでは財布が痛い。嫌いではない料理をすれば、自分好みの味のものを、健康に気を遣いつつ、少し安く作れる。それが好ましくて、自炊をしていたに過ぎないのだ。


「恐れ多いです。俺は普通の料理しか……。皆様のお口には合わないかと」

「異世界の料理、気にならないわけがありません」

「えー……」


 イエディがウキウキとした雰囲気を隠しもせずに言う。黙っていれば凛とした麗しさを纏っているブロンドが煌めくイケメンが、こんなにも嬉しそうにしてくれていると、なんでも叶えてやりたくなるだろう。ホストとかすれば、ものすごく売り上げるはずだ。

 王族がこれで良いのだろうか、とハルカは訝しげに国王の側に立つエドワードを見上げた。どこの馬とも知らない男が作った料理を食べたがるなんて、毒を盛られたらどうするのか、と執事であるエドワードが止めてはくれぬだろうか。

 エドワードはハルカと視線が合うと、ニコリと笑った。助けてはもらえないらしい。

 

(……逆らえないな)


 ハルカは小さく溜息を吐いた。


「……あまり期待はしないでください」



 

 厨房に案内されながら、ハルカは考える。さて、何を作ろうか。国王が「夕食、期待しているぞ」と言ったのだ。夕食を作ることは確定事項となった。と言っても、今日の夕食の仕込みは終わっているかもしれない。あるものでやらせてもらう方が良いだろう。食材を無駄にするのはハルカの信念に反する。


「ハルカ、ここが厨房ですよ」


 ハルカを軽やかな足取りで厨房へと先導したのはイエディだった。ここは執事の仕事では?と思うも、エドワードとアッシュが黙って後ろを歩いているからこれで良いらしい。若干、文句を言いたげな顔を隠せていないアッシュを見るからに、やはりこれは執事の仕事なのだろうと推測する。エドワードは慣れているのかポーカーフェイスを崩してはいない。

 イエディに促されるがまま、厨房へと足を踏み入れる。ざわついていた厨房内が、王族の出現によって一気に静まり返り、それから綺麗に揃った礼が披露される。


「皆さん、こちらはハルカです。今日から皆さんと一緒に料理を作ってもらいます。ハルカは料理に詳しいので、きっと皆さんにとっても勉強になると思います。さっそく、今日の夕食から手伝ってもらいますので、よろしく頼みましたよ。……ジャック」

「はい、イエディ殿下」


 呼ばれたのは、赤毛の短髪を拵えた大柄な男。がっしりとした体格で、武芸に秀でてそうな見た目である。騎士か何かだと言われたらすぐに信じる。しかし白いエプロンを腰に巻いているから、彼も立派な料理人らしい。


「ハルカはここからは随分と遠い国から来たので、この国に不慣れです」


 これは先ほど、王族が揃った場で決めた設定である。ハルカが召喚者であることはあまり広めるべきではないだろうというのがアスカの判断だ。王族が手違いで召喚してしまった、という不祥事を知られたくない。というよりは、ハルカの身の安全のためというのが大きい。

 当然ながら、召喚者は極めて珍しい。勇者ではないと言っても、召喚者というだけで価値を見出す輩がいてもおかしくない。武芸にも魔法にも秀でていなくとも、異世界の文明はこの国を世界を変える。召喚者を取り込んで、その知識を搾り取れば莫大な富を築くことも夢ではない。この国の中はもちろん、他国にも召喚者をなんらかの道具にしようと企む人間は出てくるだろう。それはアスカたちにとっては望むことではない、とはっきりと言ってくれたことが、ハルカは嬉しかった。彼らにもハルカを国の道具にするつもりはないということだ。

 ハルカ・イーダは遠い国からやってきた旅人。アスカがハルカの国の文化を気に入ったため、王宮に置くことにした。これがハルカがこの王宮内に身を置く建前となった。


(無理があるようにも思うけどなあ)


 旅人を王宮内に置くなんて。絶対にどこかで不審がられるとハルカは一応反論してみたが、「アスカが気に入ったから」の一言で片づけるらしい。それほど国王であるアスカは力を持っているということだ。

 この国の絶対王政がうっすらと恐ろしくなりつつも、味方でいてくれる分には心強いとハルカは見て見ぬふりをすることにした。

 

「初めはいろいろと教えてあげてくださいね」

「御意に」

「よろしくお願いします」


 ハルカがペコリと頭を下げると、ジャックはそのつむじから足のつま先までを一瞥してから片手を差し出した。ごつごつと男らしく、ところどころに火傷の痕がある、料理人の手だ。


「ジャックだ。料理長をしている。よろしくな、ハルカ」

「ハルカです。よろしくお願いします」


肉厚な手でぎゅっと握手をすると、ジャックはにっかりと人好きのする笑みを見せた。大柄な体格から醸し出される威圧感が少し和らぐ。怖い人ではなさそうで、安心だ。ジャックはゴホンと小さく咳払いをすると息を吸って声を張り上げた。

 

「さて、皆は作業に戻れ!」


 腹の底に響くようなその一言で、料理人たちは一斉に手を動かし始める。さすがは王宮に勤める一流たちだ。突然現れた出自不明な男に、不躾な視線を投げる者はいない。しかし、ちらり、ちらりと向けられるものはゼロでもない。


(まあ、それが正常だよなあ)


 ジャックに厨房内を案内されながら、チラチラ向けられる興味関心を会釈で受け流していく。あからさまに睨んだり、舌打ちを鳴らす人間がいないだけで上々だ。いろいろと丁寧に説明をしながら案内をしてくれるジャックも、良い人そうである。トップに立つ人間に嫌われればその環境での立場は終わるのだから、ジャックに邪険にされなくてよかった。

 

「ここにあるものは自由に使ってくれて構わない」

「ありがとうございます」


 映画で見た一流ホテルのキッチンのような広い広い厨房だった。王宮の厨房なのだから当然ではあるのだが、もちろんハルカには縁のない空間だ。ハルカのワンルームマンションに備えついていた二口コンロの小さなキッチンなんて、子供のままごとのよう。ずらりと並ぶコンロに、大きな流し台。倉庫の中はみっちりと食料品が詰まっている。食器棚には様々な色や柄の皿やコップが所狭しと並ぶ。

 たくさんの料理人たちがそれぞれ担当制で調理に取り掛かっているが、統率の取れた動きによってぶつかったりはしない。下っ端らしい若い男の子は、一生懸命に汚れた皿をピカピカにしたり、床を掃除したりしている。おかげで、厨房内はどこも整理整頓され清潔が保たれているようだ。

 厨房内を一周し終わると、ジャックは言った。

 

「今日の夕食からだったか。何を作るんだ」

「今日の食材の用意がもうありますよね? それを使わせてもらいます」

「それは助かる。食材を無駄にはしたくないからな」


 夕食用にと準備されていた食材は、野菜数種類と肉と芋。つまりは、昼食と同じである。


(同じメニューを出すのか……?)


「どうした?」

「あの、お昼も、似たようなメニューだったかなと」

「そうか? 野菜も肉も、種類が違うぞ」

「なるほど~……」


 調理法も調味法も少ないこの世界。メニューのバリエーションも乏しいということである。


「分かりました」

「できそうか?」

「そうですね、少しだけアレンジしてみようと思います」

「見せてもらっても?」

「ええ、もちろん。でもそんなに面白いことはできないですよ」


 並べられた野菜を手に取りながら、ハルカは振り返った。


「なので、イエディ様も」

「ん?」


 壁際で静かに立っていたイエディは、ハルカに声をかけられるといたずらがバレた子供のようにコロコロと笑った。

 イエディが先導してハルカを厨房に連れてきてから、イエディはずっとここにいた。とくに何かをするわけでもなく、ただ黙って佇んでいる姿はいわゆる「壁の花」であったが、彼が花になる理由が見当たらない。色気のある目元を伏せがちにして、微笑を浮かべてハルカを遠目に眺めていた。これが街中であれば、きっとすれ違う女性が放ってはおかないし、パーティー会場なら男女問わず声を掛けたであろう。

 しかし、ここは厨房だ。

 

「ここにいてもつまらないかと」

「ハルカの料理に興味があります。邪魔はしません」

「はあ……」


 イエディはにこりと美しく笑って、ハルカを上目遣いで見るようにあざとく首を傾けた。さらりと落ちるブロンドが彼に光を纏わせる。周りの料理人の緊張が抜けないようで可哀そうであるが、王族の意向に逆らうわけにもいかない。本当に戻らなければならないときは、側に控えているエドワードがどうにかするだろう。


(見張りの意味もあるかもしれないしな)


 ハルカは諦めて、料理人たちに心の中で謝りながらさっそく調理に取り掛かった。


 用意されている野菜は、レタス、ベビーリーフ、紫玉ねぎ、トマト。確かに昼食で出たものとはラインナップは異なっている。ハルカは慣れた手つきでレタスを剥ぎ、ベビーリーフと一緒に水で洗ってザルに上げた。新鮮な葉物野菜は、とくにこれ以上の手間はかけなくても良いだろう。

 次は紫玉ねぎだ。これはほんの少しだけ丁寧に処理をした方が美味しいはず。トトトト、と軽い音を立てて薄くスライスしていくハルカの手元を、イエディが興味深そうに眺めているが気にしないことにする。ボウルに移して、そこに水をたっぷりと加えた。

 幸いなことに、この国は水道が通っている。正確に言うと、水の魔石とやらを駆使して誰でも水が出せるようにした魔道具らしいが、難しいことは今は置いておく。概ね日本と同じように水が使えるのはありがたい限りだ。


「これはザルに上げなくていいのか?」


ハルカのことを黙って見守っていたジャックが、水を張ったボウルを指さした。


「はい。しばらく置いておきます。こうすることで、辛みが抜けます」

「へえ。玉ねぎは生で食べると辛いものだと思い込んでいたが、こうすると美味しく食べられるのだな」


(やっぱり、この世界は切る、焼く、茹でるくらいしか調理方法がなさそうだな……。下処理なんかも最低限しかしてないみたいだ。あ、そうしたら)


「トマトは、そのままでももちろん美味しいですが、皮を剥くと舌触りが良くなりますよ」

「トマトの皮? ぐちゃっとするから剥けないだろう」

「結構簡単に剥く方法があるんです。お湯がいるんですが……。あと氷水があれば」

「氷水とお湯だな。氷はそこだ。コンロの使い方を教える」


 案内されたコンロも、火の魔石を使って誰でも火がつけられるようになっていた。カチリと見慣れないスイッチを押すとボッと勢いよく炎が上がる。だいたいの火力調整はこのスイッチでできるらしいが、ごく細かな調整がしたい場合は自分で魔力を流してコントロールするとか。強火、中火、弱火くらいはスイッチでできるようになっているのが便利だ。

 

「沸騰したお湯にこうして切れ目を入れたトマトをつけて……。20秒ほど経って、こんな感じで皮が捲れてきたら、氷水に移します」

「おお、ぺろんと」

「そう、ぺろんと」


 氷水の中でつるりと皮が剥けた真っ赤なトマトを、ジャックとハルカが覗き込む。ハルカの手の上に乗せられたそれを見て、ジャックは「ほう」と感嘆の声を漏らした。

 

「これは、綺麗に剥けるもんだな」

「少し丁寧な料理をしたいときには、こういう方法もあります」


 いつもする必要はないかもしれませんけどね、とハルカが笑うとジャックは納得したように頷いた。

 ハルカ自身は、別にサラダのトマトは皮があってもなくても気にしない。湯剥きの手間がかかるから、自分用のときにはまず行わない。けれども、技術として知っておくことに意味があると考えている。何かの料理のときには、トマトの皮が邪魔になるときがあるかもしれない。ハルカが作る料理でそのシチュエーションになることはあまりないのだけれど。

 しかしジャックをはじめとした王宮の料理人たちが、調理法を知っておくことは大切だろう。それこそ、王宮の料理は丁寧に、凝ったものを作る必要もあるはずだ。


「玉ねぎも良い頃だと思うので、水を切って……。盛り付けたら」

「完成か?」

「はい、野菜の準備は。あと、サラダにかけるドレッシングを作ります」

「ど、どれ?」

「ドレッシング」

「どれっしんぐ」

「うーんと、野菜に味をつけるタレみたいなものですね。このままだと味気ないので……」


 ハルカはジャックにそう説明しながら、オリーブオイルに塩、砂糖、胡椒、レモン汁を並べた。調味料自体がないわけではないのに、料理にはほとんど活用されていないのが不思議だ。オリーブオイルは焼き物の油としてしか使われていないし、塩は保存食の燻製を作るときくらいしか使わないらしい。なるほど、スープにうっすらと塩味がついていたが、気休め程度であった理由が分かる。つまりは“味付けをする”という文化がほとんどない。


「これらを適量、よく混ぜて……。ジャックさん、味見してみてください」

「ん。んん……!? これは……!!」


 スプーンで掬ったドレッシングを手渡すと、ジャックの目がカッと見開いた。

 

「どうですか?」

「酸味があって独特の味だが、サラダにかけると美味そうだ!」

「せっかくなんで、このレタスをつけて……。……あの、イエディ様?」


 じっと壁の花に徹していたイエディが、いつのまにかハルカの背後にぴたりと立っていた。ハルカの肩越しにぬっと顔を出したイエディに、ハルカは思わず怪訝な顔を向ける。綺麗な横顔が、触れそうな位置にあるのであまり下手には動けない。イエディのブロンドがハルカの耳をくすぐる。

 

「ハルカ、私にも」


 イエディは甘い声で囁き、ニコリと可愛らしい子供のように笑った。

 

「よろしいんですか? 毒味とか……」

「ハルカはそんなことしないでしょう?」


 にっこりと綺麗に微笑みかけられれば、ハルカはむぐと口を紡ぐことしかできない。何も怖さは感じないのに、圧倒される。イエディとアスカはあまり似ていないと思っていたが、この有無を言わさない圧を感じさせる空気を纏うところは、二人ともそっくりであると知る。 「それに、鑑定すれば分かりますし」と付け加えながら、イエディはふふ、と笑った。

 どこからそんな信頼が来ているのかは分からないが、後者の方が大きな理由なのだろう。もちろん、この調理中ずっとジャックが張り付いていたので毒を盛る隙なんてないし、ハルカには王族に毒を盛る理由も度胸もない。


「そう言うなら……。イエディ様、ジャックさん、どうぞ」


 サラダにフレンチドレッシングをかけたものを二人に渡す。二人とも躊躇いなくパクリと口へと運んで、同時に目を見開いた。


「旨い!」

「これはいいですね! サラダは野菜を食べるだけであまり好きではなかったのですが、これなら美味しく食べられそうです」

「ドレッシングはいろいろなバリエーションが作れます。また今度別の味もお教えしますが、いろいろとアレンジしてみるのも楽しいですよ」

「ほう、他にも味があるのか」

「これは毎日の食事が少し楽しみになりますね~」


 ほのほのと微笑んでいるイエディは、絵画か何かのように美しい。ただドレッシングをかけたサラダを食べて喜んでいるだけには見えない。

 さて、王族の長兄が、おそらくかなりの力を持つ魔導士が、こんなところで油を売っていて良いものなんだろうか。やはり気になる、とハルカが首を捻っていると、ハルカの疑問はすぐに解決することになった。

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