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テーマ詩集:未来

2人の間の未来

作者: 歌川 詩季

「2人」も「間」も、ひらがなにしたかったんですけど。

 めぐり逢うまえはただ ゆるやかな時間(とき)の流れ

 もどかしく足踏みしてた

 たどり着きたい場所もわからないままに

 居心地悪さに喉が渇く

 出逢えてからはもう 加速がつくの感じる

 とり残されることだけ怖がってたんだ


 顔をあわせない一日さえも

「どんなにか」じゃなくて

「こんなにも」じれったいよ


 2人の間に未来があるのなら

 荒れ果てた荒野でもかまわない

 そばにいるだけで花が咲くんだ

 終わりはいつも突然で

 その影に怯えるけど

 先なんか知れてても 目をそむけはしないと誓う



 口約束なら もののはずみよりもっと

 きまぐれとわかってても

 すがりつきたい私は馬鹿をみること

 きまっているのに笑みが浮かぶ


 視線で繋がる一瞬さえも

「誰よりも」じゃなくて

「君だけに」高鳴る胸が


 2人の間に未来があるのなら

 涸れ果てた砂漠でもかまわない

 名前呼ぶだけで雨は降るのさ

 終わりはいつも残酷で

 冷たさに泣きじゃくるけど

 月灯り(くら)くても 見失わずにいたいと願う

 ひらがなだと、字づらが悪いんですよね。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  出会ってしまってからは、毎日待ち遠しく。まだかと焦れる様子と。  ふたりならどんな場所ででも切り抜けていけるという絶対感。 『君さえいれば』  そんな気持ちが伝わってきます。 [気にな…
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