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TS転生したら美少女だったからYouTuberをやってみた!  作者: しゆゆ
YouTuber活動開始!

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家に帰って舞香と話してみた!

更新が急に途切れて申し訳ありませんでした。

最近、とても忙しかったので、更新できませんでした。

総合評価も3000ポイントを超えてたし、コメントまで来ちゃいました。せっかく読んでくれる方がいるのに、すみませんでした。


今回は、最後が少し暗いかもです。しかし、バッドエンドにするつもりはありません。

「あーあ、もうお別れだね。」


新幹線から降り、メルクさんとは駅で解散することになっていた。


「そうですね。この3日間が凄く早かったです。」

「やっぱり今日はうちに泊まっていかない?」

「舞香からLINEが来てるので、やめておきます。」


新幹線に乗っていると、舞香からLINEが来ていた。内容は、私を最寄り駅まで迎えに行くね、との事だった。さすがに4日も帰らないのは、私も舞香に会えなくて寂しい。


「そっかぁ。じゃあ解散で。また今度遊ぼうね。」

「はい、3日間ありがとうございました!」

「それじゃあね。あ、次会うときは、告白の返事をしてね。」


メルクさんはそう言って、歩いていった。

今度会うときは、しっかりしないと。


「よし、帰るか!」


私は自分の家に帰るため、改札に向かったのだった。









「お姉ちゃん!」


最寄り駅で電車を降りて、改札を出ると、舞香が待ってくれていた。


「あ、舞香!」


私が気付いたときには舞香は目の前まで来ていた。

そして、ぎゅっとハグされた。


「おかえり、お姉ちゃん!」

「ただいま。わざわざ迎えに来てくれてありがとね。」

「早くお姉ちゃんに会いたかったから!」


舞香はそう言って、私と手を繋いだ。


「帰ろう、お姉ちゃん!」









「ただいま~。おぉ、なんか家が久しぶりに感じる。」

「3日ぶりだけどね。お姉ちゃん、お風呂に入る?」

「んー…そうだね。今日も暑かったし、汗を流したいかも。」

「じゃあ、私が洗ってあげるね!」

「舞香、ありがとね。」






私は荷物を置いたりしたあと、舞香とお風呂に入った。

今は舞香が背中を洗ってくれている。

肌を傷つけないようにって、手で洗われてるから、少しくすぐったい。


「あ、なんかお姉ちゃんの肌が前より綺麗になってる!」

「ホントに?いっぱい温泉に入った甲斐があったよ。」

「何回ぐらい入ったの?」

「えーっと…初日に1回、2日目に3回、今朝に1回だったかな?合計で6時間ぐらいは入ったかも。」

「3日でそんなに入ったんだね。お姉ちゃんはお風呂が好きだもんねぇ。」

「うん。一人で入るのも好きだけど、こうやって、舞香と入るのも好きだよ。」

「私も好きだよ!あ、温泉って一人で入った訳じゃないんだよね…?」

「うん。ほとんどメルクさんと一緒に入ったよ。いやぁ、スキンシップが多くて、何回ものぼせそうになったよ。」

「へぇ~…そう、なんだ。」

「それがどうしたの?」

「何でもない、よ。はい、次は前を洗うね。」

「自分で洗うから大丈夫だよ。」

「お姉ちゃんは疲れてるだろうから、私に任せて。」

「いや、でも、恥ずかしいし…。」

「いいから!ほら、手をどけて。」

「うぅ…はぁーい…。」




舞香に全身を丁寧に洗われたあと、2人で湯船に入った。手で全身をくまなく洗われるのは、凄く恥ずかしかった。メルクさんにもされてないのに…。


今は、私の足の間に舞香が座っていて、私にもたれている。


「あー、なんか帰ってきたって感じ。」

「そうなの?」

「うん。メルクさんといるのも楽しかったけど、やっぱり家で、舞香とゆっくり過ごすのは別の良さがあるよ。」


そう言いながら、舞香の事を抱き締める。


「こうやって舞香を抱き締めてると、癒されるんだよね。」

「へ、へぇ~。そ、そうなんだ。」

「うん。身長差がある分、より抱き締めてる感じが強くて好きなんだよね。」

「私も、お姉ちゃんに抱き締めてもらえるの、好きだよ。」

「そっかぁ。それなら良かったよ。」


夏だからそんなに長くは入ってないけど、ちょっとだけゆっくり過ごした。





お風呂に入って、ご飯を食べると、疲れていたのかすぐに眠たくなってきた。


「舞香、ちょっと眠たいからもう寝るけど、一緒に寝る?」

「うん!今すぐ準備してくるね!」









私と舞香は、私の部屋で寝ることになった。


「んー…なんか部屋に戻ってきたら元気になってきた気がする。」


寝転がった瞬間に目が覚めてきた。あとはリモコンで照明を消すだけなんだけどなぁ。


「じゃあ、旅行の話を聞かせてよ。」


私の腕の中で寝ていた舞香が、そう言った。

背中を私の方に向けているから、顔は見えない。でもこっちの方が寝やすいし、抱き締めやすいんだよね。


「じゃあ寝れそうにないし、簡単に話すね。詳しくは、また動画を見てね。」


私は旅行の思い出を話し始めた。







「色々あったけど、すっごく楽しかったなぁ。特に一番驚いたのは…あ、えっと…。」

「何が一番驚いたの?」

「あー、えっと、あれ?なんだったかなー?」

「お姉ちゃん、嘘が下手だよ。早く教えて。」

「あはは、やっぱりバレるよね…。えー、でもなぁ…。」


こんな事、舞香に言いにくいし…。


「早く教えてよ。怒るよ?」

「あ、それはダメ。じゃあ…言うね。」


舞香が怒ってるのは、別に怖くない所か、とても可愛いんだけど…すっごく機嫌が悪くなるんだよね…。前に、私が舞香と出掛ける約束をドタキャンしたときは、1週間口も聞いてくれないし、目も合わせてくれなかったんだよねぇ。


はぁ…言いたくなかったけど仕方ないかぁ。


「えっと…あのね、私、メルクさんに告白されちゃった。」

「…え?どういうこと?」

「だから…メルクさんに好きって…付き合おうって言われた。」


なんか自分で言うのは恥ずかしいなぁ…。


「ねぇ、お姉ちゃん…。」

「ん?どうしたの?」

「メルクさんと付き合ったの?」

「あー、それはまだだよ。会ったばかりだから、次会ったときに教えてって。」

「へぇ…それなら…。お姉ちゃん、びっくりしたのはそれだけ?」

「え?あ、えっと、うん。」

「だから、嘘が下手だって。これより驚いたことってなに?」


え、あれを言えと言うんですか?はぁ、なんで私はこんなに嘘が下手なの…。


「あ、あのね…メルクさんにディープキスされちゃった。」

「…は?」


私が話した瞬間に、腕の中にいた舞香の動きが止まった。


「…え、それってどういうこと?付き合ってないんだよね?」

「うん…。えっと、メルクさんが急にしてきて…。」

「それで、お姉ちゃんは怒ったの?」

「あ、それは…えへへ…。」

「なんで?」

「え?」

「なんで怒らないの?あの人のことが好きなの?」

「好きか嫌いかで言うと…好きだけど…。舞香、どうしたの?」


なんか急に、舞香の声が大きくなった。え、怒らせちゃった…?


「お姉ちゃんって、私のことが好きなんじゃないの?どうして急にされたのに喜んでるの?」

「そ、それは…ごめんね。」

「お姉ちゃんって、私じゃなくても女の子なら誰でも良いってこと?」

「あ、違うよ、そういうことじゃない…。」

「私のことが好きって言ったのに、あれは嘘だったんだ。」

「違うって!舞香のことが好きなのは本当だよ!」

「へぇ…私、お姉ちゃんのことが信じられなくなっちゃった。」

「ごめん…。でも、私は舞香のことが一番好きだから!」

「そうなんだ。そう言うならさ…。」


舞香は私の腕から出てきたと思ったら、私の上に乗った。馬乗りって呼ばれるやつ。


「お姉ちゃん、私と付き合ってよ。それで、私ともキスして?」


舞香は私の頭の両隣に手を置き、体を倒してきた。床ドンというやつだ。舞香の髪が私の頬に当たる。

凄く、顔が近い。そして、その舞香は…泣いていた。


「あ、え…?泣いてるの?」

「そんなことは別にいい!私と付き合ってくれるの?それとも…付き合わないの?」


舞香の目から溢れた涙が、私の顔に落ちてくる。


「え、どうして泣いてるの…?」

「分からないの?」


なんで…?舞香が私を好きなのは、姉としてじゃないの…?


「前からお姉ちゃんの事が好きって言ってるのに…お姉ちゃんは私を置いて、別の女の人と旅行に行って、キスまでしたって言ってるんだよ?私のことが好きっていってくれてたのに、裏切られたんだよ?」

「舞香…。」


そっか。舞香も私と同じで、恋愛的な意味だったんだ。気付いてあげられなかった。


「ごめんなさい。舞香に好きって言ったのに、こんなのは不誠実だったよね…。」


私は…どうするの?舞香とメルクさんのどちらを選ぶの?

舞香は妹だよ?女性同士でも大変なことが多いのに、実の妹なんだよ?親にも何か言われるかも。


「お姉ちゃん。私を選んでくれるの?それとも…。」


目の前には、泣いている舞香がいる。私が泣かせてしまった…ちゃんと、謝らないと。


「舞香、こんなお姉ちゃんでごめんね。妹を泣かせちゃうなんて、姉失格だよね…。

ねぇ、舞香。」

「うん…お姉ちゃん、どっちを選ぶの?」


私は…お姉ちゃん失格だなぁ。そっちを選んだら、どうなるかなんて分からないのに。


「舞香…私はね…。」


舞香に、はっきり言わないと…だね。

ごめんね、こんなお姉ちゃんで。

お読みいただき、ありがとうございました!


彩未がどちらを選ぶのか、既に私の中では決まっています。

バッドエンドにするつもりもありませんし、次回は早めにあげられるように頑張りますね。


最近、コメントが多くて嬉しいです。こんなに貰えたのは初めてなので、驚いています。

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