部屋でくつろいでみた!
短めです。最近ちょっと小説書きたい欲が高まってます。
私たちは更衣室から部屋に戻った。
「今が18時半だから、もうちょっとで夕飯だね。」
「そうですね。私はとりあえず荷物の整理をしないと。」
「せっかく部屋に戻ってきたんだし、写真を撮らない?」
「良いですけど…お姉ちゃんって結構写真とか好きですよね。」
「んー…そうかも。思い出はしっかりと残しておきたいんだよね。」
「その気持ちは分かるなぁ。じゃあ撮りましょっか。」
「ありがと!じゃあ撮りまーす。」
そう言って、メルクさんは私に抱きついた。本当にスキンシップが多いよね。嫌じゃないから断らない私が悪いけどさ。
「はい、チーズ。…よし、あまのちゃんが綺麗に撮れてるから採用で。あ、ご飯が運ばれてきたら配信を始めるけど、問題ないよね?」
「はい、大丈夫ですよ。そういう約束でしたし。」
「おっけ。じゃあ告知のツイートしておくね。」
メルクさんがそう言って、スマホを操作していた。
「あ、あまのちゃんとの写真は、LINEでアルバムにして送っていくね。」
「ありがとうございます。よし、片付け終了!私もツイートしよっと。」
荷物を片付け、スマホでツイッターを開く。
「えーっと…ちょ、何ですかこの通知は!?」
私がTwitterを開いた瞬間に、通知が一気にきた。え、これって通知が貯まりすぎて、バグってたってこと?えーっと、原因のツイートは…さっきの更衣室で撮った動画をメルクさんがツイートするときに、私のアカウントをメンションしたやつ。
うっそ、5万いいねに2万リツイートってどういうこと!?ツイートしたの10分前なのに!伸びすぎでしょ!
「あ、Twitterの通知切っておいた方がいいよ。」
「言うの遅いですよ!」
「いやぁ、あまのちゃんは皆に好かれてるね。」
「さすがにここまで来ると、ちょっと怖いですよ!」
「あまのちゃんのフォロワーも、今日だけで3000人ぐらい増えたね。」
「うそ…じゃないですね。なんか一周回って変に落ち着いてきました。」
「あまのちゃん悟りを開くっと。」
カシャッ!
「あ、また写真撮りましたね!別に良いですけど。」
「あ、良いんだ?じゃあまた撮らせてもらおっと。」
「なんかこの感じだと、ライブ配信も凄そうですよね。」
「そうだね。とりあえずご飯を食べながら雑談配信して、その後に卓球対決の配信をするから、結構人も集まるかも。」
「旅館の人が許可してくれて良かったですね。」
「なんなら宣伝もしてって言われたもんね。寛容な方たちで良かったよ。」
「ですね。」
話が切れたと思ったら、メルクさんが私に近づいてきて、そして。
「うわっと!」
「ふふっ、変な声だね。」
「だって、メル、じゃなくって、お姉ちゃんが急に足に寝転がってきたから!」
「あまのちゃんに膝枕してもらいたくって。後で私があまのちゃんにしてあげるから、ご飯まで許してほしいなぁ。」
「それは魅力的なアイデアだ…仕方ないですね、許してあげます。」
「ありがと~!」
メルクさんはそう言って、顔を私の顔の方に向けた。
「あ、この角度のあまのちゃんがいつも以上に綺麗に見える。」
「さすがに下からずっと見られるのは恥ずかしいんですけど…。」
「嫌?」
「んー…、まあ良いです。今日も色々奢ってもらったし、許します。」
「おー!さすがあまのちゃん!優しいね。」
「今だけですからね!」
「はーい!」
私はなんとなくメルクさんの頭を撫でた。
そしてそのままご飯が来るまでゆっくりと過ごしたのだった。
この話の続きも書きたいし、新作も早く書きたいですね。
お読みいただきありがとうございました。
今回はパソコンで書いたため、普段より読みにくい等があればご意見をお願いします。