第一章.第九節-血の化粧
特に無し
<リリィが解放されてから13日後13時15分・聖地>
千葉憲太郎-「あー、やっとついたよ」
イライアス・チーフ-「そうですね、長旅でしたね。」
グレゴリー・ジョー-「それにしてもあの裏切りの者が逃げ出すとは大変なことが起きましたな、」
シャルロット・ブランチャード-「でも貴方達が黒の勇者を倒してくださったから、あの女神は何もできないんではなくて」
クララ・カルディー-「いやっ堕ちても女神だ、まだ勇者をを召喚する力をもっているかもしれんぞ」
そして千葉憲太郎とそのパーティーをを乗せた馬車は聖地の宮殿に到着した
聖地関係者-「ようこそ、勇者様方が上の会議室でお待ちしております。」
千葉憲太郎-「イスフィーリはいないの?」
聖地関係者-「女神様達は別室で会議なさっております」
そして千葉憲太郎達は会議室に向かった。
前島祐也-「遅いじゃないか、主役は遅れて来るのかい。」
千葉憲太郎-「ごめんごめん、」
片桐真史-「おいおいなんでいちいち俺らが集まらさせられるんだよっ」
そこには弓の勇者 白のイメージカラーの前島祐也とそのパーティー
鎌の勇者 青のイメージカラーの片桐真史とそのパーティーがいた
前島祐也のパーティーは多種族の女性ばかりでハーレムを築いている。
片桐真史のパーティーは皆エルフでバッファーである
そして千葉憲太郎の武器は剣でイメージカラーは赤であるパーティーは人間だけのバランスよいパーティーである
前島祐也-「おいっ水を出せ。」前島は自分のパーティーにいる小さな女の子に命令した。
ナッシュ・ベルカ-「はいっ…ただいま…」そうして水をコップに注ぐ少女、しかしその少女は体はボロボロで前島の服に水をこぼしてしまった。
前島祐也-「このくそ役立たずがっ、水も注げないのかっ」
そう言って前島は少女を殴った、少女のは会議室の端のほうまでふきとんだ。
グレゴリー・ジョー-「白の勇者っ貴様っ いくら勇者でも見過ごせんぞっ そんなか弱い少女に手をあげるなど」
前島祐也-「うるさいなー…ほかのパーティーの奴が口を突っ込むなよ、これはこっちの話だろうが。」
グレゴリー・ジョー-「貴様ぁっっ…それでも国を救った勇者の一人かぁっ」
千葉憲太郎-「喧嘩は止めてよっ……そんな事をするために僕たちは集まったんじゃないだろう。」
千葉がグレゴリーと前島の喧嘩の仲裁に入った、少女はうめき声をあげで苦しそうにしていた、
片桐真史-「いいから早く新しく召喚される勇者の対処法を考えようぜ、まぁ俺一人で狩ってやってもいんだぜ。」
千葉憲太郎-「そうだよ、新しく召喚される勇者の対策を考えようよ」
前島祐也-「お前が仕切るなこの偽善野郎」
グレゴリー・ジョー-「貴様ぁ、貴様のようなやつがいるっ」
「バァンッ…ビシャッ……」
シャルロット・ブランチャード-「キャアアアアアアアアアァァァァァ」
何の前触れもなくグレゴリーの頭が弾けとんだ、そして飛び散った肉片がシャルロットの顔に散って、顔が赤くなった
前島祐也-「誰の攻撃だっ!!!!!!」
片桐真史-「あっちの山の方からだっ!!」
前島祐也-「クソッ、あの山もろとも消し炭にしてやるっ」
そう言って前島は山の方に手をかざした
千葉憲太郎-「よせっ!!、こんな所で大魔法を使うと聖地の人々にも被害が出る」
前島祐也-「構うこたーねぇーっ!!…ぶっ殺してやる!!」
前島祐也-「我求めるは光 暗き闇夜を切り裂く力となれ ライトニングバーストッッ!!」
「ドォーーーーン」
前島は目が潰れるほどの眩しい光を放ちながら山に向かって高出力ビームを放った、それにより聖地の一部分が破壊された、そしてビームが直撃した山は形を変えた。
<同時刻 別室 女神達>
「ドォーーーーーーン」
クローディア-「今のはいったい何の音だ?」
イスフィーリ-「またあの勇者達が喧嘩でしてるんでしょうよ」
フローラ-「あの人達仲良くならないのかな」
イスフィーリ-「あいつらにそんな事無理よ、それに仲良くされたらこっちが困るわ、」
聖地関係者-「失礼しますっっ!!!!!」
聖地関係者が血相を変えて走っていたやって来た。
クローディア-「どうしたっ!!」
聖地関係者-「はぁ…はぁ…白の勇者様が…グレゴリー様が……グレゴリー様が何者かに殺害されましたぁっっ!!」
イスフィーリ-「なにだとっ一体誰がっ!?」
フローラ-「いやぁっぁぁ……天秤だ…きっと天秤が来たんだ」
クローディア-「すぐに向かうっ」
そういってクローディアとイスフィーリは現場に走った。
「バンッ」急いで来たたイスフィーリ達が扉を勢いよく開いた、 そこには頭の弾けたグレゴリーの姿と盛大に破壊された窓、血だらけのシャルロットそして横たわる少女がいた。
女神を含めそこにいた人も今一体何が起きたのか理解できていなかった。
<リリィが解放されてから13日後13時15分・聖地郊外2Km>
麻倉結城-「おいおい3日の大遅刻だぞこらっ、やっときやがったな最後の一匹。」
麻倉は聖地から2Kmほど離れた場所にスナイパーライフルを構えて伏せていた。
麻倉結城-「よ~し…皆を集まったな、あいつと…あいつと…今来たあいつが勇者か…でその回りの奴等がパーティーメンバーね……、」
麻倉結城-「よーし勇者以外でっと……誰にしようかな。」
そういいながらコッキングしてトリガーに指をかけた。
麻倉結城-「おーおーまじかー…あの勇者君仲間の女の子をぶん殴りやがったよ おいおい………それをを守ろうとするムキムキのお兄さん、かっこぅぃい~…だが残念お前に決めた。」
そして麻倉には狙撃に全神経を集中させた。
「ドゴォンッッ」
麻倉結城-「よし走るぞっ」
そういうと麻倉はライフルをもって一目散に走って逃げた。
麻倉結城-「こいっグラツィオーソッ!!」
そういうと近くに隠れさせておいたグラツィオーソが走ってついてきた、そして麻倉は走りながら追い付いてきたグラツィオーソに股がった。
麻倉結城-「よしっ着弾まであと7~8秒って所かっ!…よしっ全力疾走で走れっ馬鹿デカイのがとんでくるぞっ」
麻倉結城-「あと約4…3…2…1…0……………来るぞっ」
そのカウントダウンの数秒後、逃げる麻倉の後ろで大爆発が起きた。
麻倉結城-「うわっぁっっ」麻倉達は爆風で吹き飛んだ、そして上から砂利が降ってくる。
麻倉結城-「おーい…大丈夫かぁーグラツィオーソっ」
グラツィオーソはすぐに起き上がって寝転がる麻倉結城の元へ向かって砂利がを被った麻倉の顔を舐めた。
麻倉結城-「おいっwwやめろよっくすぐったいだろww…………いやーそれにしても何だあの火力…戦術核かよwww」
麻倉は立ち上がり言った
麻倉結城-「これは大分厳しい戦闘になるな…さすがチート野郎だぜっ」そう言いながらコッキングして排莢した。
魔法詠唱文、提供「あふっち」