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第一章.第七節-データ収集

総理が凄いの出しちゃったね。



麻倉結城-「よしっ飯食ったら一緒に出掛けるぞ!」


リリィ-「どこ行くの?」


麻倉結城-「聖地に行くぞ…現場視察だ」


リリィ-「はいはい」


それを聞いて麻倉は馬に草を食べさせに言った


麻倉結城-「今日はお前に沢山働いてもらうからな、頑張ってくれよ。」そう言って草を食べている馬を撫でる


リリィ-「その子ちゃんと名前あるのよの」リリィはベーコンを咥えながら言った


麻倉結城-「何て名なんだ。」


リリィ-「グラツィオーソ」


麻倉結城-「誰だそんな名前つけた奴」


リリィ-「先代の勇者よ」


麻倉結城-「何だそりゃ、ピアニストでも召喚したのかよwww」 笑い声を聞くと馬は撫でる麻倉にスリスリしだした。


リリィ-「知らないわよそんなの…それにしてもよくなついてるじゃない。…」


麻倉結城-「優美に、優雅に、か…」


リリィ-「名前でも変えるの?」


麻倉結城-「いや……いいじゃねーか、気に入ったぜ…じゃあ今日は頼むぞグラツィオーソ。」 そんな事を言いながら麻倉は一つ疑問を持った、リリィの「知らないわよそんなの」という言葉である、なぜならリリィはその事を絶対と言っていいほど知っているはずなのだから、



そして二人はグラツィオーソに乗って聖地に向かった。


麻倉結城-「あれが聖地か?」


リリィ-「そうよ、あそこが全ての始まりの場所よ。」馬に乗って二人は聖地壁外にある高い丘に到着した


そこには半径約1Kmにも及ぶ城壁に囲われた丸い都市があった


麻倉結城-「でかいな…どの異世界でもああいった丸く囲われた都市がやっぱり一般的なのか?」麻倉はグラツィオーソに跨がったまま双眼鏡で聖地を眺めていた。



リリィ-「知らないわよ他の世界のことなんか、それに聖地はこの世界で一番小さいところなのよ。」リリィは麻倉の背中から覗いて言った。


麻倉結城-「ほいっ…これ使いな。」そう言ってリリィにも双眼鏡を渡した。




麻倉結城-「こっから約……2キロ弱ってところか」


リリィは馬の上に膝立ちし朝倉の後ろから顔を出して朝倉の頭の上に顎をのせた、そして二人して双眼鏡で聖地を眺めた


麻倉結城-「勇者達が集まるのって何処だ?」


リリィ-「ほらっあそこよあそこ。」


麻倉結城-「あそこじゃわかんねーだろっ」


リリィ-「あそこよ、あの真ん中にあるでっかいお城よ。」


麻倉結城-「あー、あそこな。でどの部屋なんだ?」


リリィ-「あそこよ。」


麻倉結城-「だからあそこじゃわかんねーって」


リリィ-「あの今鳥がとまってるとこよ」


麻倉結城-「あの青い屋根の所か?」


リリィ-「違うっ、あの全面ガラス張りの広間よ。」


麻倉結城-「あー分かった分かった、あそこな。じゃあ早速…」


リリィ-「入れないから……」


麻倉結城-「まだ入る何て言ってねーだろおい………まーそうなんだけどな」


リリィ-「聖地は一般人立ち入り禁止よ…あの町は宗教関係者達が住んでいて四六時中お勤めやらなんやかんやしてるわ」


麻倉結城-「なんーだ…入れねーのかよ。」


麻倉結城-「よしっ…じゃあ換えるか。」


リリィ-「もおいいの?」


麻倉結城-「長居して感ずかれてもしたら終いだからな、用事済んだらすぐ帰るぞ。」


こうしてデータ収集を終えた二人はセーフハウスに帰った

総理…そりゃないよぉ~~~

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