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放送中におもらし

作者: MANA

前回の続き。


フリーになって、いくつかのラジオ局でレギュラー番組のパーソナリティに。


仕事の上では恵まれていたけど、体調は下降線に。


1つのラジオ局に週2~3日行って、


音源(CD)の試聴、打ち合わせと収録に数時間。


1時間に1回はトイレを借りて、その間におもらし。


パンツタイプのおむつをはいていたので、


いすが汚れたり、床に水たまりができることはなかったけど、


おしっこのにおいがバレないかと、内心では冷や汗・・


私が受け持っていたいくつかの番組は、1回の放送がそれぞれ30分。


収録のときはトークの間に音楽を流すの。


「ではここで音楽を。日陰坂45で『冷えて、おしっこ』」とか。


スタジオに入ると、「トイレに行きたくなったら、どうしよう・・


おしっこしたくなると、がまんできない・・」。


曲がかかっている間に、おむつにもらすようになったの。


収録のたびに。


あるラジオ局では、番組のプロデューサーが30代後半の「おばさん」だったけど、


収録の後で言われたの。


「お疲れさま。ねえ、体調わるいの? 音楽の間、何かキツそうな顔ね。


収録の前と後には、必ずトイレに行くし」。


女性はこのへんに鋭いのね。


生理のときは、ほとんどの女性が憂うつな表情で、


トイレが近くなるから、見たらすぐにわかるの。


女性プロデューサーから、「ここでは言えない話だったら、私の家に来ない?


トイレは遠慮しなくていいし、ぶっちゃけで何でも相談して」。


結局・・


彼女も独身だったので、日時を決めてもらって訪問したの。


先方に着いてすぐに、「すみません。おトイレ借りたいの」。


途中で何回もおむつにおしっこをもらして・・


彼女から言われたの。


「もしかして、何回か膀胱炎になったの?


実は私も。ひんぱんにトイレに行けない仕事だし、


仕方がないから『対策』してるの。


尿パッドじゃもうダメ」。


彼女も・・


毎日おむつで出勤・・


続く。



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