ある夫婦の晩飯
「ただいまー」
いつものように鍵でドアを開ける。自身の家族に帰宅を告げる音が鳴り、やっとリラックスできると
男は思う
「お帰り、今日もご苦労様、ご飯はできてるわよ」
いつも頑張っている夫へねぎらいの言葉をかけながら、夕飯の準備が出来ていると告げる。
「今日はカレーかな?ここからでもにおいがするね」
ネクタイを解きながらにおいから今日の献立を推測する。香辛料からもたしかにカレーの匂いであるとは思うが、何か違うような気がする。
「ネットの物を参考にしてみてスパイスカレーを作ってみたのよ。テレビでやっていたのを見て作りたくなっちゃって。」
「なるほど、でも大丈夫かい?スパイスで作るカレーって結構難しいんじゃ?」
妻の料理の腕を考えると杞憂だろうが、スパイスカレーを自宅で食べるのは初めてなので少し心配している。
「大丈夫よ、初めて作るから、時間とかもタイマーで測ったりしてるし。それに動画とかもちゃんと見ながら作ったんだから。おいしいから早く食べてみてよ。」
心配する夫に大丈夫と返し、早く頑張って作ったカレーを食べてほしいとせかす。
「はいはい、それじゃいただきます。」
「いただきます」
椅子に座り、いつもの声をあげ目の前のカレーを頬張る。
「辛くすぎないかこれ! 水!水をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「うーんトッピングで唐辛子5個ぐらい入れたけど少なかったかな?」
訂正 妻は料理はうまいが、辛さの関係する料理は無理そうだ・・・・




