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ある夫婦の晩飯

作者: Heal
掲載日:2018/10/29

 「ただいまー」 

いつものように鍵でドアを開ける。自身の家族に帰宅を告げる音が鳴り、やっとリラックスできると

男は思う 

 「お帰り、今日もご苦労様、ご飯はできてるわよ」

 いつも頑張っている夫へねぎらいの言葉をかけながら、夕飯の準備が出来ていると告げる。

 「今日はカレーかな?ここからでもにおいがするね」

 ネクタイを解きながらにおいから今日の献立を推測する。香辛料からもたしかにカレーの匂いであるとは思うが、何か違うような気がする。

 「ネットの物を参考にしてみてスパイスカレーを作ってみたのよ。テレビでやっていたのを見て作りたくなっちゃって。」

 「なるほど、でも大丈夫かい?スパイスで作るカレーって結構難しいんじゃ?」

 妻の料理の腕を考えると杞憂だろうが、スパイスカレーを自宅で食べるのは初めてなので少し心配している。

 「大丈夫よ、初めて作るから、時間とかもタイマーで測ったりしてるし。それに動画とかもちゃんと見ながら作ったんだから。おいしいから早く食べてみてよ。」

 心配する夫に大丈夫と返し、早く頑張って作ったカレーを食べてほしいとせかす。

 「はいはい、それじゃいただきます。」

 「いただきます」

 椅子に座り、いつもの声をあげ目の前のカレーを頬張る。

   

























「辛くすぎないかこれ! 水!水をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


「うーんトッピングで唐辛子5個ぐらい入れたけど少なかったかな?」


訂正 妻は料理はうまいが、辛さの関係する料理は無理そうだ・・・・

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