表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運命  作者: Last Light
1/1

第1話:記憶喪失

目が覚めると、彼はベッドに寝ていた。

フカフカのベッドだ。

彼はゆっくり身体を起こし、辺りを見渡す。

どうやらここは宿のようだ。

木製の壁に囲まれた広い部屋で、洗面台や机がある。


しかし、彼はこんな場所なんか知らない。

それ以前に自分が何者かもわからない。

記憶喪失だ。


そう自覚したが、彼は冷静に思い出せることを整理しだした。


名前はソル。

歳は十五歳。

誕生日は12月17日。


今思い出せるのはこの三つ。

あと、自分が男だということもわかったが、それは 思い出す というより 理解 した。


取り敢えず、現状の理解は出来た。

次は何しよう、と考えていると、


ギィィ…


と木製の扉が開く音がした。

誰かが入ってきたのだ。


「!」


ソルは咄嗟にベッドから飛び降り、姿勢を低くして身構えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ