Greeeeeeeeeeeeeeeeeeen MAD Κέρβερος turn2
Κέρβερος/
/ケルベロス
「行けッ!LIGERDragon」
アタック時、このカードのパワー以下のモンスターを破壊。
グリーンマッドドッグが火炎弾に襲われ消滅。
クリスタルが砕けたー
ーー大野崎TC10⏩残り9。
「これでお前の場はガラ空きだ!喰らえ」
ライガードラゴンが夜空に舞い上がる。
首回りのキャノンに炎が充填
"LIGER"
"Shoot"
火炎弾がフィールドに降り注ぐ。
大野崎が熱風で吹き飛ばされるー「クッッ、、グゥォオ」
血走る眼差しを此方に向け、立ち上がる。
大野崎TC9⏩残り7。
ターンが切り替わる__。
大野崎-第5ターン
「俺はTS魔法石の結晶を使う」
地中を水晶の塊が突き破り、光が大野崎の頭部を照射し思考を読む…。
水晶からカードが生成_
「俺はグリーンマッドドッグを手札に加える」
「3枚目のグリーンマッドドッグ⁉︎」
総駕は思考が読めず困惑する。
グリーンマッドドッグは同名モンスターがトラッシュに居るなら一体に付きパワーが500上がる、トラッシュには2体。
それでもパワーは2200にしか成らない--
ライガードラゴンの攻撃を凌ぐ壁にも使えない。
迷わず大野崎は繰り出す
「クリスタル解放!」
解放値は6に
「サモン コスト6/グリーンマッドドッグ」
3体目がフィールドに出現…。
「パワーが敵わないのにわざわざコストが重くなるモンスター…奴の狙いは何だ⁉︎」。
大野崎は不敵に笑う
「俺はTSサクリファイスドローを使用!」
「アレは…⁉︎紫宴が使った手札増強カード」
「グリーンマッドドッグを生贄に捧げ、カードを3枚ドロォオーー」
十字架がグリーンマッドドッグの足元に刻まれ、四肢を鎖が縛る、そして業火がその身を焼くーー
一瞬にして猟犬は灰燼に帰す。
クリスタルが砕けた。
大野崎TC7⏩残り6。
緑の眼光が闇の中で走る、3枚のカードがホルダーから排出、手札が潤沢になる。
「テメェはもう終わりだ」
ゾッとする笑を浮かべる
「TSゲート地獄の鎖」
「タイムスペルのゲートだと…⁉︎」
大野崎の足元に暗い闇の輪が広がった、
輪の中に太く頑丈な鎖が幾つも吸い込まれる__。
空から黒色の巨大な腕が出現した、その腕が鎖を引き上げるのだ。
闇の中から引き上げられた鎖には、グリーンマッドドッグの屍が連なるように繋がれていた。
「さぁ姿を現せ…」
鎖を掴む黒色の巨大な腕はエネルギーとなりグリーンマッドドッグに力を与えるー
ー3匹の狂犬は結合し1つの胴体になり三つの首を持つ。
荒々しくその名が轟く
「GreeeeeeeeeeeeeeeeeeenMADKérberos」
黒緑色のオーラと毛並み…血走る目、赤い眼光引き千切られた鎖…滴る唾液。
3つの頭が威圧的に睨む…尋常じゃないプレッシャーだライガードラゴンが場にいるのに危機感を肌レベルで感じる。
煩く心音が響く、、、来る!___
「やれッグリィィイイインマッドケルベロス」
大野崎の戦闘命令
鎖が空を切りヒュンッと音を出す
直後に眼前に迫る鋭い前足、ライガードラゴンが応戦。
"Green"
"MAD"
"Biting"
-AtomicBurnLIGERDragon-
ATK2700vsATK2800
GreenMADKerberos
ケルベロスの頭の1つがライガードラゴンに牙を立てる。
ライガードラゴンが流血しソウルを失い、クリスタルが砕ける
総駕 TC10⏩残り9。
全身が汗ばむ…
「ック…ライガードラゴンよりパワーが高い」
「グリーンマッドケルベロスは自ターンのバトル勝利後1度だけクリスタルを2破壊!」
狂犬がその身を振り回し巻きつく鎖と尾がクリスタルを砕く
総駕 TC9⏩7。
「まだだっ」
大野崎の低い声
「グリーンマッドケルベロスはディメンションソウルを2排出する事で後2回の攻撃を可能とする」
「3回連続アタック!…」
「更にグリーンマッドケルベロスは攻撃を重ねる度このカードにカウンターを乗せ1つ付きパワー300up!」
「まだ上が有るのか…」
「そしてソウルを2つ使ったターンはカウンターされても破壊されねェ」
「?!ここまで攻撃に超特化されたディメンションモンスターは見た事がない」
GreenMADKerberos ATK2800⏩up3100
「やれッグリィィイイインマッドケルベロス」
滴る唾液を撒き散らし波状攻撃が迫る…!。