大野崎緑徒VS天流寺総駕 turn1
ビルから落下する総駕は全身で風を受けるー
ーーヤバイッ
、死__!?。
全身から汗が噴き出る
ック--
「タイムクリスタル
セットアップ」
連なるクリスタルが空中で展開される。
落下の最中、目まぐるしく生きる術を探した、、
質量を持つタイムクリスタルに衝突する事で重傷を回避する…!
総駕の腹部にクリスタルが激突「ぐぅァッああ」
1〜2mの高さから硬度がある物に打つかる…
更に連なるクリスタルに肩や足なども、、激痛で意識を失い掛ける、、。
しかし、依然と危機的状況に変わり無い。
このまま落下したんじゃ体のどっかしらが骨折だ…
歯を食いしばりカードを投げた…。
投げられた2枚のカード
「ぐぁああああああ…サモンッ--」
1枚はタイムクリスタルを解放し、
2枚目はフィールド、空中で召喚-
キュートな瞳に、白の毛並みにピンクのハート模様、小柄な身体
「ーーハートフルエース」
[キュポン]
パタパタ
パタパタパタ
パタパタパタ
羽根を持つリスのモンスターはシャツの襟首を掴み必死に浮遊
[きゅぅううう]
顔を真っ赤にしながらハートフルエースは地上に着陸させる為に小さな翼をはためかす。
「はぁあ、、はぁ。。
はっ、、は、、、」
荒い息を吐き心臓の鼓動が煩く聞こえた。
痛みに悶絶しながら総駕はハートフルエースに目配せする 。
ーーー
、、嫌な静けさだ。
訳は、大野崎との試合が有効…。
だからハートフルエースがサモンされ、今も頭上でクリスタルが輝いているんだ。
総駕のホルダーが振動。…
-第2ターン-
大野崎もこの状況を理解したんだろうが、
雑居ビルの屋上から降りてこないつもりか⁉︎。
互いに敵フィールドが見えないまま戦略を考える…仕掛ける機をうかがう。
「ここは様子見だ
クリスタル解放ターンエンド」
総駕がカードを切る。
TC解放値 2。
屋上に居るであろう大野崎にターンが切り替わる。
………対面が見えない数十秒が倍以上に長く感じる。
[ニャァアアアアゴォオ]
突如-夜空に響くドラ猫の叫び。
続いて高音域の大野崎の叫び声--
「ヒィィイーハァァハアーー」
空から化け猫のバスのモンスターが降ってくる。
運転席には大野崎ー。
コスト3
「ドラネコバス‼︎こちらのバスはァ地獄行きになりまァァあす」
すぐさまハートフルエースをドラネコバスが狩猟本能剥き出しで襲う。
[きゅうう]
鋭利な爪でハートフルエースが引き裂かれ粒子になる。
総駕TC stay12
「ハートフルエースのエフェクトでクリスタルは破壊され無い」。
バスから降りた大野崎。
暗い路地でドラ猫の目が光る。
「生きててくれてありがとな…」。
「、、何だと?!」
眉間に皺が寄る総駕は睨むように見る
大野崎が口角を上げ笑う
「もう一回殺す楽しみが出来た」
「イカれ野郎がっ…!」
-第3ターン-
「コスト3 トリロジーダイヤ」ー
ー「エフェクトにより手札のコスト1/ヌルディアマエンを捨てカードを2枚ドロー」
ウルシ科のダイヤで出来たヌルデのカードをトラッシュに送った。
トリロジーダイヤATK400≫up600。
手札:5枚。
「トリロジーダイヤでドラネコバスにアタック」
3つのダイヤモンドは連結した列車のようで化け猫を弾き飛ばす。
大野崎 TC12➡️残り11。
「俺のターンクリスタル解放--」
解放値4。
「サモン コスト4/グリーンマッドドック」
鎖を引き摺り狂犬マッドドックが現れる。
大野崎 手札4枚。
「後攻なのに俺の解放値より多い
クロックブーストか」
「そうだ」。
「やれグリーンマッドドック!!」
""バイティング""
滴る涎を撒き散らし、グリーンマッドドックがトリロジーダイヤを噛み砕く…
クリスタルが砕ける。
総駕TC12⏩11。
グリーンマッドドック
ATK1200
-第4ターン-
「サモンコスト4-フォックスペード」ーー
ーー「アタック‼︎」
フォックスペードATK1400
テールアタックが炸裂し、グリーンマッドドックが路地に横たわり消滅…
ターンが切り替わる。
大野崎TC11⏩残り10。
「クリスタル解放
サモン グリーンマッドドック!!」
大野崎 手札3枚。
「2体目⁉︎、さっきフォックスペードで破壊したのに性懲りも無く」
「ハッ!行けッグリーンマッドドック
フォックスペードにアタック」
鬼気迫る大野崎のアタック。
「自爆だと⁉︎…」
「どうかなあァァア」
フォックスペードATK1400
vs
グリーンマッドドックATK1200>>up1700
「パワーが上がった⁉︎」
「グリーンマッドドックはトラッシュに仲間の死体があんなら一体に付きパワーが500上がりコストが1+される」
"バイティング"
フォックスペードの胴体が噛みちぎられ悲鳴と共にクリスタルが砕ける。
-バキンッ
総駕TC11⏩残り10。
-第5ターン-
総駕の顔付きが鋭くなる
「ゲート-ダークローバー/ブラックローバー」
黄金の輝きが辺りを照らす
「ディメンションサモン」
「-AtomicBurnLIGERDragon-」
闇の中でネコ科特有の眼光が大野崎を見る。
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天流寺総駕と大野崎緑徒の戦う少し前…。
マスケラの男パラパラと-
水色の頭髪の女レルが向かい合っていた。
「私はこれ以上誰も悲しまない世界を望んだだけだ」
悲痛な震える言葉。
「これから訪れますよ、完璧な世界が」
パラパラは鼻で笑い言った。
「違う…本当は分かっていたんだ
心の無い世界ではいけない事を…
今を苦しむ人が笑える世界に本当はしたかった事を」
パラパラは溜息を吐く
「そんな綺麗事本当に実現出来るとでも思っていますか?」
「難しい事だ、けれど彼等は
未来にそれがあると信じて今を戦い抜いているんだ」。
「未来に期待をして今迄何が変わってきたか…
変わらないから今の世の中が有る
人の自己中心的本質は変わらない。」
レルは下唇を噛む。
「詰まるところレル…貴方は諦め切れていないんですよ。
私は-既に諦めた…ただ生きて醜く続く世の中を。
意味が無いだけでは無い、悲惨な世界は無価値だ」。
パラパラは数歩歩き背を向けた
「何を見たかは分かりませんが、貴方の心は揺れ動いた」、、、
「道が違えばどうなるか、
これしか無いと分かっていますね?」
パラパラがホルダーに手を添えた。
レルは頷きホルダーを突き出す。
「残念ですよ…
私と同じようにこの世界に来て同じ考えを持っていた貴方と戦うのは」。
遠巻きに見ていたドゥクスはその場をすぐさま立ち去る。
「レルちゃん…!。
未来に絶望してたあの子が変わった…」。
「天流寺総駕…お前は一体何をしているんだ!!」。
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