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カードバトル/ダブルディティー  作者: KIRIー
Iステージ編
7/91

∞No.の道化師 インフィニティナンバージョーカーturn2




「行けッ!ミストバタフライでクラブレードフォースにアタック!」


 プュォォォーー

 ミストパダフライは霧の姿を変えながら鎧を纏ったクラブレードフォースの身体を包み込み破壊する!。

ミストバタフライは攻撃を終えると蝶の姿に戻り宙に浮く。

総駕 TC(タイムクリスタル)8➡️残り7

レル TC(タイムクリスタル)stay9

「クッ…効果がまだわから無い‼︎」。


顔を歪める総駕に余裕を見せるレル

「果たして効果を使うまであるかな、ディメンションモンスターの無いお前にフフフ…」

「破壊されたクラブレードフォースはタイムクリスタルにオープンセットされる。これで開放値は5だ」

「私はこれでターン終了」


(マズイ…俺の今の手じゃディメンションモンスターを呼び出せ無い、然しレルは俺にディメンションモンスターは無いと思い込んでる紫宴から受け継いだディメンションモンスター其処に勝機はある!)。


「俺のターン!」

 総駕は電子式のデッキケース側面を逆転の思いを込めてガシャリと叩いた、引いたカードを見ながら硬直する。


「‼︎ッ、これは…」

「どうした、手詰まりかやはり諦めるしか無い様だな」

総駕は顔を上げたその目は真っ直ぐだった。

「今の手じゃ確かに突破は出来ない、だから俺は常に変わり続ける!タイムスペル!フルチェンジを使う!これにより手札を全て捨て新たに5枚引く!」。


「ヤケになったか」


「いいや、俺は未来を信じてる!周りが変わるまで待ってても始まら無いなら自分が変わらなくちゃ行けないんだ!」


総駕の言葉にレルはピクリと眉を動かす

「っ!」


フルチェンジ/タイムスペル

手札のトランナイト3枚以上を捨て場にカードが無い時、新たにカードを5枚引く。


「うおーー‼︎」

ガシャッ

 デッキケースを叩くそして宙にカードが5枚展開される、バシッとその手で掴む…。

「カードを一枚チャージそしてサモン-来てくれコスト6シックスペードラゴン」


シックスペードラゴン

コスト6/パワー2400≫2600

タイムクリスタルの表のトランナイトにつきパワー100上昇、更にディメンションモンスターとのバトル後相手のディメンションソウルを一枚トラッシュに置く。攻撃したバトル終了後カードを一枚引く。


 スペードの模様にドラゴン特有の鱗を持つ竜がミストパダフライを睨む。

「ディメンションモンスターはディメンションモンスターじゃなきゃ倒せ無い、だがディメンションソウルを奪えば能力を封じれる

行けッシックスペードラゴン!」


総駕のシックスペードラゴンを見ても表情一つ変えないレル。


「甘い、私のミストパダフライは囚われぬ!」

レルのその言葉通りにシックスペードラゴンが飛び掛かり爪を立てようとした瞬間、異次元の歪みが開く。


「何ッ!」


「ミストバタフライのエフェクトこのカードのバトル時の相手とこのカードをバトルフェイズ終了までディメンションゾーンに移動させる!」

時空の歪みに2体は吸い込まれる。


「これじゃあ能力も攻撃も効かない!」


ミストバタフライ/パワー2500/コスト5能力

ディメンションソウルを2つ使い戦闘するモンスターと共にバトルフェイズ終了までディメンションゾーンに移動する。

バトル終了後カードを一枚引く。


更に手札を二枚捨てることによりディメンションソウルを1増やせる、バトル終了後ディメンションソウル1つ増やす。


「バトル終了だ」

総駕がバトル終了を宣言するとモンスターが帰還する。。

「私のミストバタフライはディメンションゾーンに戻った為ディメンションソウルが0になり場に帰還。」


「シックスペードの能力は使えなかったがそれなら…」

「ふふ、今胸を撫で下ろしたな…残念だが

ミストバタフライはディメンションソウルをバトル終了後に一つ増やせる!」

「ソウルを2つ使ってディメンションゾーンに姿をくらませた、もうその能力は使え無いハズだ」

「甘いな…手札を二枚捨てればディメンションソウルをまた一つ増やせる

そして私はバトル後カードを引く!」

「チッ…俺もシックスペードラゴンの能力でカードを引く」


レル 手札2枚、TC(タイムクリスタル)stay9

総駕 手札4枚、TC stay7


・・・・

「実に厄介な能力だ」

「だな」

ディザスターに伊達が頷くと慶次が呟く

「あの能力って例えこっちがパワーが高いディメンションモンスターを呼び出しても、回避されて引いたカードによってはこっちのパワーを超えられちゃうから突破が難しいね」

慶次に続き伊達も率直な感想を述べる

「だな、突破札がなければ手札を捨ててディメンションソウルを増やし攻撃を回避に移れる…」

言い終えた伊達はディザスターの方をちらりと見る。


「ディザスターさん、、あんたって人は」

ディザスターは自信に満ち溢れワクワクした表情をしていた。

「突破口は力技だがある。

一度流れを掴めば沈められる」。


「それでデッキにあんなのやこんなの入れてたんだね」。


・・・・・

第5ターン

「私のターンだ。

私の手札は今3枚、この内二枚を捨てミストバダフライのディメンションソウルを一枚増やす

これでソウルは二枚だ!」


「だがシックスペードラゴンの方がパワーは僅かに上だ…」


「なら上回るまでだ!タイムスペル発動!

ワンダーランドを設置する!」


「ワンダーランド⁉︎

タイムスペルを設置一体どういう事だ!」


直後辺りが不思議な森に包まれる。

「ワンダーランドは場に残るタイムスペルだ

タイムクリスタル1つとタイムカウンターを2つ使用し、場のモンスターをターン終了までパワーを500上昇させる!」


レル

タイムクリスタル9➡️残り8

「行けミストバタフライ!シックスペードラゴンにアタック!」


ミストバタフライ

パワー3000

vs

シックスペードラゴン

パワー2600


霧に包まれたシックスペードラゴンは爆散する

「私はカードを一枚引く!」

「ック…」

総駕

タイムクリスタル7➡️残り6

シュゥゥゥッ!クリスタルがキラキラと散る

それを確認するとレルはターンを終了する。

「俺のターン、絆の力見せてやるよ」

「絆だと、そんなものあるわけ」

「いいやあるぜ、この世界に来て俺は人と人との繋がりが力になると実感出来たんだ!

絆の力…人の可能性ならお前を倒せる」

「そんな事…まさか、…お前が助かったのは誰かの手を借りたとでも言うのか⁉︎」


「俺はTSツーチェンジを使い手札のトランナイトを捨ててトラッシュにあるトランナイトを二枚加える!更にスリーカードで手札の同コストカード3枚でエフェクトを発動!」



スリーカード

タイムスペル

手札の同コストトランナイトを三枚公開し、山札の上を5枚見て二枚を加え好きな順序で戻す。


「俺が公開するのはコスト5のゲートカード3枚!」


「ゲートカード…貴様ディメンションモンスターを‼︎だが私のミストバタフライは超えられない‼︎」


「更にタイムスペルフォーカード!

手札の同コストトランナイトを今度は4枚公開」


フォーカード

タイムスペル

手札の同コストトランナイトを4枚を公開し効果を発揮する、それがゲートカードならこのカードを含めた5枚でスペシャルディメンションサモン出来る。

他効果???


「行くぜ!4枚のゲートカードでスペシャルディメンションサモン!絆が生み出す可能性の力現れろ!

∞No.の道化師(インフィニティナンバージョーカー)


 4枚のハートダイヤクラブスペードのゲートカードとフォーカードが空に投げられる。その5枚が時空の歪みを作り、ビリビリとオーラを放つ、巨大な鎌で歪みを引裂く姿は道化師の様で、大鎌を肩にかけ総駕の前に遂に姿を表す。

服装や仮面には所々にトランプの模様がくっ付いている。


 渦巻くディメンションソウルに仮面から放つ黄色の眼光が凄まじいパワーを感じさせる!。


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