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カードバトル/ダブルディティー  作者: KIRIー
絶対装甲の王 編
21/91

絶対装甲の王(ジークフリート) turn1

ジークフリートは仮面越しから鋭い眼光を放ち慶次が見つめ返す

「僕の先行で行かせてもらう」

第1ターン

手札は悪くないどころか最善手かも知れない

「タイムクリスタルを1つ解放!」

序盤であれば勢いはないはずだが慶次は違った、その勢いを自然と対面のジークフリートは感じ取る

「来るか」

「コスト1 ()Zo(ゾー)をサモン」

慶次が呼び出した一Zoは編笠を被った侍で赤の装束を纏っている

「コスト1と2はプレイヤーにダメージを普通なら与えられない、けど一Zoは手札にある()Zo(ゾー)を見せればアタック出来る」

慶次は手札にある二Zoを公開する

「当然コンボカードは揃っていたか」

「まぁね、という訳でアタック」

一Zoは腰元の刀を抜刀しクリスタルを1つ破壊する


ジークフリート

タイムクリスタル12➡️残り11へ

「バトルが終了した一Zoはタイムクリスタルゾーンに表で送られ、次のターン通常のクリスタルの解放は行えない」


慶次はステージに出された一Zoをクリスタルゾーンに置くとホログラムで出現した一Zoも連動し頭上のクリスタルに吸い込まれる。


「これでターンエンド」

まずは順調な滑り出し、タイムクリスタルを削りつつ自身の開放値を2へと増やしリードを広げた

「俺のターン」

ターンがジークフリートに移り引いたカードを確認し初期手札から迷うこと無くカードを取り出す

「タイムクリスタルを解放し終了する」

「僕のターンだ」

山札から一枚を手札に加え新たに二Zoを場に出す、呼び出された二Zoは一Zo同様だが装束は黄色に二刀流が特徴だ

「サモン二Zo、タイムクリスタルゾーンに一Zoがあればアタック出来る」

まだ2ターン目、動けないのが普通

いくら腕が立つプレイヤーとは言えこの制限された状況下では恐れる事はない

「行け、二Zoでアタック!」

編笠から片目を覗かせクリスタルを見据えた二Zoが切り込み二刀流でクリスタルを1つ破壊する、またしてもジークフリートのクリスタルは減少する


ジークフリート クリスタル11➡️残り10へ

クリスタルが減少するとステージの二Zoが輝く

「よしっクリスタルを破壊した事で二Zoエフェクトが使える、このカードをクリスタルにセットし手札から三Zoをスペシャルサモン出来る」


二Zoのカードを表でクリスタルに送り込み手札から場に一枚が送り込まれる

「三Zoスペシャルサモン…ただしこのターン三Zoはアタックができない」

場に現れた三Zoは緑の装束に三刀流、右手の指に刀をがっしりと握り低姿勢な構えをする

「ターンエンド」

もはや計画どうりの流れといった慶次の表情には揺るぎがない自信があった、訳は手札のゲートカードそれもペアである事だ。

「俺のターン…」

だがジークフリートに焦りは無く新たに引いたカードを確認し手札にあったカードを取り出す

「クリスタルにチャージ、ターンエンド」


「ジークフリート手つき、見ればわかる…

相手の動きに動じず、初めから決めていたって感じだ」

「でもそれは僕を甘く見てるよ」

「ドロー!」

慶次は新たにカードを引く、

そして

気迫のこもった顔つきを見せる

「タイムクリスタルゾーンにゲートカード…

疾風・阿の門をオープンセット!」

「更にゲートカード

怒涛・吽の門をサモンする」


ゲートモンスターのサモンにより

上空に巨大な門が出現しゆっくりっと開き始める

「スペシャルディメンションサモン!」

門が開くとフィールドに颯爽と現れ着地する1人の人間、巨大な太刀を肩に乗せ光沢のある赤の鎧を身に着ける姿…

「ディメンションモンスター

前田利益(まえだとします)‼︎」

ゆっくりっと立ち上がるディメンションモンスターはイケメンに分類わけされるであろう美形な顔を持ち凛々しい佇まいでジークフリートを見据える…

ディメンションモンスターが3ターン目にして降臨する!

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