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気持ちよくなりますよ

 この研究所で開発されていたサイバロイドとは、宇宙服みたいなもので、人間の肉体を基本に機械化する技術だという。簡単に言えば着ぐるみならぬ機ぐるみで、難しく言えば生命維持のための機械に覆われた改造人間だという。


 それにしても機械になってしまったら、人間に戻れないし結婚できないばかりか芸能人になれないじゃん! そう悲嘆に暮れてしまった。はやくこの場から逃げ出さないといけない! と思っていたけど、あの女戦闘員のようなわけのわからないのが一杯いるので逃げれそうもなかった。


 「まあ、心配するのももっともですが、三ヶ月すればソフトウェアが完成すると思いますので、元通りになりますよ。まあ、その・・・それはおいおい言いますね。では入れてくれ!」


 そう偉そうな科学者が言うと私たち三人の身体は両手足を固定され大の字にはりつけのようにされてしまった! その前に了解していないよ! コスチュームを着るからと言って機械の体にされるだなんて話聞いていないわよ! それに恥ずかしいよ、こんなに大勢の男の前で生まれたままの姿にされて! これって、改造手術が始るって言う事なの?


 そんなふうに思っていると美人だけど技術者のような若い女が出てきた。そしてこんなふうに言い始めた。


 「今日はこれから君たちを改造します! まあ改造されたほうが気持ちいいですよ! なんだって私このまえまで自分でサイバロイドになっていたからね! でも戻っているから大丈夫よ!」


 そうはいわれても、こんな狂ったことを言い出す研究所にいる人たちのことを信用できないよ! 誰か助けてよ!

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