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レオナの改造(1)

 サイバロイドになるためのスーツをレオナに着せたのは今朝のことだった。前々から頼まれてはいたけどサクラが研究という目的で着用していたものを使うのだから気が引けたのだ。レオナが着たらとりあえず自分がすぐ着れるものがなくなってしまうから!


 でも、自分が着ていたサイバロイドを一度外から見てみたいとも思っていたので、レオナのためにもということで決断した。


 レオナは人工冬眠実験の失敗で下半身が不自由になっていたので、サイバロイドのシステムを改修して、レオナの意志で動けるようにした。それでサイバノイドになった時から自由を取り戻したので、レオナは嬉しそうにしていた。もっとも、フェイスガードの下の表情なんか分からないので想像ではあるけど。


 サクラはレオナに改造術を施したが、それもこれも今日一度に複数の女性を改造するための演習であった。だから、妹(遺伝的には同一)をモルモットにしたというわけだ。

 それにサクラにしてみたら自分自身がサイバノイドにされる時の事を追体験することになった。なぜなら、レオナに施す措置の一つ一つを想うたびに身体と心の中にある何かが蠢く感覚に襲われたからだ。そう機械と一体化する快感を!

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