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あなたたちはモノなんだから

 このとき感じていたのは四人とも同じだったが、サイバロイドのシステムに精通しているレオナ以外の三人は変な気持ちになっていた。全身が心地よかったのだ。これってなんとかフェチにされてしまいそうなほどだった。


 「サクラさん。わたしって変ですか? こんな機ぐるみ姿に改造されてているのに気持ち良いのですけど」

 アイミは自分の身体、いや機体を触りながら言っていた。この時体内ではプローブが消化器や生殖器の内部に伸ばしていて、人間的な感覚を機械的反応をするように身体を改造していたのだ。


 「それはね、あなたたちの身体を生体機械と一体化している最中なのよ。あと二時間もすれば人間の感覚ではなく機械的な反応に変わるわよ。いまだって、こうして話している声も姿も、全て補助電脳の情報処理をされたものが大脳皮質に送られているのよ。だから、五感はすべて機械が処理しているのよ」


 サクラはそう説明したけど、意味がよくわからない話だった。でも、機械にされたのは間違いないようだった。


 「それじゃあ、私たちはロボットなのですか?」

 ミキは絶望感を抱いて質問した。もちろん、答えなどはわかっていたけど・・・


 「そうよ、あなたたちはモノよ! 人間だった時の記憶もあるし、人間体に戻る事もできるわよ。でも、だんだん機械であることを不自然に思わなくなるわよ。その時には、あなたたちは本物になれるわよ!」


 サクラは嬉しそうにそう語った。

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