表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/38

ガイノイドリポーター・パワーオン(2)

 ミキと同じように改造されたのが、アイミとアカリの二体がいた。彼女らが「人間」だった時の姿をミキは見ていたが何故か思い出せなかった。

 しかし現在は体型の違いこそあれ三体のガイノイドリポーターはほぼ同じレイアウトだった。異なっているのはカラーリングと、それぞれの機体の性能差であった。そんな仕様になったのは、担う用途が違っていたからだ。


 ミキは白っぽい機体で、突撃リポートを出来る仕様でピンク色がアクセントのラインとして入れられている可愛らしい外観だった。そうしたのもインタビュー相手に親しみを感じてもらおうとしていた。

 アイミはマニアックなネットアイドルとして活動していて、ダンスや歌唱が上手なのでパフォーマー仕様となっていて、他の二体よりも運動性能が抜群だった。外観は黄色が基調の外観だった。

 アカリは三体の中でもスタイル抜群で、リーダー格とされており、三体が行動するときには管制の中心になるように統括システムが搭載されていた、また外観は青色が基調だった。


 三体とも同時にパワーオンされたが、三体とも自分の姿に驚いていた。特にアカリが驚いていた。


 「あたしはねえ、新しいユニットのリーダーに抜擢するといわれたのに、サイボーグに改造するなんて聞いていなかったわよ! こんな機械にされるなんてあんまりだよ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ