ガイノイドリポーター・セットアップ!
清島愛実と、灘崎朱莉と高沢美樹の三人は謎の研究所でサイバロイドと呼ばれる機ぐるみを強制的に装着されてしまった。完成の瞬間から意図的に意識はなかった。サクラらは三体の最終確認をしていた。
「えーと、三体の機能には問題ないしと! 今回は結構いい素体だったなあ。むしろわたしよりもいいんじゃないかな、レオナ?」 この時二人とも頭部に電子制御装置と自分の頭脳を直結させていた。
「どうレオナ? あなた今朝改造したけど体調はどうなの?」
「お姉ちゃん、万全ですわ。こうして人間以上の情報処理機能がついていますから。ところで三人の起動試験はこれからすぐやるの?」
「ええ、なんでも東洋文化テレビ開局75周年記念事業のイヴェントで三次元イメージマスコットを勤めてもらうから、不具合があったら出来る限り早く処理したいから。だからレオナは三人のバックアップをしてね。とりあえずプログラミングのダウンロードの監視をしていてね」
こうして美樹ら三人はアイミ・アカリ・ミキのコードネームを付けられたガイノイド(実際はサイボーグ)の素材に改造された。いよいよ彼女らの活躍が始る!




