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似合ってないんじゃないの?

 「ところでレオナ、シルバーのタンクトップにミニスカートって似合ってないんじゃないの」サクラはレオナの珍妙な衣装に呆れえたような声を上げた。


 「お姉ちゃん、わたしサイバロイドスーツを着てようやく自分の足、っていってもサポートつきだけど、歩けるようになったから。いっぺん着てみたかったのよ!」


 「そうでした、でも不思議よねわたし達遺伝子が一緒なのに、どうしてあなただけ酷い事なったんだろうか? まあ、そうなれば自由だよ」サクラはレオナのボディを触りながら言った。


 「あなた、今朝まで車椅子の身体だったのに、このスーツのおかげで人間以上の存在になったわ。わたしも一緒に着たいけど、今は我慢、あの三人の素材を処理しないといけないから」


 二人の目の前の三人の素体のサイバロイドへの改造は佳境に入っていた。体内だけでなく外部組織も機械組織と融合される処理が行われていた。美樹は自分の身体が書き換えられていく感覚に襲われた。


 「ああ! わたし人間じゃなくなるのよね、美樹の身体を素材にし記憶をもった機械にされるのよね」そう思うと、寂しさよりも何か新しい世界へ入れる希望に満ち満ちていた。そしてついに三人の機械化は完了した。この瞬間から高沢美香はガイノイドリポーター・ミキに内蔵された!

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