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ロト6で6億を手にした女  作者: 村木楓子


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2/3

当選確定の日

6億当たったことを誰かに言う?

6億円なんて・・・

実感が沸かない。そりゃそうだ通帳に入ってるわけでもなく、手続きをしたわけでもない。

(本当に当たってるんだよね・・・)

何度も確認した。第1583回・・・「6」「7」・・・

当たってる・・・

(どうしよう、誰かに教えるか・・・)

言いたい気持ちもあったが、たかられたりするのも面倒くさい。

旦那・・・ 母親・・・ 姉・・・ いや・・・待て待て!まだ言えない!


旦那にいったら今後どうなるのか見当がついていた。

旦那はガテン系の仕事をしていて朝も早い。年齢的にもきつくなってきているのは知っている。

たいした趣味もなく、友達を呼んで「宅呑み」はするが外で飲むことはほとんどない。お小遣いの範囲内での車いじりと、週末気が向いたら行くパチンコ行くくらい。家族を大事にはしてくれる。優しい人である。

ただ、宝くじが当たって人生が終わる典型的な人なのも解っていた。

ここで6億円当選なんて知ったら確実に仕事は辞めるような気がする。

だって有り余るくらいのお金はあるのだから


母にいったらどうなる

母は一昨年アルツハイマー型認知症の症状が出て軽度の診断が出ている。

運転免許も返納し、病院などは私が付き添っている。

アルツハイマーなのだから人にしゃべってしまうのではないかという心配がある


姉にいったらどうなる

姉は一番信頼がおける人物で母や祖母の介護の相談にものってくれる。

言うなら姉だな。でももう少し考えてみることにする。


娘に言ったらどうなる

娘は遠方で専門学校に一人暮らしで通っている。バイトもしてくれて裕福な暮らしをさせてあげれないけど、文句も言わず頑張ってくれている。6億円があったらもっと楽な学校生活を送らせてあげれる。

ただ待てよ。悪気もなく学校の友達に「ママが6億円当たってさ~」と言いそう。

それを聞いた人が娘に金をせびりに来るのではないか。いらぬ心配もしてしまう。


このほかに妹と祖母は論外

妹は若いときパチンコで消費者金融から金を借りまくり、結婚して家計にも手を出して両親保険や定期を解約したり私と姉が援助して解決した経緯があり信用できない。このことで両親の貯金は底をつき生活がカツカツだったのである。今は落ち着いて介護の手伝いもしてくれているが今となってはあのお金があれば母の生活ももっと楽だし、面倒を見ている私もこんな苦労をすることはなかったのです。

祖母は先祖代々の土地を祖父と勝手に売り裁き私腹を肥やした人。そのうえ性格が悪い。母がずっといびられているのを見てきているので絶対教えたくない。教えたら何をするにも6億円当たったからねと言われ続けるだろう。


いろいろ考えた。

お金があったらやりたいこともたくさんある。見たこともない6億という金額にビビっているもの確か。

もう少し考えてみよう。

ただネットで見たことがある。6億円当選を誰にも伝えず通帳に入れたまま死んだ場合、相続する家族に莫大が税金がかかると。そんなことまで考えなけらばならないのか・・・ 胃がギューッとなった

6億あったらやりたいこと

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