Another Story Syu Shirakawa
「クッ……なんてこった」
すらっとした長身の紫色の髪の毛の男が、悔しそうに頭を掻きつつガハハ本舗と書かれた看板が付いた建物から出てくる。
「マジかよあのババア。海外遠征で日本にいねえだと? ついに海を渡っちまったのかよ。あの程度のネタを世界に見せびらかすつもりかよ
『ガハハ本舗』
さんよぉ。とうとうガハハ本舗も血迷ったな。あんなきったねえ芸風、輸出禁止の劇物毒物猛毒指定に決まってるだろ。 今の時代、コンプラだの何だのってうるせえ時に、60過ぎのババアの下ネタのフルコースだぜ? 勘弁してくれよ……こんなの完全に日本の恥じゃねえか。いいか、奴の芸風は一言で言うなら
『明るい下ネタダンス』
だ。還暦過ぎたババアが股広げて下ネタ喚き散らすのが
『明るく賑やか』
なわけねえだろ。ありゃ単なる公共の面前での露出狂と同じなんだよ。遠征先のガキどもが
『JAPANのコメディアンだ!』
って目を輝かせて見に来てみろ。あの、欲望をそのまま煮詰めて顔面にぶちまけるような芸を見た瞬間、笑うって行為そのものを嫌いになっちまわねえか? あんなの日本国内という隔離施設に閉じ込めておくから成立するもんであって、世界に放流しちゃいけねえ代物なんだよ。
あんな危険物を考えもなしに輸出しちゃって……向こうの税関で
『有害物質』
として差し止められねえのが不思議なくらいだぜ、全く!」
ものすごい笑いにこだわりのある男らしいな。なんと、まだ続くのか……
「笑いってのはもっと知的なもんだろ。あんなので世界を納得させようなんて、笑いの神様が泣くってもんよ。
これ以上、日本のコメディのイメージを泥水で洗うのはやめてくれねえかなあ。ガハハなんて笑うことなど皆無で、世界がドン引きして沈黙して肩を落としちまうわ! これからは
『とほほ本舗』
に改名して頑張ってほしい。全く……海外遠征を思いついた奴も、それに躊躇わず賛同した奴も、それを飛行機で運ぼうとした奴も全部狂ってるやがるぜ……おまけに風原も居ねえし……どうなってやがる? 劇場であのトリックで始末してやろうと思ったのに日本に居なけりゃどうしようもねえ。海外まで行くわけにもいかんしな……しゃあねえ、帰るか……」
ふむ、この男、風原と言う老婆の芸人のネタでも見に来たのだろうか? いや、確か
『風原も』
と言っていたな。と、言うことは? その老婆と風原は同一人物でないのかもしれぬ。
つまりこの男は二人の人間を探していて、そのどちらも見つけることが出来ずイラついているという状況だろうか? しかしトリックで始末? 話が見えてこないが物騒なことを言う男だ。
「鍵は? お、あったあった」
ぐー
「ん、腹が減ったな。そういえば朝から何も食ってねえ。店は? ん?」
ガサゴソ
音のする方を見ると、太った男が店の裏のゴミ箱を漁っている。そして一つの食べかけのハンバーガーを口に運ぼうとした瞬間……
「召し上が、りまー」
男は斉藤隆之だった。先程アリサの見た
『あの』
話の続きなのか? そうとしか思えない。ゴミ箱から拾い上げたハンバーガーを食べようとしていた正にその瞬間、男の声が響き渡る。
「おい!」
「え、? あ、あっ!」
ハンバーガーを落としてしまう。
「おいおっさん! 正気かよ? それ、雑菌まみれだぜ? そんなもん食ってるとあっという間に死ぬぜ? 悪いことは言わん。やめとけwww」
「誰。ですか? これを食、べないと死ん、でしまい。ます」
すぐに拾い上げる。
「そうか? それだけ脂肪がありゃまだいけそうな気がするがねw」
「本当で。すか?」
「そうさ。まだ歩けるだろ? 丁度腹が減っていたしな。ファーストフードで済まそうと思ったが、予定変更。うめえ蕎麦をおごってやる。来いよ。それは元の場所に戻しとけ」
「うう、何か怪。しい。です」
「あんた、この好青年を捕まえて怪しいと言えちゃうのかい?」
「初対面。です」
「そうか? 俺は何回か会っている気分なんだがなあ。良く分からんがな!」
どういうことだ? 男は何故か怒った感じで言う。
「何故? 怒りながら私に優し、くしてく。れるのですか?」
「こればっかりは分かんねえ。普段ならこんな奴絶対に無視すんのによ。だがお前さんだけは助けにゃならんと、そんな気がした訳よ。イライラするのはその理由が見つからねえからだ」
「そうですか、ではその言葉を信じ。ますお、言葉に甘。えて……私は斉藤、隆之と仰。います。あなたは?」
「白川だ。白川修」
ぬ!! まさかこやつ? 2話でアリサのライバルであったあの白川なのか? そして偶然斉藤のいる場所で、助けたということなのか? だが、なぜ?
「白川です。ね英語で言えばブラック。リバーです、か?」
「そうそう真っ黒の川でなあ……俺の心の色と全く同じ……って! 逆逆ぅ! それを言うならホワイトリバーやで! なんで黒い川っていうねん! てか何で英語に言い直すねん!」
「元気いっぱい。です、ね白川は」
「おいおい、質問の答えもなしかよ」
「私。は英語がお得。意ではないの、ですよ」
「で? 新しい名前を聞く度に英語に変換して練習してるってか?」
「そ、うです」
「意外に向上心があるんだなあ。で、今俺は華麗なるノリつっこみも披露したんだぜ? 俺の心が黒い川と同じって最高のやつさ。気付いていないみたいだが? そんなもんも分かんねえのかよ」
「知りま。せんただ、見ていて悪い気はしませ、んあり。がとうご、ざいます」
この言いよう。お笑いに対して全く知らないと言った感じなのか? そういえば斎藤は19からずっとスノー団と言う所で悪事で金を稼いだ人を対象に泥棒をしていた筈だ。お笑い番組などを見る暇もなかったのかもしれぬ。
「そうか。じゃあ乗れ」
白川はバイクに隆之を乗せ、蕎麦屋へと向かう。しかし、あの冷徹な白川が隆之がゴミを食べようとしているのを見るや、本来添加物まみれのファーストフードの食べかけから、体のことに気を使い、健康的な蕎麦に変更しようとしている。こんなことが有り得るのだろうか? そして、何度か会ったことがあるとは? どう考えても初対面の筈なのだが……どういうことだ?
ーーーーーーーーーーー8月1日 AM11時 蒼天庵ーーーーーーーーーーー
「ここは蒼天庵っていうんだ。空港の傍の店ってことでここの親父が付けたんだぜ? 名前通り、空に昇る程に美味えんだぜ」
「そ。う。ですか私の舌に、に合えばいいの。ですが」
「折り紙付きだ。絶対に気に入ってくれる筈だぜ?」
「楽し。みです、フゴ。ゴゴw」
「フゴ? 富豪の笑い声ってか? 金持ちっぽい格好だもんなあ」
「フゴ。ゴ、ゴww」
ガラガラガラ
「よう、ざる二丁頼むぜい?」
「おや、修ちゃん? ずいぶん汚い人を連れて来て……悪いけどその人だけは帰って貰えないかなあ?」
「あ? 酷えことぉ言うもんじゃねえぜ? さっさと死ねよ」
ひええ……
「ひえ? 死にたくない……で、でもこの人臭いんだって。今日は風が強いだろ? だからそこに立っていても臭いがここまで……一体誰なんだい?」
「斉藤隆之さんだ。それ以外は分からねえ。だが、この人は、この人だけは絶対に救わなきゃいけない。そんな気がした」
ぬ?
「どういうことだい?」
「取り合えず急いでくれ。こんなにやつれちまってる。餓死しちまうよ」
「どこがだよ……」
「いいだろ?」
「無理言、わないで。下さい」
ふらっ
「お、おい!」
「大丈夫で。すちょっとふ、らついただ。けです」
「ほら、急いでくれ!」
「分かったよ。修ちゃんのたっての願いとなりゃあ断る訳にはいかないな」(まんまる太ってるじゃないか……どこがやつれてるんだ? ふらついたのも演技だろ? 分かりやすいさ!)
「最悪俺の分はいいから兎に角斉藤さんに……急いでくれ」
「あいよ!」
何故か白川は斉藤に頭が上がらない。それどころか積極的に守ろうとしている。店のおやじもゴミ箱を漁っている姿を笑っていた一般人も斉藤に目もくれなかった筈なのに……これはどういうことなのだろうか? 白川とどういう違いが?
「すぐ来る。死ぬなよ?」
「は、い」
「出来たよ!」
「うし! 斉藤さん! 食え!」
「召し上が、りまーす」
「おう! 召し上がれ!」
「おう? なんだその言葉? いただきますだろうがよお! 何でこんなにいちいちイライラさせて来るんだよ! こいつが店に来てからいいことが一つもないぜ……臭いし、太ってるし、言葉もおかしいところで区切るし、その言葉自体も間違っている……」
「うるせえ!」
「え? 修ちゃん?」
「斉藤さんが言う言葉に間違いはねえんだよ! でよ? 斉藤さん? 美味いか?」
なんだ? あの白川があからさまなるイエスマンに成り下がっていないか? それどころかこのおかしな日本語にさえ一切突っ込んでいない。
「美味しい。で、すフゴ……フシュー……ヒィ、ヒィ、フゴォ……合格点、を差し上げます」
おかしな音を立てつつ食べながら涙を流す斉藤。
「おい! 合格点が出たぞ! 良かったじゃねえか! 看板に書けるぞ!」
「書かないよ! で、でも泣く時そんな効果音なのか? また一つ嫌いになったぜ」
「余計なことを言うな!」
「白川、言葉を慎みなさ。いお聞き苦。しかったです。か? お聞き苦、しくてす。いません」
店主に向けてお辞儀をする
「お、おう、直してくれよ?」
「努。力し。ます」
「それもだよ」
「そ、れ?」
「おかしなとこで句読点が入ってる奴だ」
「こ、れ、ばかり。は治りま。せん」
「ま、それも個性だ」
「そうで。すか? 個性です。か?」
「あたりめえだ」
「修ちゃんもこの人も気持ち悪いよ……どうしちゃったんだよ……もう食べたらすぐに帰ってくれないかなあ」
「黙ってろ!」
「ご、ごめん……」
「もう大丈夫か? なあ、何があったか言えるか? どうしてもそれが聞きたかった」
ほう?
「事件が起き。ました私の、ホテルで」
「え? まさか」
「イーグ、ルスノー」
「なんだって? この人、ニュースで行方不明のオーナーだったのかい? だから助けたのかい?」
「そうらしいな。今知った。でもそうじゃない。この人から出ていたオーラに引き寄せられたんだ」
「そんな? オーラとかそんなのを信じているのかい?」
「そんな気がしただけだ。だが、今は確信している。この人は俺が絶対に救うべき人間なんだということを……な!」
「どうしちゃったんだい? いつもの修ちゃんじゃないよ……目を覚ませよ」
「いたって普通だが?」
「全然違うって! ちっちゃい頃から見てきたんだ! 分からないわけないだろ!」
「おれはしょうきだ」
「そのセリフ……怪しいよ……」
「蕎麦気に。入りました私の胃袋が認めまし。た」
「そうかい。良かったぜ。で、その後はどうなったんだ?」
「その事件。を解決した。子のせいでホテルの信頼が、失われました」
「どういうことだ?」
「毒を使った犯人を突き止め。てしまったせい、で自慢の料理が危険だと広がって。しまいました」
「その子? の名前は?」
「たし、か。アリサ!!!!!」
そう言うと、隆之の目から夥しい悪のオーラが吹き出始める。
ぐおおおおおおおおお
<呪><怨>
「うわっ!!」
「ぐうう! (何て言う邪悪なオーラ……)アリサか……俺はその名前を知っている。だが一応聞くぜ? まさかあのアリサか? どんな外見だった? 詳しく聞かせてくれないか?」
「金。髪で、イチゴのワン、ピースの子で。す」
「や、やはりか……控室でホテルの事件を解決したと言っていたが、あいつ、斉藤さんのホテルでやらかしたのか……こ、こんな所で繋がるとは……斉藤さんと知り合えてよかった。俺もあいつには恨みがある。俺を子分にしてくれ」
な? これほどの男が自らこんなことを? なぜ?
「と。もだち」
「ん? 友達?」
「そ。うで、す」
「そんなんでいいのか? 分かったぜ。よろしく! 斉藤さん!」
「は、い」
「とりあえず行く所がないんだろ? ここを使ってくれて構わねえ」
「本。当で、すか?」
「え? 何で?」
「細けえこたぁはいいだろう。決定だ! 斉藤さんを風呂に案内しろ」
「ぐ、そ、それは……修ちゃん勘弁してくれよ」
「いいだろ! 斉藤さんからも頼んでくれ」
「おねがい、します」
「しょうがないなあ、ついてきな」
「よっしゃ」
白川が斉藤隆之の仲間となった。そして蒼天庵が彼の拠点となった。今は亡き、鈴木二号に続いての仲間。そしてどちらも尊敬の目で斉藤を見ているのだ。一体どんな力で従えているのだ?
ーーーーーーーーーーーThe Mirror Never Liesーーーーーーーーーーー
「まただよ……」
むくっ
「あ、目が覚めたよ竜王さん」
倉間獅童がアリサの傍で心配そうにしていた。
「あ、あら獅童くん? ハ《はち》ーゴンは元気?」
「開口一番それかよ? ハチーゴン? な、なんだよそれ。ま、まあ元気だよ元気! たぶんね!」
「そう、良かった……邪教に栄光あれ……」
寝ぼけるにしてもなんだそれは……そして二度寝を開始する。
「お? 目が覚めたか? 大丈夫か? 突然倒れたんだぜ? どうしたんだ一体?」
「意識が遠のいて、変な映像が……ブル……」
仰向けのまま答える。
「ほう? 突然夢でも見たってことか? 俺にはそんな器用なこと出来んな。もう大丈夫か?」
「はあはあ……ええ……」
「大丈夫じゃなさそうじゃねえか……MPが減ってるような顔してるぜ?」
「本当? なんで?」
「まあゆっくりしていけ。そうだ、茶でも入れるか」
床に大の字に倒れ込んだアリサは、もはや喋る気力もなく、かすかに
「はあはあ」
と溜息を繰り返すのみだった。先程の斎藤と白川のやり取りも最早遠い幻のようだ。
「MPが低いとふらつくのかな……え?」
その時、アリサの視界を遮るように、武骨な手が差し伸べられた。 手には、香ばしい湯気を立てる小さな湯飲みが握られていた。
「おい、これでも飲んでおけ。……膳さんの手作り、忍びの薬茶だ。疲労回復に効く」
竜王はぶっきらぼうな口調で言うと、アリサの頭を無理やり起こし、湯飲みを唇に押し当てた。 甘苦いような、それでいて爽やかな香りが鼻腔をくすぐる。一口飲むと、乾ききった喉を温かい液体がゆっくりと下りていき、身体の奥からじんわりと熱が広がるようだった。
「……これ……薬茶って……それ、実質『薬』でしょ? じゃあ薬機法違反よ……これ…… 医薬品としての承認も得ていない正体不明の液体を、さも効能があるように偽って飲ませるなんて……立派な刑事罰の対象なんだから」
「……っ。この状況で、法律の話か?」
「でも断りもなしに……え? あら? すごい!!」
即効性の茶だったのか? アリサのふらつきがあっという間に回復したようだ。
「フン。効いただろ。屁理屈ごねてねえで素直に飲めばいいんだよ。大方あの広間のギミックで疲れたんだろ? おめえみてえなひ弱な嬢ちゃんには骨が折れる」
「ひ弱、ね。でも、このお茶は助かったわ。でもこの部屋の熱さも相当よ?」
「そうか……確かに一般人が見学するには熱いんだろうな? この部屋の空調を何とかするか」
「私の為に? あ、ありがとう」
「気にすんな。だが、相当おめえ賢いように見えるな。そんなおめえが勝ちたいって言ってる奴が気になるな」
「そういやその話の途中で気絶したんだっけ」
「ああ、思い出したくなけりゃそれでいい。俺も負けたくない奴がいてな」
「誰?」
「俺は鍛冶屋だ。その腕だけは誰にも負けたくないな。あの伝説の名工、田滝仁鉄をも超えたいぜ」
「でも親父にも勝っていないんでしょ?」
「まずは……それからだな。お、そうだ。これ見てくれ。ついさっき上がったばかりの出来たてだ。これが手裏剣。そしてこれがクナイ。これが忍刀、そしてビームクナイにビーム円月輪だ」
頼んでもいないのに作った道具を見せてくる。ビームクナイや円月輪は透明な保護ケースに入っているが……それでもまばゆく輝き、周囲に熱気を放っている。そして、人間が扱えるものではない程に大きい。
「え? 何これ? 円盤が青白く光って……こんなに離れてても熱いわね……触ったら死ぬかも?」
「おいおいそこは20000度の高熱のビームが回転しているから危ねえぜ?」
「何でこんな原始的な物の中に近代兵器が混じっているのよ?」
「もちろんそういう依頼が来るからに決まってるだろ? 今、遠いお空では戦いが行われているんだ。宇宙専門の忍者達が必死にな。
そこでは打った鋼程度では歯が立たねえ。故にこういう兵器が必要なんだぜ」
何を言っているのだこの男は?
「へえ、宇宙で戦争ねえ。胡散臭いわあ」
「これは納品直前で外に出してる。本来極秘なんだが……まあおめえがどうこうできるもんでもねえし特別大サービスで見せてやったんだ。
本当は俺と数名しか入れない部屋で作ってるんだぜ。この屋敷の
『最大の収入源』
さ」
「ふうん」
「ありゃりゃ? なんも反応ねえぜ……つまらん」
ここは、単なる武器の製造所ではなく、忍者の戦いを影から支える要の場所なのか。
彼は、一振りの忍者刀にも、一つの手裏剣にも、依頼人である忍者の生死がかかっている責任は大きい、故に決して手を抜くことなく、一打ちごとに魂を込める。彼が生み出す道具の一つ一つが、忍者の影の戦いを支え、その勝敗を決する要因となるのだった。
炎の熱気に包まれながら、竜王は明日も槌を振るう。金属が赤く染まり、火花が散るたびに、新たな忍びの道具が生まれていく。静寂と熱気の入り混じるその空間で、鋼が響く音だけが、彼が彼であること証明するが如く。
「あんま興味ないしねえ。あら? おっさん絵本とか読むの? 私、絵本にはうるさいよ?」
アリサは作業場の隅にある本棚の絵本らしきものに目がいく。
「ん? これはさっき話に出た鍛冶屋、田滝仁鉄の子孫が描いた絵本だ。丁度いい。休み時間だし読んでやろう」
「はいっ!」




