第四話 転生者
次話投稿です!
ぜひ最後まで見てください!
そして、評価の方も忘れずに!
転生して1個思った。
異世界って言っても結局、最初は人生サバイバルモードから
始まるってことを。
そうだよな。サバイバルは必須だな。
とりあえず、住処を作り、食料を安定させる。
とりま、衣食住の3つを確実にしなければいけない。
まずは、自分の種族と特徴を理解して。そこから考えよう。
耳が尖ってる……
髪は黒い……
17歳ぐらい?
どうやって、やるんだ?
鑑定ってのを、自分にやればいいのか?
ラノベだとそうだよな。
「鑑定っ」
〈鑑定結果 下級悪魔〈スモールデーモン〉LV.1 名前なし〉
〈所持スキルポイント 100〉
で、デスヨネー。自分、悪魔ですよねー。しかも、下級っていう。
うん、知ってた。
ま、まぁ、こう考えるようにしよう。
人型なだけマシ。悪魔だけど。
種族はわかった。でも、鑑定しても、種族とスキルポイントしか見れない
なんでだろう?
ま、いっか。後でで。
この洞窟らしきところを一旦の住処にしよう。
「待て!そこのガキ。止まれ!」
「ひい、誰か助けてー」
うわ〜、なんかこっち来る〜。
無視しようかな。
なんか、可愛い少女がこっち来る。
えっ。メッチャ、目があった。なんか、悲しげな目をしていたな。
「はあ、はあ。んだよ、あのガキ。俺の金、盗みやがってよ。
おい、そこの君。こっちの方に10歳くらいの少女が走ってこなかったか?」
うう〜ん、どうしよう。見逃してあげるかぁ〜。
「いや、こっちには誰も来なかったすよ」
「そうか、協力、感謝する。」
タッタッタッ。お達者で〜。咄嗟に嘘をついてしまった。
悪魔だからいいや。
あの金髪碧眼美少女はどうしたんだろう?
「おおい、そこの君、もう出てきて大丈夫だよ」
おっ、出てきた。岩の陰に隠れたんだよね。
「助けてくれて、あ、ありがとうございます」
「いえいえ」
「なにか、お礼をさせてください」
「いや、別にいいよ」
「いえ、絶対にします」
「あはは、そこまで言われるとな〜」
……なにか。この世界にまつわることを聞こう。
「じゃあ、質問に答えてもらおうかな」
「なんでもどうぞ」
「君って、転生者って聞いたことある?」
「……」
黙り込んだ? あ、やべ。
なんか、この世界ではまずかった質問だったかなぁ。
「は、はい。私、転生者なので、よくわかります。」
「ま、マジ?」
「はい」
「俺も、転生者なんだよ」
「……って、えええええ!」
当然の反応。ばったり出会って、助けられた相手が同じ転生者だったとは思わないだろう。
この少女に詳しい世界の事情を聞こうではないか。
見てくださり本当にありがとうございます!
もし良かったら評価の方、よろしくお願いします!