表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/11

6話 フローリングって結構すべるよね

「ただいまー」




透き通った声が一戸建ての玄関に響く。




「あああかね、お帰り」




そう言って出迎えてくれたのはあかねの姉 犬塚 桃子


少し茶髪のポニーテールが良く似合う妹と似て容姿端麗な大学生




「ねぇお姉ちゃん早くあのアニメの続き見ようよ」




二階にある自室へと階段をのぼりながらそう姉にを言う。




「ええ、いいわよ」




桃子は優しく微笑みながら答えた




「やったー!」




そういって階段を駆け上がった。




「ちょっとー、あかね危ないわよ」




そう忠告した瞬間だった




「あっ」




靴下を履いていたせいかフローリングの床が滑り頭を直接階段へぶつけた


運悪く両手は塞がっていた為に受け身が取れなかったのだ




ゴンッ




鈍い生々しい音が桃子の耳に届く




「あかね!?」




まだ階段の下にいた桃子は急いであかねに駆け寄った




「大丈夫!?あかね!あかね大丈夫!!?」




しかしさっきまで元気だったあかねからの返答は帰ってこない




「救急車っ」




あかねは階段を駆け下りトイレ右側にあるスマホをおきっぱなしにしていた居間へ慌てながら向かった。




「あった」




桃子はすぐに高さ1mほどある横長のテーブルの上に置いてあったピンク色のスマホを見つけた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ