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詩集「节日」  作者: 維酉
パレード
4/8

ひだり

どっかのロックバンドが言ってた。

神様なんかいやしねえぜ。

ありきたりだよ。

そんなことは知ってる。


ふっと刺して消えて、

そんな未来がいやなんだろうな。

有象無象のなかに惑った一陣の風――

息を吐かせぬように、

誘惑して、

壊して、

撃つ。


ひだりのだれかを殺す。

もういないくちびるのひとの影をさがす。

まるい点が雨となって降る。

さかさまになってビルが建つ。

空を歩いているひとびと。

どっかのロックバンドが言ってた。

この星は理解しつくせねえぜ。

ありきたりだよ。

そんなことは知ってる。

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