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詩集「节日」  作者: 維酉
パレード
1/8

花火

祭りの影で笑う

あの日を追うように過ごす

振り返って

黒髪に煌めいて

鮮やかな日常と絶命のうた


天才は二度死ぬ

才能の枯渇と生命の途切れ

進む道のともり

緩慢とした脈動

さよならは悲劇かな

落ちた帰り道の遠くへ

投げかけることば

ふとあふれる指先の熱……


記憶が弾けるのなら

最期は花火のように綺麗であって

物陰で見た空に咲く光

綺麗だったよ

ぜんぶ 弾けたのかもしれないけれど

最期まで

きっと


夢は枯れずに

まだ置き去りにされたままで

だれかが引き取らないと

あたしは歩かないと

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