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借り物競争  作者: 坂上小春
1/2

2017年4月22日

 20:29分


「土手の橋の下に人が倒れてる。もしかしたら死んでいるかも知れない。」

 と近隣住民の男性から通報あり。

 直後に警察官と救急隊員が駆けつけるも、既に心配停止。

 春の花散る、冷たい雨の降る夜のことだった。


団地と小学校と中学校、川を挟んで向こう側に高校や大型スーパー、家電量販店があり、昼間は子供から年寄りまで人通りも多いこの橋。


夜になると橋の下の川の水はどこまでも深いかのような暗闇色になり、あたりは静まり返る。

川には柵もないため、親は必ず子供に暗くなったら川には近づくなと教える。落ちたとき、夜だと誰も気づかないほどに暗く、静かだから。








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