アースティア大戦史・歴史紀行・第28回
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月3日・午後15時15分頃の事です。
西方面海自派遣艦隊・通称・ダバード・ロード王国派遣艦隊・略称ダバ派遣艦隊は、パイプ・ライン大河を更に西へと進み、ラクロアナ王国の国境を通り過ぎ、アルガス公国・グラバラカス州・グラダマ市・グラダマ湾港に入国して居ました。
その途中で、同国の大河を警備するアルガス公国水軍の艦隊の臨検を受けたが、日本国の名前と、ダバ派遣艦隊に同行している高雄瑞樹と愛宕千棘の両名が、コヨミ皇国が発行した書状とシベリナ連合各国大使が書いた書類を手渡すと、すんなりと通行を許可してくれた。
そして、臨検をしていた部隊長が、かがに乗り込み停泊予定地まで同行し、同港にて、領内通行と入国に関する書類にサインをします。
この日の寄港地予定は、この国の第2の大きさを誇る交易都市、グラダマ市の港の近くに各艦が分散して停泊する事と成ったのです。
ダバ派遣艦隊がグラダマ湾港へと入港したのは、食料と飲料水の補給に加えて、定期休憩を取る為でも有ったのです。
何せローラーナ帝国の東部地方領が目の前に在るのだから、何時戦闘状態に成っても不思議は無く、安全地帯と成って居る友好国の湾港に泊まれるのは非常に有り難い事でした。
そして、この日はアルガス軍のグラダマ騎士師団とグラダマ市の歓迎会の招待を受けて居ました。
本当ならば、日本国との外交がハッキリとして居ない最中での歓迎会パーティーと言うのは、日本国とアースティア世界諸国の公平な立場を貫く体裁の都合上・・・・お断りするのが正しい判断とされる中で、日本国政府と外務省・交援省らは、無用な誤解を受けては困るが地方自治政府や地方師団軍との交流すら断るのは流石に失礼と考えられる事から、同地方政府と国軍からの歓迎会を受ける事にしたのであった。
それとアルガス公国首都・公都・リガ・ミリィー・ディーナ市・ラーデイァシュ城・公王執務室では、アルガス公国の公王であるブレックス・ファーミラ公王が、対日本国と地球系転移国家諸国に対する対応の最終決定が話し合われて居ました。
アルガス公国は、武勇的な気風が残る騎士の王国で、未だ騎士が国の根幹たる戦力で、アルガス騎士団と言えば、このユーラシナ大陸全土に名の知れた軍勢でも有りました。
かと言って文官の立場が決して悪い訳では有りません。
この国の武人が有る意味「脳筋」「戦バカ」な人達が多いだけで、600年間もの間、ローラーナ帝国と戦を続けて居るせいも有るのでした。
そんなアルガス公国内の主な産業は、各種鉱山から収入と農業・水運業での貿易によって栄えて居ました。
工業と言えば、鎧に剣等の武具を作れる程度で、魔道戦艦はオローシャ帝国で購入し、魔導機兵はダバード・ロード王国から購入して居ました。
その何方の兵器も、少数の輸入に留まって居て、この国は機械化が立ち遅れている古い国でも有ったのです。
航空戦力としての竜騎士航空部隊が扱うワイバーンも、国内で700騎程度でしか無く。
軍備に措いて、アースティア世界諸国に措ける最高水準から立ち遅れしまって居る古い騎士国なのが、当時の情勢下では残念でなりません。
アースティア大戦末期の戦史に措いて、アルガス公国は日本国で開かれた東京サミットに参加すると言う事は、政治・経済・軍事改革の分水路に立って居ると言えるのでした。
それに加えて、稀代の騎士団長と呼ばれた各軍団長等は、日本国の自衛隊と共に戦ったブラキュリオス湖畔紛争で、その進んだ軍備と戦術に感銘を受けた事が切っ掛けと成り、近代軍への道を歩み始めたと、後に書かれる歴史書には記されて居ます。
ブレックス公王は、カミュ・ファーミラとジュデオ・ファーミラと言った二人の息子たちに日本国と地球系転移国家諸国の出現に伴う一連の騒動とローラーナ帝国武力衝突が起きて居ると説明。
ダバード・ロード王国は、シベリナ王国連合諸国に対して、日本国と地球系転移国家諸国との国交樹立に向けた国際会議の開催を提案して居る事から、国際会議への参加するべく、異界の新興国である日本国へと向かう事や二人に同行して欲しいと伝え、これを了承する事に成った。
そして、その切っ掛けと成る話が、これから始まろうとして居た。
ブレックス公王は、ある目論見を考えて居ました。
それはダバード・ロード王国へと向かう途中のダバ派遣艦隊を使って、留守中の国内へと侵攻する可能性がある南部のローラーナ帝国軍を叩く事でした。
しかしながらまだ日本国とアルガス公国との間には、まだ同盟を締結をして居らず、お互いの事情から簡単には軍事同盟を結び、共闘する訳には行きませんでした。
其処でダバード・ロード王国のアーヤ女王は、日本国の隣国と成ったラクロナ王国外務大臣であるエマリー・ロズリーを日本国へと派遣して貰い。
アセリナ王国・アルガス公国・ラクロナ王国・ダバード・ロード王国の4カ国からの委任状を持って、代理交渉人として、日本との国交開設交渉及び安全保障条約締結交渉が始まるまでの間。
パイプ・ライン大河の航路上で、ローラーナ 帝国との紛争または戦争に突入した場合の安全保障に関する臨時協定を日本の福岡市に在る異世界国家交流総合支援省で行われる事に成って居ました。
歓迎会の会場は、グラダマ市迎賓館と言う建物で行われ、其処での出迎えをしたのが、紅花園の誓い (こうかえんのちかい)の英雄の一人であった、クリスティーナ・マケッンジーことクリスであった。
このグラダマ市迎賓館での歓迎会で、アースティア大戦末期戦史に措いて、初めて彼女の名が記されたのは此処からと言われて居る。
当時のクリスは、レジェンダリア諸島へと侵攻を企て居るガミトフ・バイマン中将を中心とした、ローラーナ帝国軍・グリクス地方軍団の動きを警戒する任務に就くべく、同地方での待機に入って居た最中であった。
そんな歓迎会場の中で、自衛隊幹部の入場を告げられると一斉に拍手が挙げられました。
それは盛大に、この会場に訪れた軍の関係者とグラダマ州の長官と官僚とグラダマ市の市長と幹部職員からはち切れんばかりの拍手でした。
それらの代表としてアルガス公国の宰相であるルオ・ウオーミングと言う眼鏡を掛け、口元から出っ歯を出している怪しげな感じをしている男が前へと出て来ます。
「ようこそ!アルガス公国へ!改めてご歓迎いたしますぞ!私はアルガス公国の宰相のルオ・ウオーミングです。」
「司令官の置鮎一等海佐です。こちらこそ。短い滞在ですが、お世話に成ります。」
「ささ、こちらのお席へどうぞ。」
皆がそれぞれ指定された席に着く。
クリスがルオに小声で囁く。
「ルオ宰相閣下、ニホンの皆様は軍の規定でお酒類は控えたいと言って居ります。」
「おお、さようか。では果実汁でも振る舞う様に使用人達等に伝えよ。それにしてもニホン軍は酒を嗜まないのか?」
「いいえ、敵に不意を突かれたとき酔って戦えないのは不味い上に、飲酒での乗り物の運転は軍規処か一般の法律でも禁止されて居るとの事です。」
「なるほど・・任務遂行の妨げなる事を避けたり、様々な事故を未然に防ぐのが狙いか。これは我が国でも一向の余地が有る考え方だな。それならば仕方があるまいて。」
日本では当たり前の飲酒運転の禁止に加え、勤務時間内での飲酒も当然禁止なのは、この世界では珍しい事でした。
昔ならではの士気を高めたり、休養の意味で飲み食いの席での酒を飲む事は、決して珍しくない事でした。
そして、ルオは日本の厳しい法律と軍規を聞き、関心する事と成ったと回顧録には残って居ます。
しかしながら、この時のダバ派遣隊の面々には、不意打ちとも言うべき事態が起きてしまいました。
「本日、特別なお方をお招きして居ります。」
「お忍びなので拍手の方は、お控え頂きたいと思います。」
「アルガス公国の公王、ブレックス・ファーミラ公王陛下のご入来です。」
これには自衛隊幹部ら驚いてしまいます。
まさか逗留地域の国家元首が、この晩餐会にやって来るとは予想外の事だったからでした。
ブレックス公王の見た目が、アメリカ合衆国・第16代・大統領のリンカーン大統領と凄く似て居る渋いオヤジと言うのが自衛隊幹部の感じた感想と印象だったとの感想が残って居ます。
それに短い滞在・・・それも各艦の燃料の給油と隊員の休息の為に立ち寄っただけの訪問。
本来なら行政の長や軍の地方司令官に挨拶するだけで済む話が、かなりの大事に成って来て居る事を、この時の置鮎らは感じて居たようですね。
「もしかして、これは・・・やれたかもしれない。」
「ええ。」と置鮎一佐と井上一佐は小声で言い合って居ました。
これはアルガス公国側の企みの一環で、ダバ派遣艦隊の一同は、公王が置鮎一佐を始めとする自衛隊と面会する為に嵌められた事だと言う事にです。
その後は、何事も無かったかのように乾杯の音頭取り、和やかな歓迎会が模様され、恙なくパーティーが行われ居ました。
ブレックスはクリスを呼びつけると小声で話しを掛けていた。
「クリス、先ほど続報が入った。南の帝国軍に更なる動きが有る様だ、晩餐が終わり次第、ファン・ブランク市の方へと部隊を集めろっ!」
「現地の騎士師団には、既に戦時体制の召集を掛けて居る。」
「はっ、では私の騎士団の手配をして置きます。」
どうやらブレックスが来た理由は、自衛隊の者達に会いに来たのと帝国への対応の為でも有った様なのです。
この動きに自衛隊の派遣艦隊は否応なく巻き込まれ様として居るのであった。
そして、晩餐が始まって暫くした後に、ブレックスは、密かに置鮎一佐と井上一佐を呼び出したのでした。
二人は防衛省から連絡が有ったと言う事にして、別室での通信機器による通話をすると言って二人は席を外します。
二人が会場を去るのを見送るとブレックスはワインを1杯飲み終わると、お忍び故に、これにて退席すると言い残し会場を後にします。
別室に集まった3人は、ある事に付いて話をするのでした。
「不味い事態が起ころうとしている。」
「不味い事態?」
険しい顔の公王を前に、まだ置鮎と井上の二人は状況が全く分らないまま、話を続けます。
「貴公らがこれから行く先に、ブラキュリオス湖と言うこのシベリナ地方でも最も大きな湖の一つが在る。」
「その湖の中央にレジェンダリア諸島と呼ばれる島が在るのだが、此処は我が国とシベリナ連合にとって重要な拠点でもある地。」
「今日入った最新情報に由れば、帝国軍は何某かの作戦を行う為に、シャッポロ川を北へと移動を開始した様だ。」
ブレックスの話を聞いた二人は、ようやく合点が行き、この先の事態を重く受け止めて居ました。
海自と陸自の司令である二人は、目を見合って頷きます。
「では陛下!早晩、アルガスと帝国はぶつかると仰るのですか?」
口火を切って聞いてきたのは置鮎一佐でした。
ブレックスは一瞬だけ目を伏せると一つ間を置いて、それに答えました。
「彼の帝国が、何を考えて世界制覇等と言う妄言を掲げて居るのかは、今は誰にも分らぬ。」
「この度の帝国の北への侵攻もまた然りだ。」
「だが、何らかの作戦を意図している事だけは確かだ。」
「帝国は東方地域の制圧、反帝国同盟の主力国家が点在するシベリナ連合を何としてでも、討ち滅ぼそうとして居る。」
「その一番手柄を狙って居る帝国諸侯や将校に方面軍の各司令官も多い。」
「そして、謎の国家と思わしき二ホン国が東の海に現れた。奴らはどんな手段に打って出るのかも分からん。」
「これから先の道筋で、貴公らを襲うやも知れんのだ。」
井上一佐が、この状況から導き出される事を言います。
「それで、陛下は・・・・我々自衛隊に助力をと考えて居られるのですか?」
「それで、陛下は・・・・我々自衛隊に助力をと考えて居られるのですか?」
「貴公達が、そう言うのも当然であろうな。」
「だが、わしは、そして、我が国は、敢えてニホンへの援兵を求めないと言おう。」
「何故ですか、我々自衛隊の援兵は喉から手が出るほど欲しいものではないのですか?」
置鮎一佐が、不思議そうに感じながら聞きます。
「そう、確かに欲しいものだが、これは貴国の立場を踏まえたものなのだ。」
そう、ブレックスに言われた二人は、日本特有の事情が頭に浮かびます。
そう・・・・・日本国と言う国家は、第二次世界大戦・太平洋戦争での敗戦と帝国軍国主義と言う物を国是としてしまった事の反省から、専守防衛と言う国是と特別な理由を付けないと軍事行動が取れない国家である事にです。
それを改めてブレックス公王から突き付けられ・・・・「確かに」と口を揃えてしまってしまいました。
当たり前だが二つの事情が有り、此処に居る両者に難しい判断を迫られて居ます。
一つ目は、まだ、両国が国交を結んでいない上に、同盟や相互防衛等の条約を締結して居ない事。
今は防衛協定と言う形で、本当に困った時だけ共闘すると言う文言の取り決めがシベリナ連合各国との間で取り決められて居るが、簡単には助ける訳にもいきせん。
かも知れないだけでは戦線の拡大に加担する訳にも行かず、ダバ派遣艦隊はダバード・ロード王国に向かうのが主任務だからと言うのが大方の理由を占めて居ました。
そして、もう一つの理由である二つ目は、日本が専守防衛と言う事を国家の基本として法律で決められて居る事でした。
この世界の日本は、2030年までに法律を幾つかの改正に至って居るが、敵地の破壊と国境付近での領海と領空の侵犯した戦闘兵器や工作戦またはグレーと思しき船舶の威嚇と拿捕、或いは抵抗か従わない場合には撃沈も可能と成って居ました。
航空機の場合は威嚇か交戦すると思わしき動作をした場合に可能と書かれて居ました。
こんな法律と防衛力の見直しをしなければ成らなかったのは、2016年までに起きた世界情勢、南方の海にちょっかいを出したり、占領政策を海洋進出を続ける赤旗大国とミサイルと核が大好きな北の将軍様の国らが、大法螺砲(法)を撃ちまくる傍迷惑な大国の大統領の国が影響して居ました。
そんな厳しい安全保障問題が取り巻く環境の中で、更にはウクライナへのロシア軍の侵攻が起こってしまいます。
この特別軍事作戦と称する明らかな宣戦布告無き侵略戦争は、世界情勢と世界経済に強烈な打撃を与える事にも成り、日本国の安全保障問題の法律改正が行われるのは当然の帰結と言えるでしょう。
それでも太平洋戦争での敗戦のショックは抜け切れて居ないのが、我が国の性かも知れませんね。
「専守防衛か・・・我が国も含めて殆どの国が戦争行うが、理由無しにはやる国が殆ど無いだろな。」
「帝国との関係を持たない国を除いてを付け加えるならばな。わしも他の者から見たとしても憲法に置いて自国から手を出さないと明記するなど正気の沙汰ではない言うだろう。」
「まぁ、そうでしょうね。」
二人は自嘲的な顔付きに成って居たそうです。
「だから敢えて言おう、此度は援兵は頼まない。理由とその建前は、既に述べた通りだ。」
「では、如何なさるお積りなのですか?」
井上一佐が改めて王に問います。
「それは貴公らが決める事だ。」
「我々がですか?」
置鮎一佐が聞き返えします。
自衛隊の二人は互いを見合うと公王の答えに、少々困惑している様だったと言います。
「そうであろう。此処からは貴公らが決め、貴公らが行く道だ。そうだな、年配の経験者としての助言を与えよう。」
「此処から先のブラキュリオス湖での戦は、貴公らが戦を避ければ戦には巻き込まれない、これは確かであろう。」
「だがな、帰りになれば、同地にての交戦は避けれず、アルガスはレジェンダリア諸島をニホンの援助無しでは永久に取り戻す事は叶わないであろう。」
「そして、此処から西へと向い、オローシャ帝国・ダバード・ロード王国・アセリナ王国、それと我が国へ続く交易水路が使い辛くなる事も付け加えて置く。」
「それって行きも帰りも戦うなら、行き掛かりにやったほうが楽と言われてる様なものでは?」
井上一佐が溜息をついて、呆れた表情で言ったそうです。
行って帰っても交戦するし、何もしなければ、日本に取っての通り道であり、通商で使う貿易路が大変だぞと、ブレックスは言うのです。
「ははははっ、たが、それでもわしは援兵を頼まない。後は貴公らが決めれば良い。」
「それに今日、貴公達に会いにきて良かった、思わぬ収穫でも有ったしな。」
「今日は誠に不快な思いをさせた。公王として謝罪する。済まなかった。」
「そして、貴公達の任務の無事を祈って居る。」
ブレックスはそう言い残しつつ、笑顔で立ち去って行ったそうです。
残された二人は困った顔付きで、今後をどうするか考えあぐねてしまいました。
こんなやり取りを済ませたブレックス公王は、様々な手立てを打った手だてが、両方とも上手く行き、オマケとお釣りが付いて来る結果に成るとは、想像すらして居なかったと回顧録には残って居ます。
それがアースティア大戦末期の初頭の激闘と言われるブラキュリオス湖畔紛争の開戦まで、数日前の事でした。
アルガス公国・グラバラカス州・グラダマ市への歩き方。
リガ・ミリィー・ディーナ国際空港からアルガス公国・グラバラカス州・シベリナ鉄道アルガス公国線を使って二時間。
グラダマ市湾港からは居りて市内中心部へは交通機関で12分。
グラダマ市行政総合長舎
アルガス公国・グラバラカス州・シベリナ鉄道アルガス公国線・グラダマ市駅から公共交通機関を利用して10分。徒歩で15分。グラダマ市湾港から12分。
グラダマ市迎賓館
グラダマ市迎賓館は、アルガス公国に措ける由緒ある迎賓館の一つで、時を経た今でも国賓歓迎会や様々な行事界に使われて居る。
アルガス公国・グラバラカス州・シベリナ鉄道アルガス公国線・グラダマ市駅から公共交通機関を利用して10分。徒歩で15分。グラダマ市湾港から12分。
グラダマ市湾港
パイプ・ライン大河国際定期便船で入国かグラダマ市への公共交通機関を利用して12分。
アルガス公国軍・グラダマ騎士師団駐屯地
アルガス公国・グラバラカス州・シベリナ鉄道アルガス公国線・グラダマ市駅から公共交通機関を利用して10分。徒歩で15分。グラダマ市湾港から12分。
グラダマ騎士師団駐屯地への見学は不可だが、グラダマ騎士師団アースティア大戦記念館にて、グラダマ騎士師団に関する資料が公開されて居る
グラダマ騎士師団アースティア大戦記念館
グラダマ騎士師団駐屯地の南側に有るアースティア大戦に関する記録を後世に伝える記念館で、アルガス公国・グラバラカス州・シベリナ鉄道アルガス公国線・グラダマ市駅から公共交通機関を利用して10分。徒歩で15分。グラダマ市湾港から12分と成って居る。