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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第26章 勇壮なる大行進と交流演習っ!!東京サミット国際合同軍事演習会っ!! 2
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339話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 42

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午後18時00分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・地球海洋諸国連合同盟加盟国・ 日本列島・日本国・関東地方・東京都・港区・新橋・一丁目・6番・11号・読切テレビ・夕方レギュラーニュース番組・真相報道ドンピシャの収録スタジオにて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式が無事に終わり、お話の舞台は、再び日本の東京都へと移る。



 東京都・港区・新橋・一丁目・6番・11号に在るニッポッンテレビは、読切新聞社を親会社とするテレビ局で、東京読切巨人軍ジャイアンツと言う野球中継放送や金曜シネマロードショー、正午から○○思いっきりテレビ、ズームアップ、真相報道ドンピシャ等々言ったバラエティー番組やテレビニュースが有名では在るが、その中でも日曜日夕方に放送されて居る。


 放送回数が60年にもの長い月日に渡って放送されて居る落語大喜利長寿番組である笑楽点は、子供からご高齢の方々に至るまで知られて居る事で有名なテレビ局である。



 そんなニッポッンテレビの名物である夕方レギュラーニュース番組・真相報道ドンピシャの収録が開始されて居た。



「こんばんはっ!!!夕方の6時の報道ニュース番組、真相報道ドンピシャが始まります。」と司会者であり、フリーアナウンサーでもある。


 この番組の司会に選ばれ、元ニッポッンテレビ・アナウンサーでもある福田章の挨拶から番組は始まった。


「今週の真相報道ドンピシャは、東京サミット開催期間に合わせた特別編成でお送りして居ります。」 


 そうなのだ、真相報道ドンピシャは、人気番組である事から、東京サミット開催期間のアースティア世界・新国際安全保障会議を特集担当番組を担当する事に成った。


今日は、その2日目であった。


「今週の真相報道ドンピシャは、アースティア世界・新国際安全保障会議を特集担当番組を担当させて頂いて居ります。今日はその2日目と成ります。」と福田章のその隣には菊池玲と言うタレントで、この番組のアシスタントをして居る女性タレントと軍事・政治評論家の岡部こうさくの二人を交えての日本の今後を話す事に成って居た。


 岡部こうさくは、アニメや政治・軍事特集番組の監修や解説を引き受ける評論家である。


 特にアニメでは、実在する軍事技術の監修をして居る為か、アニメオタク内では割と知られた人物でもある。



「さて、早速ですが、今日の主な出来事です。ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島の王政国家であるコヨミ皇国にて、東京サミットの第三議題テーマ・アースティア世界・新国際安全保障会議のプログラムの一つとして、東京サミット関連記念式典行事が引き続き開催されて居ます。」


「東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観閲式に続いて開催されたのが、東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式です。」


「陸軍の実力・練度を披露する場である観閲式に続き、空軍の実力と練度での飛行能力をアースティア世界の国々に向けて披露し、抑止力とするのが狙いと成って居ます。」



「その内容とは?」と言う出だしから、観閲飛行の映像が流れて行く。


その映像は、自衛隊音楽隊による演奏が始まるシーンから始まり、航空中隊部隊以上の航空部隊による観閲飛行が行われ、最後に各国の国々の空軍力の実力を披露するデコイ魔法による実弾射撃演習やデコイ軍隊への白兵戦などの映像が流れされて行く所で、場面はスタジオへと戻った。



 カメラは、番組司会者である福田章と軍事・政治評論家である岡部こうさくの二人がカメラに映し出し番組が進行して行く。


「今回の東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式で披露された、観閲飛行や実弾射撃演習に付いての解説を昨晩と同じく。」


「軍事・政治評論家である岡部こうさくさんに解説をお願い致します。」


「岡部さん。早速ですが、今回の東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式で披露された、観閲飛行や実弾射撃演習に付いての詳しい解説をお願いします。」



 眼鏡を掛けたベテランアナウンサーの福田アナウンサーから、眼鏡と白髪の混じった頭髪に鼻の下にちょび髭を蓄えた中年のおじさんへとカメラが移り、少し聞き取りにくい口調で、一生懸命に視聴者達に向けて、話を始めたのである。


「ええ~、わたしが見る限り地球世界では有り得ない物が多々見受けられました。」


「例えばデコイ魔法と言う者ですね。」


「デコイ魔法ですか?」


「はい。流石は我が国のコンテンツ産業でも多々見られるような・・・剣と魔法のファンタジー世界とも言うべき魔法によるデコイ標的物を出現させる事により、コスト削減すると言う荒業とも言うべきファンタスティックな光景でした。」



「機会があれば是非ともまじかで見てみたいものですね。」



 そんな様子を解説するべく、岡部こうさくの解説と共に、観閲飛行演武演習の様子を写した映像も併せて報じられた。



「他にも飛龍部隊による模擬演武や白兵戦に加えて、魔導演武や亜人族による独特な演武内容と、地球世界製の兵器に負けない様子が見受けられ、仕事の都合で見られなかった事が悔やまれますねぇ~」と締め括る。



「本当に残念そうですね。さて、此処から8月27日・午後18時00分、現在の日本国内と地球海洋諸国連合同盟加盟諸国の様子をお伝えします。」と福田章は、次のニュースに移るべく、お馴染みの顔の映らないナレーション担当者からの声掛けから始まった。



「福田さん、菊池さん、こんばんはっ!」


「大塚さん、こんばんはっ!」


「何かトンデモナイ異世界ですが、国内ではごく普通の日常生活が流れて居ますよ。」


「今日の話題は、異世界アースティア世界の各国政府官僚視察団が、日本や東南アジア諸国を交流訪問をして居る話題からです。」と言うのは、ナレーション担当者にして、声優でも有名な大塚忠芳ちゅうぼうさんと言う人物だった。


 本名はおおつかただよしと言う名で、歳の離れた若い声優たちから冗談で、ちゅうぼうさんと呼ばれて事から面白いがって芸名を本名から変えて居るに至って居る。


 声種はバリトンで、主な役柄は悪役が多く、洋画の吹き替え、アニメのほか、報道やバラエティ番組におけるナレーションも多い事でも知られている。


 報道ニュース番組、真相報道ドンピシャの放送開始ごろからの一時期を除き、冒頭で「どうも、福田さん、菊池さん、こんばんは」と挨拶するのが恒例と成って居る。


「その中でもアブラヤシやゴムノキなどの産業用植物生産に付いての生産・貿易・技術供与などの検討会が行われましたが、農産工業が盛んであり、多くの畑や樹木園を有して居るアセニア亜人連合同盟から、効率的にやり過ぎていると指摘され、自然環境に配慮して、もっともっと分散して生産するべきだっ!!との指摘もあり議論が白熱して居るとのことです。」



 アブラヤシとは、ヤシ科アブラヤシ属に分類される植物の総称の事で、通称としてパームヤシと呼ばれることが多く、パームヤシからとれる植物油はパーム油と呼ばれ、熱帯地方における主要な換金作物の一つである。


 パーム油はパンやお菓子、洗剤など、さまざまな商品に利用されており、食品に使用するときは、トロっとした食感も、サクっとした食感も出すことが出来るとされて居る。


 他にも、他の植物油と違い、肥満や心筋梗塞を引き起こすとされるトランス脂肪酸を、ほとんど出さずに加工する事がでも知られて居る。


 更に、この苗を植えれば、年間を通して収穫できる時期が約20年以上続きますが、需要と供給が追い付かずに、需要ばかりが大きなる事で生産が追い付かない現状から畑を広げるべく、森林地帯の破壊が進んでしまって居る事が環境問題にも発展して居る。



  ゴムノキ・・・・言わずと知れたゴムの原料植物の事で、日本では単にゴムノキと言ったときに、産業的には天然弾性ゴムの原料として重要なパラゴムノキを意味することが多いが、家庭では、観葉植物として広く流通し、普及しているインドゴムノキを指すことが多い。


 そんなの産業用植物生産に付いての生産・貿易・技術供与などの検討会が行わて居たが、思わぬ所で地球世界時代からの産業依存問題を異世界国家たちから指摘されてしまうと言う切り口からで国内外のニュースの話題に移って行く報道ニュース番組たる真相報道ドンピシャは、今日も高視聴率をキープして行くのであった。


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