337話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 40
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午後13時15分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場・観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・ リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所・リナ専用控え室にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トキアード市立総合学園中等部時代の後輩であるサミー・シラインをも巻き込んだリナの錯乱騒動は、何も見て居らず、リナの秘密を知らないサミーを適当な言い訳をする事で誤魔化する事で事を収めた。
「はぁ~、だ~か~らっ!!何もないって、竜史の奴が不意に入って来た所をアタシの事を狙って入って来た曲者と勘違いをしたただけだってっ!!」
「そ・れ・にっ!!コイツは紅葉とアタシ・・・・紅花園の誓いの面子共通の友達だってっ!!これからは二ホンの下宿先での同居人にも成るから、コイツと親しく成ったのは、その縁故なのっ!!」とリナはやや怒鳴り散らすように言い訳を述べて居た。
「リナも長い放浪生活や帝国とへの個人破壊活動で、色々と有ると聞いて居るから、こんなにも身の安全性が確保されて居る所で過ごして居るんだ。自衛行為が過剰にも成るよ。」と竜史も補足説明をして行く。
「それに友達に成った・・・のかな?」
「のかなって?違うって言うのっ!?」
「まぁ、腐れ縁には成りそうだけどね。友達だって言うは認めるよ、同年代の女の子で、此処まで話せる女の子は、今まで居なかったしね。」
「・・・・そう・・・・」と、竜史の何気ない言葉にリナは何故か恥ずかしく感じてしまう。
「それに二人には咄嗟の事とは言え、悪かったわよっ!!」と不貞腐れるリナは、苦笑交じりに言うが、目が笑っては居なかった。
「それならば、構いませんが・・・・・・」
「それに今は、勘弁してくれる。お弁当を持って来てくれた竜史も、アタシとの打ち合わせを兼ねて、此処を訪ねて来たみたいだから、旧交をと思って来てくれたのは嬉しいから、暫くは二ホンに居るんでしょう?」
「ええ、技術交流留学生として、二ホン国内のいずれかの大学に通う事に成りますわ。」
「来年度からの入学を予定して居りますわ。東京近郊か関東地方の何れかと聞いて居りますが、具体的な話は、これからでしょうね。」
「分かったわ。お互いに落ち着いたら、連絡先を教えるから、今日の所は?」
「分かりましたわ、先輩。今度はちゃんとして下さいですわ。」とリナに釘を刺すサミー・・・・・突然に行方を晦ました事を根に持って居る事に起因して来る事からの苦言だった。
サミーが立ち去った。
「さぁて、先ずはお弁当・・・・ありがとう。そ・れ・とっ!!あんな恥ずかしい所を見られたし、それでメンタルが崩れて、仕事に支障が出るから、今は出て行ってっ!!!!」
「分かった。」
「何も聞かないの?」
「言いたくないなら聞かない。言いたければ聞くけどね。」
「そっ!!それと、リナが話したいから、スマホで報せるから、それまでは待ってって言って居る。今は魔法のコントロールに必要な精神集中力が居るから、取り乱すような精神状態は良くないから、貴方の事を視界には入れたくないから、勘弁して欲しいって言ってるのよ。」と言って、リナは竜史を部屋から追い出す様に廊下へと出されてしまう。
「リナ・・・・どっちのリナでも良いよ。勝手に言う独り言だからさ、リナの事は黙って居るから、何れにはみんなには言いなよ。」と言って立ち去る竜史。
「ありがと、竜史くん。」と赤らめる、本当のリナであった。
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午後15時35分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・万代市南部地域一帯の万代藩直轄所有土地・コヨミ皇国政府から日本国委託租借地・防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・万代支部基地・通称名・万代統合基地・航空自衛隊区画・陸海空自衛隊共用空港・万代統合基地空港区画・空自派遣隊待機所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式・特別合同記念観閲飛行に参加する航空軍を有する有志国連合による観閲飛行と模擬演武飛行が行われ、地球連合諸国や反帝国同盟諸国に加えて、中立国家諸国の腕競べが行われて来たが、いよいよ最後の大トリの出番こと、空自航空部隊による模擬演武飛行が始まろうとして居た。
参加するのは、この日の為に再編成された、空自の第9航空団那覇基地所属の神谷晶一佐と長谷川健児一尉らが率いる101小隊・202小隊から成る第一中隊。
速水勝二尉・速水絵里二尉の二人が率いる303小隊・404小隊から成る第二中隊。
柏崎速雄二射が率いる505小隊・606小隊から成る第三中隊を含めたF‐15J戦闘機から編成されて居る30機。
柴本幸弘一佐・塩谷光三一佐・大川徹一佐・立木秋彦一佐らが部隊長を務めるF―2A戦闘機の四小隊から成る二個中隊が20機と成って居る。
因みに速水絵里二尉とは?
沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊のクールでイケメン、天才的で抜群の操縦センスを持つ空自隊員として知られる速水勝二尉の奥さんで、新人研修時代からのライバルパイロットだった事でも知られる空自きっての女性エースパイロット。
気が強く、男勝りな性格から、結婚相手は自分よりも強い相手出ないと駄目であると公言しており、幾つかの基地を転属する度に交際決闘を申し込まれる男性空自隊員が居たが、あっという間に撃墜判定を食らわせやったと言う事は有名な話である。
しかしながら、速水勝だけには勝った試しが無かった為、これで負けたら結婚して貰うと決めたが、最後の勝負と決めたドッグファイト訓練で見事に玉砕。
後に結婚して欲しいと猛アタックして、根負けした速水勝の奥さんと成った。
その話は地球世界の空軍パイロットの間では有名な話で、コンビを組まれると厄介な夫婦として恐れられて居ると言う。
沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊で率いる部隊は、404小隊で、異世界アースティアへと転移した後に戦時体制と成った為に、303小隊・404小隊から成る第二中隊へと本格的な編成へと移行された部隊の副隊長を務めている。
今回、彼女が特別国際合同航空観閲式・特別合同記念観閲飛行にやって来たのは、以前のダバ派遣隊の時には置いてけぼりを喰らって居たが、今回は重要な式典であり、第9航空団那覇基地所属のエースパイロットとして正式に招集された為と付け加えて置く。
神谷晶一佐が率いる空自代表航空部隊は、それぞれの戦闘機をキイイイイイィィィィィーーーーーーーンッ!!とジェットエンジンを響かせながら発進態勢を整え終え、離陸許可命令を今か今かと待ち続けて居た。
そんな時である・・・・・万代統合基地・航空自衛隊区画管制塔の管制官から離陸許可命令が下された。
「此方は万代統合基地・航空自衛隊区画管制塔司令室です。サシバリーダー、神谷晶一佐と空自代表航空部隊の離陸を許可します。」
「サシバリーダー了解っ!」
「聞いての通りだっ!!最後にド派手に俺たちの腕前を見せつけて、フィナーレを飾ろうじゃないかっ!!」と締め括る神谷晶一佐は、戦闘機をキイイイイイィィィィィーーーーーーーンッ!!とジェットエンジンを響かせながら滑走路から大空へと飛び立って行く。
それに続く空自代表航空部隊らも、神谷一佐の後に続きつつ、戦闘機をキイイイイイィィィィィーーーーーーーンッ!!とジェットエンジンを響かせながら滑走路から大空へと飛び立って行く。