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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第26章 勇壮なる大行進と交流演習っ!!東京サミット国際合同軍事演習会っ!! 2
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336話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 39

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午後12時40分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場・観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・ リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所・リナ専用控え室にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 リナが観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師としての休憩時間に入り、そんな中でリナが控え室へとトボトボと歩いて行くのをタイミング良く見かけた竜史。



「あっ!?あの大きな図体・・・と言うと、怒られそうだが、リナのボデイスタイルと背丈って言う奴は、それだけ分かり易いからね。」


「紅葉さんたちが、公の場で活躍するリナの為に、みんなで作った弁当を用意してあると言って有るからと用意した弁当を届ければ、さっきの負けで気落ちしたリナの気持ちも和らぐ筈だしね。」


「それにまだまだこれからお仕事が有るし、交代時間も有るから、少しは急いで届けないと、二時過ぎからまた交代で出番が回って来るから、早くゆっくり出来る時間を作って上げないとなぁ~」と、独り言を言いながらリナの後を付けて行く竜史。




 そのリナは、近くに竜史やサミーたちが来て居るとは知らず、それどころか何も気付かずに、控え室へとトボトボと歩いて入って行く。



 

 控え室へと入ったリナは、気の強そうなツリ目をした顔立ちは、キリリした目付きがクールビューティーに見えてしまう顔立ちが、すう―っと変化して、目が垂れた感じで弱々しい雰囲気への有る風貌の顔立ちと変わった。


「リナせんぱ~いっ!!貴女のサミーが、今から参りますわ~」とルンルン気分なスキップでリナの元へ向かって居たサミー。

 


 改めて言うが、友人となりつつある竜史と後輩であるサミーたちがやって来る事を知らないリナはと言うと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!やられたぁ~っ!!悔しいようっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!ふへえええ~~んんんっ!!」



「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!もうっ!!何だって、魔導フレア発射機なんてものが有るのようっ!!あれワタシでも考えなかったのに~っ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!」


「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!だからワタシって、何やっても自信が持てなくてっ!!何時までもリーナに頼り切りで・・・・ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!ふへえええ~~んんんっ!!お姉ちゃ~んっ!!わ~んっ!!わ~んっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ふへえええ~~んんんっ!!」


「はぁ~、はいはい、アタシだって悔しいわよ。だからさ、リナもさ、もう少自信を持とうよ~」


「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!でもリーナっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!ふへえええ~~んんんっ!!」


「もう、リナは相変わらずの泣き虫さんよね~」


「だってっ!!だってっ!!未だにこんな姿格好なんて恥ずかしいしっ!!男の人の視線も怖いしっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!」と泣いて居るリナ。



 実はリナは、エリンとの度重なる修行での恐怖や見た目が思いっ切り変わった事を恥ずかしがってしまって居る事も含めて、昔から性格的に自信が無い事も有り、姉であるレナを探す旅にも出てて行く上で、必要な自信と言う感情を手に入れる必要が有った。


 それを手に入れるべく、リナは仮想人格を魔法で作りだしたのが、リーナ・・・・詰まりは口汚ないツンデレさんな性格の持ち主としての表向きの人格として知られて居る雷帝のリナと言う訳であったのだった。




 そんな訳で、本当のリナは口がチョッとだけ悪い自信が全く無い、泣き虫さんなだけの女の子と言う訳である。



 しかしながら、そんな人前では見せられないリナの秘密を・・・・・最初から見てしまったのが竜史だったりする。


(・・・・・・あー、これはアレか?アレなのか?)


(所謂ところの・・・・諸般の事情で人格が二重に成って居るのか?または仮想人格で、強気に成る様にして居るのか?まぁ、どっちしても、そうしなければならない理由って奴は分からないが、兎に角、見てはいけない物の様だっ!!)



(何だかんだで、リナは気に良い友人同士に成れそうだしな。彼女の名誉の為にも、此処は知らないフリ、知らないフリっと・・・・・・では無く。見なかった事にしようっと・・・・うん、その方が彼女の為だしね・・・・そうっと・・・・・・・・)


(それっ!!抜き足差し足、忍び足っと・・・・・抜き足差し足、忍び足っと・・・・・抜き足差し足、忍び足っと・・・・・・・・・・)




  後ろから何某かの気配を感じて、振り返って見ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「・・・・・・・・・」と無言でコッソリと振り返りながら、丸でこの状況を見なかった事にしようと、立ち去ろうとして居た竜史の姿があった。


「うううっ!!うううっ!!うううっ!!なっなっなっ、何でっ!!此処にっ!!竜史くんが居るのおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!いやああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!」と、完全に口調と性格が正反対のリナの姿を見てしまった竜史は、じぇじぇっ!!な感じで、更に更にびっくりポンっ!!と成ってしまった為、取り敢えずは見なかった事にしようと、コッソリと静かに、そして素早く立ち去ろとして居た時である。



 しかしながら、緊急事態と成って混乱した本物リナは、意識がフリーズ状態に陥って事で、仮想人格であるリーナが表に出て来ると、リーナは素早く竜史の右肩を力いっぱいに鷲掴みにして、彼の事を逃がすまいと引き止めたのであった。



「おいっ!!」


「・・・・・・」



「見ただろう?」


「・・・何の事でしょうか?僕は道に迷っただけの・・・しがない日本国の中央官庁の新米一般職員ですので・・・では・・・・・」


「見たな?見たよなっ!!りゅ~じっ!!今更知らないとは言わせないぞっ!!」とリナは、物凄い握力・・・・身体強化魔法を使った握力で、竜史の方をがっしりと握って居た。


「あははははは、これはアレですか?アレですよねえ~・・・・・僕の事は、お呼びでない?お呼びでないよね?お呼びでないですね?こりゃあまたっ!!失礼いたしましたっ!!」と往年の喜劇スターの如きセリフで誤魔化そうとしたが・・・・・・・・・・・・・・・・・


「「あははははははははっ!!」」



「笑って済むかっ!!バカがっ!!貴様も好きなシチュエーションで意識を飛ばしてやろうっ!!竜史っ!!今から貴方の事を電撃でお仕置きだっちゃっ!!」と、高見家に居た時に偶々竜史が見ていたうっ星やつらっ!!と言う往年のアニメを見かけた時に見ていた名シーンを魔法で再現してやった。


「やっぱりいいいいぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーっ!!!!いやああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!お助けえええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」と叫んだ竜史は、軽く痺れる電撃魔法を喰らうと、往年の鬼娘宇宙人が撃ち放った電撃攻撃を喰らった青年ような末路を辿るのであった。




 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!



 電撃攻撃を喰らった竜史の悲鳴は、廊下まで響くのは自明の理である。



 そんな悲鳴を聞き付けたリナの後輩であるサミー・シラインは、何事かと急ぎ駆け付けた。



「リナ先輩っ!!如何しましたの?って・・・・せせせっ、先輩っ!!その姿とその体勢と・・・・何なんですのっ!!その男はああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!」と叫んだサミーが見たのは、何かと言うと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「うううっ!!これが・・・・噂に聞く・・・電撃の痺れと言う・・・・奴か・・・・・・ガクッ!!・・・・・・・」と、気絶する竜史。


 その竜史は、リナに関節技を決められた状態で、電撃魔法の不思議と黒焦げに成らない程度の威力を喰らわされて居たが、それが赤の他人からすれば、竜史の頭を豊満なバストで締め付けような体勢に成ってしまった風に見えて居た事であった。



「ああんんっ!?誰かと思ったら・・・・サミーじゃないかっ!!何勝手に部屋に入って来てんのよっ!!!!」


「ええっと・・・・・その・・・・・・リナ先輩とお昼ご飯をですわ・・ね・・・・・・ご一緒にと・・・・・思いまして・・・・・・・あははははははははっ!!」



 リナは長い間、赤の他人を含め、知人・友人・親族・親戚に至るまで隠し通して来た一番の秘密を間抜けとお人好しも良い所な上に、二ホン人ではオタクと呼ばれる一般庶民の男に事が露見した事で気が立って居り、尚且つ興奮状態で怒って居た為に、物凄く不機嫌な所であった。



 そんな所に、又もやバレたのかと早合点してしまったリナは、八つ当たりにも似た感情をサミーにぶつけてしまう。


「記憶ごと消し飛ばすっ!!アンタもお仕置きよおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!!!ライトニングッ!!ボルトおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!!!」


「先輩っ!!お助けをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」と不思議と黒焦げに成らない程度の威力を電撃魔法を喰らってしまった。



 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!


 ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!ビリビリビリビリビリッ!!!!



「ひやあああああぁぁぁぁぁーーーーっ!!これって久しぶりですわあああぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!」


 リナは15歳以前の性格は、口がチョッとだけ悪いくらいで、とても大人しかったが、怒ると怖い一面を持ち合わせて居た所もあった。


 後輩であるサミーが、リナに対して、実害ある失敗をしたと時には、毎度不思議と黒焦げに成らない程度の威力を電撃魔法のお仕置きを喰らってしまった。



 サミーの悲鳴は、竜史と同じく廊下に聞こえるくらいに響く事に成るが、誰も駆け付けたるような騒動には成らなかったと言う。


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