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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第26章 勇壮なる大行進と交流演習っ!!東京サミット国際合同軍事演習会っ!! 2
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332話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 35

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午前12時10分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



リナのサプライズ新作魔法が破れ、ラピスの作戦勝ちと成った演武飛行が終わった最中で、竜史や紅葉たちは、親友同士のじゃれ合う模擬試合を笑いながら見ていた。



「ぷくくくくっ!!あははははははははっ!!あ~おっかしいっ!!」


「リナも良い薬に成るだろう。昔からあいつは変な所で、大ポカするからな。」と笑い合う紅葉とクリス。


「リナちゃんったら、小さい頃からとっても、お勉強は出来るんだけど・・・ぷぷぷっ!!はぁはぁはぁはぁはぁ・・・・・肝心な所でね、勝負事の知恵が最後まで回らないんだよね~」と言うアリスも笑って居た。


「それで良く、レナ姉上に怒られ・・・はうっ!!レナ姉・・・・・ガタガタッ!!ブルブルッ!!ガタガタッ!!ブルブルッ!!ガタガタッ!!ブルブルッ!!ガタガタッ!!ブルブルッ!!ガタガタッ!!ブルブルッ!!」と、ハンナは3人の姉たちの一人の名前を口にした事で、トラウマ・スイッチが入ってしまい、ガタガタッ!!ブルブルッ!!ガタガタッ!!ブルブルッ!!と震え出してしまった。



「リナは、事ある事に姉さんたちに、こっぴどく言われて居るだろうに、全く懲りない奴だなぁ~・・・・・」と呆れるシェスカだった。



「あっ!そうだっ!!リナも、そろそろ休憩時間だった筈だ。お弁当でも差し入れて上げようっと・・・・・」と言った竜史は、自分のお弁当とリナの分もを持って、リナの元へ急ぐ事にした。


 わざわざそんな事をしなくても良いのだが、リナからの相談を受けた物として、散々な結果に終わった彼女の事を励まそうと考えたらしい。






アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午後12時20分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場・観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・ リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所・リナ専用控え室にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 リナが観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師としての休憩時間に入った頃の事である。



 観閲飛行演武開催関係者たちが昼休みに入る時間帯だが、演武飛行は続けられて居る為に、見にやって来た観戦者や主催者運営関係者と言った両者らに取って、そんな事は関係無く、観閲飛行式は続いて行く。




 そんな中でリナは、控え室へとトボトボと歩いて入って行く。


 控え室へと入ったリナは、気の強そうなツリ目をした顔立ちは、キリリした目付きがクールビューティーに見えてしまう顔立ちが、すう―っと変化して、目が垂れた感じで弱々しい雰囲気への有る風貌の顔立ちと変わった。


「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!やられたぁ~っ!!悔しいようっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!ふへえええ~~んんんっ!!」



「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!もうっ!!何だって、魔導フレア発射機なんてものが有るのようっ!!アレってば、このワタシでも考えて居なかったのに~っ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!」


「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!だからワタシって、何やっても自信が持てなくてっ!!何時までもリーナに頼り切りで・・・・ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!ふへえええ~~んんんっ!!お姉ちゃ~んっ!!わ~んっ!!わ~んっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ふへえええ~~んんんっ!!」


「はぁ~、はいはい、アタシだって悔しいわよ。だからさ、リナもさ、もう少しだけさ、自信を持とうよ~」


「ぐすっ!!ぐすっ!!うううっ!!でもリーナっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!ふへえええ~~んんんっ!!」


「もう、リナってば、相変わらずの泣き虫さんよね~」


「だってっ!!だってっ!!未だに、こんなボッキュンっ!!!ボインっ!ボインっ!な姿格好なんて・・・はっ、はっ、はっ、恥ずかしいしっ!!男の人の視線も怖いしっ!!ふへえええ~~んんんっ!!ぐすっ!!ぐすっ!!ひっくっ!!ひっくっ!!」と泣いて居るリナ。


 実はリナは、エリンとの度重なる修行での恐怖や見た目が思いっ切り変わった事を恥ずかしがってしまって居る事も含めて、昔から性格的に自信が無い事も有り、姉であるレナを探す旅にも出てて行く上で、人前でしっかりして立ち居振る舞いに必要な勇気と自信と言う感情を手に入れる必要が有った。


 それを手に入れるべく、リナは仮想人格を魔法で創り出したのが、リーナ・・・・詰まりは、今、本物のリナの代わりを務めて居ると言う人格。


 普段から口汚ないツンデレさんな性格の持ち主としての表向きの人格として知られて居る雷帝のリナと言う訳であったのだった。



そんな訳で、本当のリナは口がチョッとだけ悪い自信が全く無い、泣き虫さんなだけの女の子と言う訳である。




 そんな時だった。



 後ろから何某かの気配を感じて、振り返って見ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「・・・・・・・・・」と、無言でコッソリと振り返りながら、丸でこの状況を見なかった事にしようと、立ち去ろうとして居た竜史の姿があった。


「うううっ!!うううっ!!うううっ!!なっなっなっ、何でっ!!此処にっ!!竜史くんが居るのおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!いやああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!」と、完全に口調と性格が正反対のリナの姿を見てしまった竜史は、じぇじぇっ!!な感じで、更に更にびっくりポンっ!!と成ってしまった為、取り敢えずは見なかった事にしようと、コッソリと静かに、そして素早く立ち去ろとして居た時である。


 しかしながら、緊急事態と成って混乱した本物リナは、意識がフリーズ状態に陥って事で、仮想人格であるリーナが表に出て来ると、リーナは素早く竜史の右肩を力いっぱいに鷲掴みにして、彼の事を逃がすまいと引き止めたのであった。



「おいっ!!」


「・・・・・・」



「見ただろう?」


「・・・何の事でしょうか?僕は道に迷っただけの・・・しがない日本国の中央官庁の新米一般職員ですので・・・では・・・・・」


「見たな?見たよなっ!!りゅ~じっ!!今更知らないとは言わせないぞっ!!」とリナは、物凄い握力・・・・身体強化魔法を使った握力で、竜史の方をがっしりと握って居た。


「あははははは、これはアレですか?アレですよねえ~・・・・・僕の事は、お呼びでない?お呼びでないよね?お呼びでないですね?こりゃあまたっ!!失礼いたしましたっ!!」と往年の喜劇スターの如きセリフで誤魔化そうとしたが・・・・・・・・・・・・・・・・・


「「あははははははははっ!!」」



「笑って済むかっ!!バカがっ!!貴様も好きなシチュエーションで意識を飛ばしてやろうっ!!竜史っ!!今から貴方の事を電撃でお仕置きだっちゃっ!!」と、高見家に居た時に偶々竜史が見ていたうっ星やつらっ!!と言う往年のアニメを見かけた時に見ていた名シーンを魔法で再現してやった。


「やっぱりいいいいぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーっ!!!!いやああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!お助けえええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」と叫んだ竜史は、軽く痺れる電撃魔法を喰らうと、往年の鬼娘宇宙人が撃ち放った電撃攻撃を喰らった青年ような末路を辿るのであった。


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