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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第26章 勇壮なる大行進と交流演習っ!!東京サミット国際合同軍事演習会っ!! 2
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331話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 34

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午前11時45分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・万代市南部地域一帯の万代藩直轄所有土地・コヨミ皇国政府から日本国委託租借地・防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・万代支部基地・通称名・万代統合基地・航空自衛隊区画・陸海空自衛隊共用空港・万代統合基地空港区画にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 セラルーノ王国軍の第一王女・ラピリオス・サハリンラードをセラルーノ王国・水竜騎士団長とするセラルーノ王国・水竜騎士団・水竜騎士大隊が、3つの3個大隊編成で観閲飛行演武の為に、万代統合基地空港区画の指定場所で、演武飛行への準備及び待機をして居た時の事である。



「ラピス~」と気さくな口調で話しかけて来たのは、エスカリーナ・リビットこと、通称名はエスカ。



 ホビット族で、年齢は150歳であり、その幼い見た目と見姿と違って人間族わりも年上である。


 レノア地方・ミンフィル平原地方北東部の山岳地帯の麓を中心としたホビット族であるリビット族の出身者の魔導師で、王都・マルス市の王立マルス魔導学院を主席で卒業をしながらも、独特な魔導学を探究する為に、故郷に戻って、ヘンテコな魔道具を造る事で知られている人物。


 世情と関わらず、ただひたすらに好きな事に没頭する性格で、ミンフィル王国の革命事を知らずに過ごして居るほどである。


 ユーゴが国家発展の為に、優れた人材を探して居る中で、王都・マルス市の王立マルス魔導学院を主席で卒業をしながらも、独特な魔導学を探究する為に、故郷に戻って、ヘンテコな魔道具を造る人物が居ると聞き付け、エスカを訪ねたが、案の定・・・・マッドサイエンティストな博士が発明品を造って居る時の・・・・・・お約束である爆発の被害に遭ってしまった。


 その後は、国家予算を付けて、好きに研究や発明をして良いと言う条件を付けた上で、王立マルス魔導学院の専用研究所の所長博士の座を与えられて居る。



 その性格は自由気ままで、さっぱりとした気さくな性格の持ち主で、その容姿は、身長155センチの背丈と小柄な体型で、焦げ茶色の髪色とショートヘアースタイルに加えて、幼い童顔な風貌の顔付きの眼鏡っ子である。



 そんなミンフィル王国の奇人変人な問題人と言う発明家としての三拍子が揃って居る変り者が、日本国が租借して居る万代統合基地空港区画にやって来たのかと言うと、ある依頼をラピスから受けて居たからだった。


「エスカ?・・・・・と言う事は、間に合ったのね?」


「ふっふっ~ん!!このエスカさんに任せれば、大抵の事は何とか成るのよ~」と得意気言う童顔の眼鏡っ子な博士は、小さな体型をふんぞり返る様にして発明品を王立マルス魔導学院研究員やミンフィル王国軍の護衛兵士たちに運ばせていた。



「流石に地球製の技術力をそのままコピーするのは、無理なんだけれども、似たような物を造って、真似くらいならば、このわたしにでも何とか成ったわ~」


「じゃっじゃ~んっ!!これぞっ!!エスカさんの新発明品っ!!マジック・フレア発射装置っ~!!」


「・・・・と言っても、マジック・ミサイル発射機の方は、まだまだこれからなんだけどね~」と言うエスカは、地球人さん達から『そんな恐ろしい物まで真似る気なのかよっ!!』と、総ツッコミをしたくなる様な変人さんだった。



「効果が有るのか、如何かは、実戦で使って見ないと分からないけれどねっ!!」


「既存と自作のマジックアロー系の魔法くらいならば、効果が得られると実験テストで出たから、後は実戦データを得られて、改良すれば完璧な筈よっ!!!」と言うエスカの一言に、思わずズッコケをしたくなるが、マジック・ミサイル発射機が出来て居たのだから、致し方が無いと言える。



「・・・・・と言う事は、まだ確実に使えるのかが分からないと言う事です?」


「そうとも言うわね。」と、得意気に言う童顔の眼鏡っ子な博士は、小さな体型をふんぞり返って開き直って居た。


「兎に角、これでリナの意表を付けられるわっ!!ありがとうっ!!」


「そんな事は無いよ~、結果は見て居るから、使い心地の感想だけを後で聞かせてね~」と言って、さっさと立ち去るエスカであった。




アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午後12時00分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場・観閲飛行演武会場・セラルーノ王国・水竜騎士団・水竜騎士大隊・セラルーノ王国軍・第一王女・ラピリオス・サハリンラード本隊直営部隊にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 そして、場面は、観閲飛行演武会場へと戻る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 「新技っ!!ライトニングっ!!ホーミング・ミサイル光弾っ!!無数の魔光弾がアンタとアンタの部下たちを追尾する魔法光弾よっ!!流石にこれは避けられないでしょうっ!?」と勝ち誇った顔付きをするリナは、得意気に言う。




 それに対して、ラピスは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「アクエルっ!!少しだけ動きが激しく成るわ。行けるわよね?」  


「キュウウゥゥ~ンッ!!」と返事をするアクエルは、回転を交えた回避運動を取った。



その他の水龍たちらも似たような回避行動を取り始めた。




 キュイイイイイィィィィーーーーーーーーンンッ!!ズッキュウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッ!!


 キュイイイイイィィィィーーーーーーーーンンッ!!ズッキュウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッ!!


 キュイイイイイィィィィーーーーーーーーンンッ!!ズッキュウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッ!!


 キュイイイイイィィィィーーーーーーーーンンッ!!ズッキュウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィーーーーーーーーンンッ!!ズッキュウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッ!!と500ほどの誘導魔法光弾が追いかけて来て居たが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「マジック・フレア発射装置っ!!発射っ!!」



 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!


 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!

 

 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!


 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!


 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!


 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!


 カパッ!!スパパパパパッ!!ババババババーーーーーーーーーーンンッ!!



 水龍たちらの竜鞍と呼ばれる皮製の生地装飾品の両脇・・・両足の両脇部分に取り下げられて居る木箱が、バカッと8連装式の扉を開くと、中からロケット花火の様な物体が飛び出すと、追いかけて来た500ほどの誘導魔法光弾に向けて発射されて行く。


すると誘導魔法光弾らは、その後を追いかけて行く。


その最後、あっけなく爆散して行く事に成った。

 


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!


 ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・・・ドッカ―ンッ!!ドッカ―ン!!




「なっ、ななななっ、何なんなのよっ!!あんなのを用意して居るんなんてっ!!聞いて無いわよっ!!きいいいいぃぃぃっ!!ラピスの奴っ!!やってくれたわねえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」と、致し方が無いとはいえ、親友であるラピスに出し抜かれた事に心底、悔しがるリナであった。


師匠であるエリンは、『妾があれ程言って居った筈じゃろうに、油断大敵っ!!とのう・・・・リナの奴め、まーた図に乗って居った様じゃ!!』と呟いたと言う。


 リナの渾身の傑作魔法であるライトニングっ!!ホーミング・ミサイル光弾は、術者が狙い撃ちにしたいと定められた目標へと飛んでいく様にする過程で、レーダー波に良く似た魔導電波を発生させつつ、追尾する代物で、科学技術力に比べたらまだまだな物だが、現時点では優れた誘導魔法光弾と言えるだろう。


 しかしながら、王立マルス魔導学院の専用研究所の所長博士の座を与えられて居るエスカリーナ・リビットこと、通称名はエスカが、ラピスの提案と発案で、一週間くらいの突貫作業で造られたマジック・フレア発射装置。


 原理は地球製ジェット戦闘機に搭載されて居るフレア発射機と似たような物である。


 ラピスは、この日に備えて万が一、リナが誘導魔法光弾の開発をして居るかも知れないと踏んで、対地球製兵器対抗・竜騎士専用回避魔導装置の開発を依頼。


 おもちゃのロケット弾発射装置に似たような構造でも良いから、何とかなりませんか?との依頼を見事にこなしたエスカであった。


「よーしっ!!これで次の発明の予算が付くわっ!!何を造ろうかしら~」とガッツポーズを取るエスカだった。


 マジック・フレア発射装置は、追尾して来るであろう、誘導魔法光弾が発するレーダー波に良く似た魔導電波を攪乱させ、ロケット弾の様な妨害弾へと目標を強制変更させつつ、周囲数百メートル圏内で発せられて居る術者の魔道思念波すらもかき消す事が出来る代物である。


 リナは恨めしい言葉を大声で叫びながら、又もや地団駄を踏む事に成る。




「さぁて、最後は・・・・・せいっ!!やあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーっ!!」とデコイ魔法で動いて居た総大将デコイを討ち取り、飛行演武を勝ちで飾るのであった。




「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」」」」」」


「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」」」」」」


「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」」」」」」


「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」」」」」」


「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」」」」」」




 王女であるラピスの戦勝を見た観衆たちらは、歓喜の声で、その勝利を称えたのであった。


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